この記事は、明星の麺神 めがみ を食べた感想を書いています。
袋ラーメンのなかでは、もっともふとましい麺のひとつに数えられる麺が特徴です。
よくぞこの生麺のような太い麺を袋ラーメンにできたなと感心させられました。
麺をゆでる時間は、驚愕の7分。それだけで麺神の麺の太さが想像できるのではないでしょうか。
白いお湯と書かれたスープは、どっぷりとどろりと濃くコラーゲンがたっぷのように感じられました。
最後に、お値段もお高い麺神さまです。袋ラーメンのなかでは、お高い部類にはいります。
しかし、まるでお店で飲むようなこってりとした鶏白湯スープ、そして、生麺のように太い麺の麺神です。外出して食べる時間とお金を比べると。
明星 麺神 鶏白湯 【 実食レビュー 】
麺
白濁したスープに、太く黄色い麺が浮かんでいます。
まるで生麺、よく袋麺の宣伝に書かれていますが、麺神もかぎりなく生麺の食感にちかい麺のひとつだと言えます。
そして、袋麺としては太すぎるほど太い圧巻の太さ。幅がひろい麺はよくあります。しかし、麺の厚みが太い。麺に5mmほどの厚みがあります。
麺の厚みは、それだけ粉が凝縮されており、粉の甘味を堪能できます。しっかりと麺をゆでても表面はとけていません。ピンッと屹立しています。
がっちりとした歯を押しかえすような噛みごたえがあります。粉と粉の密着をときほぐすように、もにゅもにゅと麺を噛む。そうすると、小麦を焦がしたような、熟成させたような甘さが染みでてくるではありませんか。
ぷちっと噛みきった短い麺は、まるでニョッキやマカロニのように感じられました。
凡庸なチェーン店の麺を超越した、明星のように燦然と輝くまるで生麺のように感じられる麺神 めがみ の麺。
スープ
こってりと濃いスープです。しかし、香りにかんしては控えめです。白湯といったさっぱりとした香り。
スープを飲むと様相が一変します。どろりとしたジェル状のような濃い液体が、てらてらと麺にからみつき、生麺のような麺が、するりと口にすべりこんでくるのです。
はじめは、あまり濃いように感じません。ヨチヨチとヒヨコが歩くように、どんどんとスープは濃くなってきます。
どれだけの鶏の骨が捧げられたのだろうと考えずにはいられないほど、鶏のコラーゲンたっぷりなスープです。
鶏の旨味と香りだけではなく、タマネギやニンジン、リンゴも一緒に煮つめたような丸みをおびた甘さも感じられます。
食べおわったあとは、麺だけでなく、唇までがテラテラとしています。
鶏白湯は、たしかに、濃いです。ラーメンを食べたと満足できる濃さを堪能できます。
スープは辛くはありません。辛いスープが好きなかたは、調味料を用意なされたほうがよいでしょう。柚子胡椒あたりが、麺神 鶏白湯にはミートするように思いました。
また、輪切りのレモンと黒胡椒をたっぷりとふりかけるのもよいものです。
あっさりとしたレモンの黄色い酸味と黒胡椒の黒い鮮烈な芳香が、鶏の濃い雲のようなスープを突きぬける一陣の風となりお口のなかをリフレッシュ。
明星 麺神 鶏白湯の作り方
明星 麵神 鶏白湯には、四角にまとめられた麺と液体スープ、粉末スープがはいっています。
550mlの熱湯を用意して鍋にいれます。そして、熱湯をいれた鍋に麺をいれゆでます。グラグラと沸騰させない中火で麺を7分ゆでます。
ゆでる麺の時間を二度見しました。麺の太さを確認したのち、ゆで時間に納得しました。
麺をゆがいているあいだに、液体スープと粉末スープを麺神を食べる器にいれておきましょう。
麺を7分ゆでたあと、まずはお湯だけを器にいれ液体スープと粉末スープを溶かしましょう。さらりと溶ける液体スープと粉末スープでした。
ゆでる火力によっては、水が蒸発しすぎている可能性があります。スープの濃さを確認し、お湯で調整するなどしてください。
鍋から器に麺をいれれば、麺神の鶏白湯のできあがりです。お好みの食材をトッピングしてください。
ふつうの袋ラーメンよりは、調理時間がすこしだけ長いです。2分ほど待つ価値はあるように思いました。
出かけたり、待ったりする必要がありません。お家で、お店で食べるような麺とスープを堪能できます。
麺神 めがみ 鶏白湯を食べた感想【 まとめ 】
麺神の麺は、袋ラーメンの麺のなかでは、もっともぶ厚い麺のひとつだと思います。
つるりと滑らかなれど、かっちりとした噛みごたえがある麺です。短くなった麺は、ニョッキやマカロニのような食感のように思いました。
鶏白湯は、こってりというよりも、どろりとしたからみつく鶏のコラーゲン。野菜などの甘味を堪能できます。
まるで生麵のような麵。そして、お店で提供されるような、こってりとしたスープの麺神 めがみ 鶏白湯でした。
お値段はちょっとお高い麺神さまです。しかし、お店にでかけたり、行列に並んだりとすることを思えば。
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