この記事は、本場の味九州長崎ちゃんぽん麺 袋めんを食べた感想を書いています。
ノンフライ麺をお湯でゆで、付属のスープをお湯でわれば、味のマルタイが提供する、本場の長崎ちゃんぽんの味をご家庭でたのしめます。
ノンフライ麵は生麺そのもの。しっかりとした動物性のうまみ、そして、はんなりとした魚介のうまみのある白濁スープは、まさに長崎のあの味そのものです。
マルタイ 長崎ちゃんぽん麺 袋めんは、生協で購入しました。
ネット販売もあまりされていない商品です。たまに生協で注文できます。
もっと、手にとれる機会を増やしてほしいものです。
マルタイ 長崎ちゃんぽん麺 袋めんを食べた感想
白いスープは、澄んだ香り。
臭みやエグみをしっかりと取りのぞいた動物の軽い鼓動を感じられる香り。そして、はんなりとした野菜の甘い香りを感じます。
野菜の甘さは、タマネギを茶色くなるまで炒め、そこから透明な旨味だけを抽出したような野菜をじっくりと煮こんだ香りです。
魚介類の香りは、あまり強いように感じません。感じませんが、ちゃんぽんのスープには、動物と野菜だけでは醸しだせない静かなに漂う香りと旨味はあります。
ともすれば、甘いように感じられるスープに口をつける。舌にふれるは、大地の女神の微笑みのような柔和な口あたり。
豚のコク、赤身にすこしの脂がはいった豚肉をゆっくりと煮たような上品なコク。そこに鶏ガラ、鶏ガラでも羽毛のように軽いコクを混ぜた旨味。
タマネギやニンジンなど甘めの野菜をコトコトと煮つめた自然の甘さがあり、ほっこりと体を温めてくれます。
すべての国民が、これは、お店で食べる長崎ちゃんぽんのスープだと言い。80点以上をつけるであろう、万人うけするスープです。
万人うけする風味とコク、香りが丸く、平均的なスープです。お好きなようにチューニングすることで、あなたごのみの100点スープにちかづけられます。
黒胡椒をいれると味がまとまり、唐辛子をいれ辛さをたのしむもよし。カレー粉などもイケるんです。
地母神のようにすべてを包みこむちゃんぽんスープ。
つぎに麺ですが、ノンフライの麺。つまり、揚げて作られていない麺です。80点と言いたくなるスープに、ギドギドとした機械的な油が浮かびません。
浮いている油は、付属の調味油です。
カラカラに乾燥しているような麺をゆでるだけで、まるで打ちたて、切りたてのちゃんぽん麺となります。
かんすいや小麦の香りは感じられません。お箸でもつと、お辞儀をする弾力とコシです。
すすると、歯と口、舌にひっかからない滑らかさ。水戻しのパスタによく似た食感です。
ほんわりとした噛みごたえは頼りなく感じさせられます。しかし、この頼りなさと魚介類やねりもの、肉、野菜の食感をあわて食べる。それこそがちゃんぽんの醍醐味だと思うのです。
しずしずと静かに滑らか。いろいろな食材の食感と相性のよいノンフライ麺。スープのバランスを壊さず、スープと食材の架け橋になっており、食べていて疲れない麺です。
スープと麺は、80点と大声で言えます。問題点はひとつ。ひと袋の麺とスープだけでは、ちゃんぽんを食べたという満足感をえられないことでしょう。
魚介類やねりもの、肉、野菜をのせることで、かぎりなくリンガーなハットのちゃんぽんにちかづく、いや、超えるポテンシャルをもつ、マルタイのちゃんぽん 袋めんです。
さっそく食材をたっぷりと作ったちゃんぽんの作り方をご紹介しましょう。
マルタイのちゃんぽん 袋めん アレンジレシピ
具材たっぷりちゃんぽん
マルタイのちゃんぽん 袋めんは、たっぷりの具材をいれることで、完の璧なちゃんぽんになります。
ですが、メンドクサイと言わざるをえません。冷凍野菜や冷凍魚介類などを利用して調理しましょう。
ラードをいれた鉄板にみじん切りにしたニンニクとショウガを弱火で炒めます。
ニンニクとショウガ、このふたつをいれるだけで、風味と味がグッとよいものに。
塩をふったモヤシをラードでひいた別のフライパンで炒めておきます。めんどくさければ、あとでそのまま煮こんでもOK。
ニンニクとショウガからよい香りがたちのぼってきたら、アサリやホタテなどの貝類を投入します。冷凍の生協のアサリをいれました。日本酒をかけまわし、フライパンにフタをのせ酒蒸しにします。日本酒をたっぷりいれるとスープの味が濃く厚くなります。
パカパカとアサリが口をあけるまで蒸しましょう。口をあけたアサリをフライパンから別容器にとりだします。
火力を中火から強火にあげ、豚肉のこま切れを焼きます。豚肉の焼きかげんはお好みで。
豚肉に火をとおしたら、600ccほどのお湯をフライパンにくわえます。そして、エビやらチクワ、カマボコ。冷蔵庫にある野菜をお好みの大きさに切りフライパンにいれましょう。
粉末スープだけをフライパンにいれ5分ほど弱火で煮ます。調味油とモヤシ、むいたアサリはできあがる瞬間にいれてください。
80点の粉末スープの味が、かぎりなく100点にちかづきます。
別のフライパンでノンフライ麺をゆでるか、食材といっしょにノンフライ麵をゆでてください。
ノンフライ麵は、鍋などの〆としても使えます。のびにくく、少量のお湯でもゆでられます。
スープの味を確認し、香りや風味、味が薄いと感じられたかたは、塩や醤油などで味を整えてください。また、味が濃いと感じられたかたは、お湯をいれ味をのばしましょう。
麺とスープ、食材を器に盛りつければ、長崎で食べるちゃんぽんに近づき、食材によっては追いこすお味のちゃんぽんをお家で作れます。
ただ、作るのは、すこしメンドクサイ。
メンドクサイですが、しっかりとちゃんぽんを食べたという満足感をえられます。
ポーク感はしっかりとあるスープです。豚肉よりも、アサリやエビなどの魚介類や食感のよい野菜をくわえたほうが、ちゃんぽん感が増すように感じました。
焼ちゃんぽん
お好みの具材をゴマ油をひいたフライパンで炒めておきます。
250ccのお湯をフライパンにくわえ麺をゆでます。麺の上下をひっくり返すなどして麺をゆでましょう。
粉末スープの半分ほどをくわえ水気がなくなるまで炒めます。
水気がなくなれば、調味油をくわえてください。味を確認して粉末スープをくわえる、もしくは、塩や胡椒などの調味料で味を整えてください。
のびてしまうコシのないノンフライ麵は、焼いてもイケている麺です。つまりイケ麺。
とんこつよりも軽い焼ちゃんぽんになります。
豆板醤
豚肉とタマネギ、モヤシをゴマ油で炒めておきます。
ニンニクとショウガ、唐辛子をゴマ油で炒め、お好みの量の豆板醬をくわえます。
水500ccをくわえ、沸騰したのち麺をゆでてください。
唐辛子の辛さ、熟成された味噌の風味がくわわり、汗をかけるちゃんぽんに。
寒い日にも頼りがいのある風味になります。
辛いのが苦手なかたは、お味噌をすこしくわえると同じように頼りがいのある風味になります。
味噌をくわえるのが、ちゃんぽんの風味を濃くするミソです。
納豆
キャベツに塩をふり、しんなりとさせます。そこに納豆をいれ、少量のカレー粉をふりかけました。
お手軽コールスローともよべるものです。
納豆とちゃんぽんの相性はよいのか。あいます。滅法界相性がよいのです。
納豆のねばりが、ちゃんぽんに熟成された風味をくわえてくれます。シャクシャクとしたキャベツの食感が爽快。カレーの香りが、ふわりと漂い食欲をかきたててくれます。
マルタイのちゃんぽん 袋めんには、モヤシとタマネギ、キャベツをくわえれば、おいしくなる、そのように感じました。
なんと、健康的においしく、たっぷりの野菜を摂取できるちゃんぽん麺なのでしょうか。
マルタイのちゃんぽん 袋めんの作り方
マルタイのちゃんぽん 袋めんの袋のなかには、ノンフライ麵と粉末スープと調味油がはいっています。
ノンフライ麵は、揚げた麺とちがいパキリと折れやすいです。手荒に扱わないようにしましょう。
500mlのお湯をわかし、ノンフライ麵を4分間ゆでます。
麺をゆでているあいだに、粉末スープと調味油を器にいれておきましょう。
ノンフライ麵が、お好みの柔らかさになったらお湯だけを器にいれ粉末スープを溶かします。溶けやすい粉末スープです。ドバッとお湯と麺をいれても溶けます。
あとは、お好みの食材をのせれば完成です。
マルタイのちゃんぽん 袋めんを食べた感想【 まとめ 】
マルタイのちゃんぽん 袋めんのスープとノンフライ麵は、長崎で食べるちゃんぽんのスープと麺にかぎりなく近いです。
8割のひとはそう感じられると思います。ただし、やはり、スープと麺だけでは、ちゃんぽんにはなりません。
食材をたっぷりとのせないと、ちゃんぽんを食べたという満足感を感じられません。
いろいろな食材をいれずとも、最低限モヤシとキャベツをたっぷりといれればちゃんぽん感は上昇します。
野菜をたっぷりと食べられる、そして、ちゃんぽんを食べたという満足感をえられるマルタイのちゃんぽん 袋めんでした。
マルタイのちゃんぽん 袋めんは、生協にて注文しました。
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