『檀流クッキング』木の実のたれ作り方 羊の肉のシャブシャブ・ジンギスカン鍋と相性抜群、ほかの肉とも相性がよい

料理

『檀流クッキング』で書かれいる、木の実を使ったたれの作り方を書いています。

木の実のたれを作るのは、とても簡単。食材とブレンダーがあれば作れました。木の実のたれは、冷蔵庫で一カ月ほど保存できます。

木の実のたれを使った料理『羊の肉のシャブシャブ』『ジンギスカン鍋』を作って食べた感想を書いています。作ったといっても、具材を切って鍋や鉄板を用意するだけですけどね。

木の実の香り、りんごの甘味、タマネギの風味、ややドロッとしたたれは羊肉によくからみ、羊肉とよくミートしています。

羊の肉のシャブシャブは、はじめて食べました、牛肉、豚肉よりうまかったです。

『 檀流クッキング 』とは、無頼派とよばれた文豪であり料理好きでもあった檀一雄が書きしるした料理エッセイ本です。

男性作家が書いた料理エッセイの金字塔でありパイオニアともいえる一冊。それが『 檀流クッキング 』

おおよその目分量、経験で調理する実践的レシピが網羅されています。

檀流クッキング・木の実のたれの材料

  • ナッツ:50g(ロカボナッツ使用)
  • 白ゴマ:大さじ1
  • リンゴ:1/2個
  • タマネギ:1/2個
  • ニンニク:1片
  • ショウガ:親指大ほど
  • トウガラシ:2本
  • ショウユ:大さじ2
  • 日本酒:大さじ1
  • レモン果汁:大さじ1
  • ごま油:大さじ1

ナッツは簡単にロカボナッツを使いました。

ピーナッツや松の実をくわえると、複雑な風味になりおいしくなります。

再現レシピと書いていますが、『檀流クッキング』で書かれている分量より少ないです。

『檀流クッキング』の分量で作ると、2~3人の家族では食べきれません。食べきることができる分量で、木の実のたれを作りました。

食材の分量は、あなた好みに調整して、おいしい木の実のたれを作っちゃいましょう。

木の実のたれの調理風景【写真あり】

ナッツ・白ゴマをブレンダーで撹拌する

ナッツと白ゴマを容器にいれ、ブレンダーで粉末状にする。

リンゴ・タマネギ・ショウガ・ニンニクをすりおろす

リンゴ・タマネギ・ショウガ・ニンニクをすりおろす。

トウガラシはタネをのぞき、ちぎっておく。

調味料をくわえ撹拌する

すりおろした食材とトウガラシ、日本酒:大さじ1を、粉末状にしたナッツ・白ゴマとまぜる。

ペースト状になるまで撹拌する。

食材を煮詰める

ペースト状にした食材をフライパンにいれる。

ショウユ:大さじ2をくわえる。見た目はオボロ豆腐か、ゲ◯か。

フライパンを弱火にかけ、焦げないようにかき混ぜながら煮詰めていく。

スーッと木べらで混ぜたときに、水分がでてこなくなり、道ができるぐらい煮詰める。

レモン果汁:大さじ1、ごま油:大さじ1をくわえ、火をとめ、かき混ぜる。

木の実のたれの出来上がりだ。

羊の肉のシャブシャブ、ジンギスカン鍋の食材の用意をしよう。

羊の肉のシャブシャブ

  • 羊の肉
  • お好みの野菜
  • 豆腐・春雨

【薬味】

  • 木の実のたれ
  • 大根おろし
  • ポン酢
  • 香菜
  • 長ネギ:小口きり

羊の肉のシャブシャブといっても、牛肉と豚肉のシャブシャブと用意する野菜、豆腐などの食材、薬味はほとんど同じ。

香菜(パクチー)を用意するのが、羊の肉のシャブシャブの特徴だろう。パクチーを嫌いでない人は、羊の肉のシャブシャブを食べるときは、パクチーをぜったいに用意したほうよい。パクチーと羊肉の相性は、コーラーとハンバーガーぐらい鉄板だろう。香りよく羊肉を食べることができる。

獣が死んでしばらくたったような臭い匂いがしない羊の肉をつかい、羊の肉でシャブシャブをしよう。

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羊の肉のシャブシャブを食べた感想

ニンニクと長ネギの葉を水にいれ、ボコボコと沸騰させない程度にあたためる。すこし日本酒をいれてもよい。

羊の肉はサッとお湯にくぐらせ、とりだす。白色に傾いたピンク色の羊の肉。

木の実の風味と羊の肉の香りがまぜったジビエ風だったり、大根おろしのサッパリした食感で食べたり、パクチーの風味がつ~んと鼻にぬけたり、味の変化は無限大。羊の肉にあきることがない。

羊の肉のシャブシャブをして気づいたことが一つ。牛肉や豚肉とくらべると、羊の肉はアクがあまりでない。お湯もこころなしか、甘くなってきている。

ジンギスカン

羊の肉のシャブシャブと薬味はおなじ。

食材は焼そばに使う、キャベツやモヤシ、ピーマン、タマネギ、ニラなどを用意し、ホットプレートで羊の肉と野菜を焼いて食べる。ジンギスカンは、冷蔵庫にのこっている野菜を一掃するチャンスになる。

ジンギスカンを食べた感想

夏に羊の肉を食べるなら、ジンギスカンを推す。

クーラーがきいた部屋でシャブシャブもいいが、ビールと羊の肉の焼けた香りの相性は、白米とうなぎのタレ、中華そばにソース、この二つに匹敵する。

羊の脂が絡みついた野菜は、塩とコショウだけでも十分にうまい。

すこし羊の脂でお口まわりがベットリしてきたら、香草や長ネギ、大根おろしを食べサッパリさせる。

ジンギスカンを食べ、遥かヨーロッパまで征服しようとしたモンゴル帝国のようなスタミナをつけ、夏バテしらずになろう。

木の実のたれを作って食べた感想【まとめ】

木の実のたれはブレンダーがあれば簡単に作れました。

じぶんで作った木の実のたれは、木の実の風味と脂質が甘く、タマネギとリンゴの旨味と甘みを感じることができます、たれを自分で作ると、料理人レベルがあがった気になりました。

羊の肉のシャブシャブとジンギスカン、どちらでも木の実のたれはつかえます。ほかにも牛肉や豚肉の焼肉やシャブシャブを木の実のたれで食べるとおいしいです。

木の実のたれは、フタをした容器にいれ冷蔵庫で1ヶ月ほど保存できると『檀流クッキング』に書かれています。

『 檀流クッキング 』のレシピはこちらの記事にまとめています。

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