【 日清 】ゆでるからうまいどん兵衛&焼いたらうまかったU.F.O.【 レビュー 】ゆでる、焼いたらまるで生麺だった

インスタント袋麺・インスタント麺

この記事は、ゆでるからうまい! 日清のどん兵衛のそばとうどん、そして本当に焼いたらうまかった 日清焼そばU.F.Oを食べた感想を書いている記事です。

ゆでて作るそばと焼いて作る焼そばは、生麺そのもの。スーパーで売られている袋麺よりも、確実に生麺しています。うどんは、う~ん。

そばもうどんのお汁は、かつおや昆布でとったような香りは強く、風味も広くひろがります。そして、飲める旨さです。

焼くことで、焦げたソースの暴力的な香り、焼いていないU.F.O.が飛べないU.F.O.だとすれば、焼いたU.F.O.は空を飛んでいるU.F.O.。飛べないU.F.O.は、ただの飾りですよ。

おいしくお手軽に作れる商品です。ただ、ちょっとお値段がね、高いんですわ。

ゆでるからうまい! 日清のどん兵衛 なめらか太そばのレビュー

このパッケージどおりでございます。かくじつに、ゆでたどん兵衛はうまいです。

カップではなく、袋にいれられている麺も丸められています。そばの見ためはカップとあまり違いがないように感じられました。袋のなかには、そばと粉末スープだけがはいっています。具はありません。

ゆでるからうまい! 日清のどん兵衛 なめらか太そばの作り方は二つ。お湯でゆで湯切りをしてから、新しいお湯で作ったお汁にいれる方法と、そばと食材をいっしょに煮こむ方法があります。

どちらの食べ方も試しました。お好みの作り方をお試しください。

湯切り調理

700mlほどのお湯をボコボコと沸騰させ、丸くかためられたそばをいれます。火傷には御注意を。

やらわかくなるまで3分ほどゆでます。しっかりとしたコシのあるそばです。ときどきゆで加減と確認しながら、お好みのかたさになるまでゆでましょう。

食べる器に粉末スープをいれ、熱々のお湯250mlをいれます。250mlと書かれていますが、塩辛く感じました。粉末スープはすべていれず、あとから調整するとよいでしょう。

そして、澄んだスープがうまい、と書かれているのですが、澄みません。しっかりと濃い茶色になりました。

お好みのかたさにゆでたそばをザルにあげ水を切りましょう。

水を切ったそばを澄んでいないスープがはいっている器にいれれば出来上がりです。お好みの食材をのせましょう。

濃い色のお汁は、香りも濃いです。カツオ節の香りがむんむんと器のうえを跳ねまわっています。カツオ節の風味だけでなく、醤油とミリンで味を整えたような腰の強いお汁です。カップのお出汁にくらべると、1.5倍ほど香りと風味が濃いように感じました。

そばから蕎麦粉の香りはしません。ここで驚いたことがひとつ。水でしめていないのに、そばのまわりに粘りもなくツルツルとしています。ちゅるちゅるとノドゴシよくすすれるんです。

しっかりとした噛みごたえのコシがあります。カップそばのたよりない蕎麦のコシではありません。

広告にいつわりなし、カップの蕎麦よりうまい、そして、そこらへんの駅なかのそばよりもうまい、そう感じました。ここまで進化したのか日清そばは。ゆでたどん兵衛うまし。

そばをゆでたあとのお湯です。しっかりとそば湯のように濁っています。ただ、こまかい油も浮いていますね。

具材と一緒に煮込む

550mlのお湯を鍋にいれボコボコと沸騰させましょう。丸められたそばを鍋にいれます。火傷には御注意。

お好みの食材をくわえ一緒に煮込みます。豚肉など火をなかまで通す必要のある食材は先に煮ておくとよいかもしれません。

おこのみのかたさにそばがゆであがったのを確認し火を止めましょう。粉末スープをお鍋にいれかき混ぜます。粉末スープはすこしずついれ味を確認するとよいでしょう。

鍋から器にいれます。跳ねるお汁には御注意を。

いろいろな食材を煮込みました。食材の風味が溶けだした味の断層ができた出汁をうけとめる懐のふかいコシの強いそばです。

いろいろな食材と煮込むと、そばがグッタリすると思いました。しかし、そばの角はピンシャンとたっています、このそばは大地神のように強いです。

すべての食材のうまみが溶けこんだカツオ出汁の汁、のびす、たゆまず、強いコシのそば、ピリッとした香辛料。完璧な味の円が描かれています。

ゆでるからうまい! 日清のどん兵衛 もっちり太うどん 

うまい、どん兵衛のうどんより。そして、かぎりなく生のうどんに近い食感です。

どん兵衛のカップうどんよりもおいしい、それは間違いないです。

ゆでるからうまいうどんは、カップどん兵衛のうどんの太さ厚さの生っぽいうどん、いや、ほぼ生なうどんができます。

ただ、袋で買える生のうどんと比べると、そこまでズバ抜けておいしいかと言われると、クエスチョンです。生のうどんは、太さよりも厚さが重要だと思うのですよ(氷見や五島などをのぞく)。ゆでるからうまいうどんは、厚さが物足りないように感じました。

スーパーでお手頃価格で買える袋うどんと同等か、ちょっと劣るうどんといったイメージです。

カップにいれられているように丸くまとめられている白いうどん。それと粉末スープがいられられています。かき揚げや天ぷらはついていません。別途買う必要があります。

ゆでるからうまいうどんのお汁は、しっかりと出汁がとられており、はんなりとした風味です。ゴクゴクと飲めます。

うどんも二通りの作り方ができます。うどんをゆでお湯切るする方法と具材とうどんを煮込む方法です。

湯切り調理

700mlほどのお湯をボコボコと沸騰させ、丸くかためられたうどんをいれます。火傷には御注意を。

やらわかくなるまで5分ほどゆでます。四国の某うどん県ほどコシのあるうどんではありませんが、ほどよくかたく、そして、のびにくいうどんです。

ときどきゆで加減と確認しながら、お好みのかたさになるまでゆでましょう。

食べる器に粉末スープをいれ、熱々のお湯250mlをいれます。

250mlと書かれていますが、出汁がしっかりととられており風味は強いです。ただ、すこし塩辛く感じました。すべての粉末スープをいれずに、あとから調整するとよいでしょう。

そして、澄んだスープがうまい、がんばれば器の底が見える澄んだお汁。

お好みのかたさにゆでたうどんをザルにあげ水を切りましょう。

水を切ったうどんを澄んでいないスープがはいっている器にいれれば出来上がりです。お好みの食材をのせましょう。

お湯を注ぐだけのカップのうどんにくらべると、色気がありますね、ゆでたうどんは。お箸をすべるようななめらかさ、つややかさ。

カップのうどんにあるボヤッとした野暮ったさがありませんね。一点の傷もついていないような完璧な白いうどんです。

ただ、やはり、なめらかはなめらかなのですが、うどんは厚い中央にサムシングな旨みがあると思うのですよ。そのサムシングが、ゆでたうどんは欠けているように感じました。

スーパーで売っている生のうどんの出来もよいものです。その出来のよい生のうどんをブチ抜けるパワーがあるかと言われると。

具材と一緒に煮込む

具材と一緒に煮込めばしっぽく風うどんをお手軽にたのしめます。

ごぼうなど硬い食材は柔らかくなるまで先にゆでておくとよいでしょう。

丸められたうどんを鍋にいれます。火傷には御注意。

おこのみのかたさにそばがゆであがったのを確認し火を止めましょう。粉末スープをお鍋にいれかき混ぜます。粉末スープはすこしずついれ味を確認するとよいでしょう。

鍋から器にいれます。跳ねるお汁には御注意を。

鰹と昆布の飲める出汁に、野菜の旨味が溶けこんでいます。うどんのなかには旨味は染みでこんではいませんが、出汁の旨味をしっかりとまとっています。

寒い日に、ふ~ふ~しながら、このお出汁を飲む、ごぼうやニンジンの滋味ある土の香り、油揚げの畑の肉の旨味が染みでた出汁。しみじみと体に染みでこんでいきます。おもわずこぼれる音「ほっ」

そして、鼻水もたらり。

鰹と昆布、野菜の旨味が渾然一体となったお出汁は、人の心を芯から温めてくれる。

本当に焼いたらうまかった 日清焼そばU.F.O.

U.F.O.を食べているときに、ふと考えることがあります。この麺を焼いたらどうなるのか、いい香りがするのだろうなとよく想像しました。その想像がいま現実のものに。

焼いたU.F.O.を食べてしまっては、もう2度と焼いていないU.F.O.を食べられない、それぐらいの香りのインパクトがあります。また、麺もかぎりなく生麺にちかい麺です。

お手軽感があるので、焼いていないU.F.O.を食べなくなる、そんなことはないでしょうが。

丸くまとめられた、すこし太めの麺と、液体スープがはいっています。具材はいれられていません。

豚肉とキャベツ、天かすを追加でいれつくりました。

焼いたらU.F.O.の作り方

焼そばのほかに具材をいれたほうがおいしいと思います。めんどくさいかたは食材をいれる必要はありません。

具材をいれるときのお湯の量は230ml。具材をいれないときのお湯の量は290ml。

フライパンにいれたお湯がボコボコと沸騰したら麺をいれましょう。麺はお湯にすべて浸かりません。お湯に浸かっている麺が柔らかくなってきたら、麺の上下をひっくり返しましょう。しだいに麺がほぐれてくるので優しく麺をほぐしましょう。

フライパンぜんたいに麺がほぐれたら、お好みの具材をいれます。豚肉など食材の芯まで火を通す必要のある食材はしっかりと火を通しましょう。もしくは、はじめから火を通したのちフライパンにいれると安全です。

中火から弱火で煮つめていきます。フライパンの底の水が1mmほどになるまで煮つめましょう。

液体スープをフライパンにいれよく混ぜます。しっかりと麺と液体スープをかき混ぜましょう。

このまま盛りつけてもよいのですが、それでは液体スープの香ばしさが半減でございます。液体スープの香ばしさをひきだすには、水気という水気をしっかりと飛ばし、麺に焦げめを漬けるほど炒める必要があります。

液体スープは醤油よりも焦げにくいです。菜箸などで混ぜなければ焦げついてしまいます。餃子の焼き目をつけるように、ギリギリの焦げ目をつける技術が求められることはありません。麺と液体スープをかき混ぜ続けておけば、いい感じに水分が飛び、香りがひきたちます。

器に盛りつけ、トッピングをふりかけてやると焼いて作るU.F.O.の出来上がりです。

焼いていないU.F.O.のように、ソースの香りがペチャッとしておらず、液体のようにアミーバー的にひろがるU.F.O.の香りではありません。

夜店の屋台で焼かれているソースの香り、人の鼻をドすとれーとに刺激するあの香り。醤油と野菜、果物を焦がしたような芳しい香り。焦げた香りは、なぜ人をここまで誘因するのか、灯りに飛びこんでしまう習性のようなものが人間にはインプットされているのでしょうか。

フライパンで作る麺は、麺と麺がペチャッとくっつくことがあります。焼いたU.F.O.は麺と麺がくっついていません。1本1本が独立独歩。しっかりと焼かれた芳しいソースが染みでこんでいます。

焼いていないU.F.O.の麺とちがい、麺の中央にアルデンテのようにしっかりとしたコシがあり食べごたえがあります。

焼いたU.F.O.は、おいしくなるだろうと思っていました。予想をはるかに超える速度でU.F.O.のおいしさは飛んでいきました。

【 日清 】ゆでるからうまいどん兵衛&焼いたらうまかったU.F.O.【 まとめ 】

どん兵衛のそばと焼そばは、ゆでるから、焼くからうまくなっていました。

うどんもカップのどん兵衛よりは、おいしいです。ただ、袋うどんよりもおいしいかと言われると、クエスチョンです。

いちどは夢みる、ゆでてつくるどん兵衛。焼いてU.F.O.。その夢をかなえてくれる商品群でした。

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