抹茶ねりこみ生パスタレシピ・作り方 名古屋の有名な喫茶店のお味をお家で愉しめる【 パスタマシーン使用 】

パスタ

この記事は、抹茶をねりこんだ自家製パスタの作り方を書いています。

名古屋の有名な喫茶店のお味をお家でたのしめます。本家では砂糖をいれているようですが、紹介するレシピでは砂糖をいれていません。

しかし、甘味をいれていないのに何だか甘く感じられます。頭がこんががる生パスタです。ディスイズ和といった緑色が鮮やかです。

パスタマシーンを使い生パスタに仕上げました。

抹茶生パスタの調理工程

  1. 抹茶と粉、ほかの材料と混ぜあわせる
  2. 生地をパスタマシーンでのばす
  3. 生地をパスタマシーンで切る
  4. 抹茶生パスタの出来上がり

抹茶生パスタの材料(2~3人分)

  • デュラムセモリナ粉:100g
  • 強力粉:100g
  • 抹茶の粉末:大さじ1
  • 水:80g
  • 塩:2g
  • オリーブオイル:大さじ1
  • 打ち粉:適量

抹茶は粉末を使いました。液体の抹茶を使っても作れます。しかし、砂糖いりの抹茶はパスタが固まらない可能性があります。お気をつけください。

抹茶のいれる量を増やせば抹茶の風味はふえ、抹茶のいれる量を減らせば抹茶の風味はへります。

使っている大容量、低価格の打ち粉の記事はコチラ。

抹茶生パスタの作り方【 写真あり 】

抹茶と粉、ほかの材料と混ぜあわせる

デュラムセモリナ粉:100gと強力粉:100g、塩:2g、オリーブオイル:大さじ1をボウルにいれる。

抹茶:大さじ1と水:80gもいれ粉などと混ぜあわせる。

最初から手で混ぜると、ドロドロの粉が手にくっつき作業をしにくい。さいばしやゴムベラで混ぜあわせるとよい。

粉と水を混ぜあわせる専門調理道具で混ぜあわせている。専門調理道具だけあって、手でかき混ぜるようであり、さいばしやゴムベラより素早く手早く混ぜあわせられる。

粉ぜんたいに水分がいきわたり、パン粉状になり、5mmほどの粒状になれば、手で作業してもくっつかない。5mmほどの粒状にならないときは、ボウルに水を追加でいれる。

手をつかい粉をひとつの生地にまとめていく。ボウルに押しつけたり、丸めたり、折り曲げたりしていると、生地はまとまってくる。

和のワビサビとイタリアの陽気な粉のコラボといった緑色の生地。

1時間ほど生地を寝かせる。寝かせているあいだに、生地の表面が乾燥しないようにサランラップをきちんと巻いておく。

パスタ生地の混ぜ方参考動画

生地をパスタマシーンでのばす

寝かせておいた生地を作業台に取り出す。生地が作業台にくっつくときは、打ち粉を生地にふる。

まるで茶室でたてられた抹茶のような香りが、パスタマシーンの近くから漂う。

生地をパスタマシーンにとおる厚さになるまで、めん棒や手でのばす。目安として3mm~5mm。

パスタマシーンのダイヤルは、一番生地をぶ厚くのばすダイヤルにあわせる。ハンドルをくるくると回し、生地をのばす。生地の長さは2~3倍になる。

2~3倍になった生地をペタンと折りたたむ。

折りたたんだ生地をもう1度パスタマシーンで伸ばす、伸びた生地をたたむ、パスタマシーンで伸ばす、この作業を3~5回すると、生地がなめらかになる。

生地がなめらかになれば、パスタマシーンのダイヤルを操作し、お好みの厚さになるまで生パスタをのばし、食べやすい長さに切る。くっつかないように打ち粉をふっておく。

生地のばし方参考動画

生地をパスタマシーンで切る

パスタマシーンにカッター(生地を切る道具)とガイド(生地を切るのをサポートする道具)をセット。

打ち粉をふった生地をパスタマシーンの上におく。

カッターにハンドルを差し、くるくるとハンドルを回す。カッターを通った生地がパスタ状になって落ちてくる。手やボウルで生パスタを受ける。

すべての生地をカッターに通す。抹茶生パスタどうしが、くっつかないように打ち粉をふっておく。

生パスタは製麺したてを食べるよりも、寝かせてから食べたほうがコシがよくなる。密閉容器にキッチンペーパーを敷きつめ、抹茶生パスタを半日ほど寝かせる。

パカリと大きく開くフタ。作業がしやすく、密閉でき、なおかつ薄いので冷蔵庫にいれても邪魔にならないファイルケースをつかっている。

生地を切る参考動画

抹茶生パスタを食べる

生パスタ:100gに、沸騰したお湯1~2リットル用意する。生パスタに塩が入っているので、塩をいれる必要はなし。

お湯にいれた生パスタがくっつかないように、さいばしなどで軽くほぐす。

ゆで時間の目安は3分~8分ほど。使った粉の種類や生パスタの厚さ、コンロの火力の差などで、ゆで時間は変わってくる。生パスタのゆで加減を確認し、生パスタをお湯からあげよう。

お湯が緑色になることはなかった。

抹茶の香りがぷんぷんしているわけではない。つるんとした表面、フォークでまきとるのが大変なコシ。もにゅっと抹茶パスタを噛んだ瞬間、ゆるやかに優雅にはんなりと抹茶の香りが楚々と口にひろがる。

抹茶に甘さはないはず。甘さよりも塩をいれているのに、そこはかとなく甘い。甘くないんだろうけど、脳と舌が甘いと判断してしまう。塩をかけると甘くなるスイカ理論であろうか。

トロトロ卵と合わせてみた、お皿のうえに菜の花畑が現れた。卵までが甘くなり、卵と抹茶のフルーツを食べているような錯覚を覚える。

名古屋のあの喫茶店のレシピといえば、あれでござろう。

アンコ&フルーツオンザ抹茶パスタ。

冷静に考えれば、小麦粉と塩、オリーブオイルと抹茶で作られたパスタはお菓子の素材と変わらないのだが、変わらないはずなのだが、頭がその理屈を拒むのである。認めたくないのである。

アンコをのせ抹茶生パスタを食べる「ン・・・ンン・・・ンンン・・・」

食べることはできる。ただ、ただ、脳と舌がこの甘さと食感を◯◯するんだ。よく分からないんだ。甘いのかしょっぱいのか。

この言葉にしにくい味、脳の混乱具合。IQが確実に10ほど下がる食べ物である。

ぜひ、お家でお試しください。

抹茶生パスタを作り食べた感想【 まとめ 】

抹茶を粉と混ぜるだけで作ることができる抹茶生パスタ。

見た目は和といった緑。食べる和といった抹茶の香りが咲く生パスタです。

お味のほうは、甘さは一切いれていないのに甘く感じられ頭が混乱しました。

名古屋の有名な喫茶店のお味をお家でたのしめます。あなたも頭、混乱しませんか。名古屋でしか味わえないお味をお家で。

不器用さんでも、料理初心者さんでも、パスタマシーンを使うことで、パスタの幅と太さを均一にすることができます。

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