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【カークランド】アメリカン ウオッカ【レビュー記事】圧倒的な大容量、酒好きなら買わないという選択肢はない

お酒レビュー

コストコのアメリカンウォッカ。さまざまな飲み方を試し、飲んだ感想を書いている記事です。

圧倒的コスパ、大容量のド迫力に酒飲みはイチコロで虜(とりこ)になっちゃう。味もそこいらで売ってる、粗悪な安物ウォッカより、キリっとしており、清水を思わせる飲み口になっています。

大容量だから、一杯飲めるやぁと思いガバガバ飲んでいると、アッという間にウォッカが消失しているでしょう。

コストコは安いけど大容量な商品で、消費しきれるかしら。ウォッカは腐る心配がないので、ゆっくりと時間をかけて飲むことができるんです。

ウォッカの特徴をさらっと紹介したあとに、ウォッカでカクテルを作り、飲んだ感想を書いています。

コストコ アメリカン ウオッカの特徴

  • 大容量
  • 低価格
  • おいしい

大容量

1.75Lの大容量を見よ。フハハハ、ビール缶が小人のようだゾ。

などと寸劇を挟みながら、大きさを比べてみました。日本酒の一升瓶と大きさは一緒ですね。

ウォッカは750mlで売ってる商品が多いですが、コストコは1.75Lと大容量。

好きなだけ、ウォッカを堪能できます、やったネ。ウォッカの味もあとで紹介しますが、クセがなくスルスルッと飲めるので、アッという間になくなることがあるのはご注意ですぞ。

瓶とパッケージ変更

2021年、透明な瓶になり、白い模様が透明でなく白くなりました。

キリッとして透明、スリムなイメージをうけます。

低価格

ウォッカ3本買うと、お値段いくらでしょうか。

4,884円(2020年)なんと5,000円札でお釣りがくるのですよ。ウォッカを飲み放題ですね。

ウォッカと、コスパ双璧をなす焼酎と比べてみましょうか。

ドンっ!!2.7Lとウォッカより大容量。容量ではウォッカの負けですね。

焼酎のお値段は、1,796円(2020年)

価格は焼酎のほうが高いですが、容量は焼酎のほうが多いですね。

アルコール度数をみてみると、ウォッカは焼酎のほぼ2倍。アルコール度数で考えると、ウォッカのほうがコストパフォーマンスがよいと言えるのではないでしょうか。

結論:どっち飲んでもコストパフォーマンスはよい。

『薩摩一』はあまり芋芋していない、飲みやすい焼酎です。

おいしい

ストレート、ロック、冷凍と基本の三種類の飲み方の感想を書き、コストコウォッカの味を紹介しようと思います。

ストレート

まずはストレートで味わってみる。片手でグラスをもち、鼻に近づけ、匂いを嗅ぐ。ちょっとだけ、麦を発酵させた蜜のような甘い香り。

一口飲んでみると、トロッとサラッとの中間の粘度。口の中にウォッカをふくみながら、息を吸い、胃にいれ、鼻に抜けさせると、広大な麦畑に吹いているアメリカの強烈な風を感じる。

口の中で味わっていると、ツバと混ざるのか、ジワジワとウォッカが熟成されているのか、ふわっと麦の水飴のような甘さに変わってくる。それをゴクンと胃に落とす。

胃に落ちたウォッカは、ポカポカと体の末端まで温めてくれる。

ロック

大きい氷をゴロンと、グラスにいれる。トクトクトクとグラスに透明なウォッカを注ぐ。ここで気づいたことがある。1.75Lと大容量の瓶は、非常に重く注ぎにくいということに。やや非力な私はプルプルすることになった。ペットボトルや小さめの瓶に、ウォッカを詰め替えておくとよいと思う。

注いだ直後は、手に冷たさを感じることはない。氷が泣きだすのをしばらくゆっくり待つ。

手がひんやりとするグラスを持つ、微かにあった香りはなくなっている。口に含むと、唇にピリっとした冷たさ、ヌルっとしたウォッカが口の中にはいってくる。口の中を一瞬冷やし、徐々に口内に体温が戻ってくる。冷やしたウォッカは、するすると胃に流れこんでいく。チョコレートの銀紙を舐めたような後味が鼻に抜けていく。

少しづつ溶ける氷、ウォッカは少しづつ薄まり、どんどん飲みやすくなってくる。ロックでウォッカを飲んでいると、底なし沼に引きずり込まれるように、ウォッカをがぶがぶ飲むことができる。二日酔にご注意。

赤丸でかっこった場所、ラベルが剥がれているのかと思ったら、デザインでした。丸い氷を作った道具はコチラ。

冷凍

ウォッカをペットボトルや小さめの瓶にいれ、冷凍庫で冷やしてから飲む。ウォッカはアルコール度数が高いので凍ることはない。

私が一番好きなウォッカの飲み方

小さめのグラスに、霞(かすみ)がかった色のウォッカを注ぐ。常温の水もコップに注ぎ用意しておく。

キュッと一口、二口で、ウォッカを飲みほす。

滑らかでツンツンしたウォッカが流れ込み、歯、舌、歯茎をキリキリと刺激し、汚れを洗い流してくれるような爽快感。

野にひっそりと咲く花のような香りがし、柑橘類のスッキリした味を楽しめる。胃がガツンと冷やされる。

用意しておいた水を、ゆっくりと飲むと、ただの水道水がこんなにも甘いのかとビックリする。舌や口の神経が敏感になっているのだろう。ちょっとお高い水を用意して味わうのも楽しいだろうと思うが、私は水よりお酒に金をかけたい派だ。

ウォッカに味をつける

ウォッカはクセがなく、飲みやすい。ちょっと風味が物足りないと感じたときは。

お好みの香辛料をいれ、風味と味を変化させてやると、ジンのように豊かな香り、香辛料の匂いのするお酒になる。

いれる具材によって、味の変化は無限大。あなた好みのウォッカを作ってみないかい。

続いてウォッカで作った、カクテルの感想を紹介していこうと思う。

コストコウォッカで作ったカクテル

  • ウォッカマティーニ
  • モスコミュール
  • スクリュードライバー
  • ウォッカリッキー
  • ソルトリック
  • ソルティードッグ
  • ブラッディーマリー
  • カミカゼ
  • ゴッドマザー
  • バラライカ
  • スレッジハンマー
  • シルバーウイング
  • コザック
  • 雪国

ウォッカマティーニ オン ザ ロック

  • ウォッカ:50ml
  • ドライベルモット:10ml

007でボンドが飲んでる『ウォッカマティーニ』ボンドは、シェイカーで注文するが、かわりにオン ザ ロックで作ってみた。オン ザ ロックは、氷が溶けることによって、味の変化を楽しめ、ゆっくり飲むことができる。

ベルモットのいれる量は好みがわかれるところだ。ベルモットを4~5滴垂らして、ウォッカに微かに香草と香辛料の香りをつけてやる。吊るされた香草の香りがし、やや苦みばしった香辛料が舌を刺激してくれる。

ボンドのように、悪党をやっつけてやろうかという気持ちにすらなってくる。

モスコミュール

  • ウォッカ:40ml
  • ライム:1/2個
  • ジンジャエール:適量

ジンジャビールで作るか、ジンジャエールで作るか悩みますが、一番ピリっと辛く強炭酸のウィルキンソンのジンジャエールをチョイス。

生意気にも銅製のマグカップを使うと、伝導率がいいのか、すぐに取っ手を持つのが痛いぐらいに、キンキンに冷たくなってくる。

ジンジャエールのシュワシュワとした爽快感、生姜とライムの辛さと苦味、酸味が三位一体。ウォッカが、どっしりとアルコール度数をあげ、味のバランスをとっている。

スクリュードライバー

  • ウォッカ:45ml
  • オレンジジュース:適量

材料は、ウォッカとオレンジジュースだけというシンプルなカクテル。居酒屋やカラオケ屋では必ずあるメニューではないだろうか。また飲みやすいので、女性にもオススメできるが、飲みすぎる女性が多発し、別名『レディーキラー』という不名誉な名称をつけられている。

使っているオレンジジュースで味は変わってくる。サラっとしていて、ベトっと甘くないオレンジジュースを使うのが好きだ。

ウォッカの透明なドテッとした重みが、オレンジの味と酸味、香りを深めている。

ウォッカは、果物系のジュースとの組み合わせると、果物の味をひきたててくれる。

グラスはジンのオマケだよ。色がかわるとってもお洒落なグラスさ。

ウォッカリッキー

  • ウォッカ:45ml
  • ライム:1/4個
  • 炭酸水:適量

グラスにウォッカを注ぎ、ライムを搾り放りこんでこみ、氷をガラガラといれる。炭酸水をグラスの縁と氷の間を通すように、ゆっくりとシュワシュワと注ぎいれ、マドラーで2~3回ゆっくりかき混ぜる。

炭酸の刺激が楽しく、炭酸の泡に隠れた、ライムのほろ苦い酸味。ノドごしがよくスポーツをしたあと、夏の仕事帰りに「まずはウォッカリッキー」と言いたくなるカクテル。

ライムを抜けば、ウォッカソーダになり、クセのないスッキリしたウォッカは、ハイボールよりも、さまざまな料理とマリアージュするだろう。

ソルティードッグ

  • ウォッカ:45ml
  • グレープフルーツジュース:適量

グラスの縁に塩化粧をする、ちょっと小洒落たカクテル。

「いやいや塩なんかつけてられないよ」塩をつけなくても大丈夫だよ。塩をつけなければ『ブルドック』になるんだ。どっちにしろ犬の名前がつくのが面白いね。

ウォッカをとグレープフルーツジュースで作るカクテルだ。太陽をサンサンと浴びたグレープフルーツのあまずっぱいアロマを感じながら、グラスをかたむける。カツンとくる塩の結晶、グレープフルーツのさっぱりした甘味が口にひろがる。

塩があるほうが、グレープフルーツの甘さを感じることができる。スイカに塩をふるようなものか。

ソルトリック

  • ウォッカ:45ml
  • グレープフルーツ:10ml
  • トニックウォーター:適量

『ソルティードッグ』にトニックウォーターを追加した『ソルトリック』

トニックウォーターの香りと炭酸が、『ソルティードッグ』より爽やかで、口当たりをよくしてくれている。どちらがいいかは、好みの問題になってくる。

仕事帰りやスポーツをした後は、まずは『ソルトリック』をゴクゴクと一気に飲みほし、つぎに『ソルティードッグ』をチビチビゆっくり飲む。塩分補給もでき、熱中症対策にもなるカクテルなんだな。

ウォッカと塩の相性はよいが、塩がついているカクテルは、同じ場所で飲み続けるのか、飲む場所を変えるのがいいのか、いつも悩んでいる。正解を知らないかい。

ブラッディーマリー

  • ウォッカ:45ml
  • トマトジュース:適量

氷とウォッカをグラスにいれると、どんどん血のように赤いトマトジュースがたれてくる。

エリザベス一世のお姉さんがモデルになったと言われているカクテル。トマトの赤色が血に見えたのだろう。しかしトマトは体によい成分が含まれているので、『ブラッディーマリー』を飲んでいると健康になる、かも。

氷をいれて冷やされているが、普通に飲むより濃い味のトマトジュースに感じる。冷製トマトスープといったところだ。ウスターソースやタバスコを、ちょいっと足してやると味がひきしまる。

カミカゼ

  • ウォッカ:20ml
  • ホワイトキュラソー:20ml
  • ライム:1/2個

カクテルの名前の由来は、『神風特攻隊』から。

ホワイトキュラソーの妖艶な香りとライムの若々しい香りがし、日本刀のように冷たいキレのある味が口の中を通りすぎていく。カクテル名からは想像できないほど、さっぱりとして飲みやすいカクテル。

『カミカゼ』を飲みながら、ゆっくりと歴史を振り返ってみないかい。

ゴッドマザー

  • ウォッカ:40ml
  • アマレット:15ml

ウォッカとアマレットで作るカクテル『ゴッドマザー』ウィスキーで作ると『ゴッドファーザー』

ウィスキーとウォッカで作ったカクテルを比べると、ウォッカで作った『ゴッドマザー』のほうが、アマレットの杏仁の香りと甘みを感じることができる。

『ゴッドマザー』を飲んでいると、母の愛にくるまれるような優しい気持ちになってくる。

バラライカ

  • ウォッカ:45ml
  • ホワイトキュラソー:10ml
  • レモンジュース:5ml

ウォッカといえば、ロシア。ロシアといえばバラライカ。嘘です、バラライカという楽器まったく知らなかった。軽やかな音色に癒される。

ウォッカとホワイトキュラソー、レモンジュースで作るカクテル。

バラライカの音色のように、軽い口当たり、レモンの香りと酸味で飲みやすいが、飲んでいると、フッとロシアの悠久で広い大地のような、深い味を感じるときがある。アメリカで作られてるウォッカなのにな。

ウォッカをジンやラム、テキーラにかえると、カクテル名がコロコロとかわる。

スレッジハンマー

  • ウォッカ:45ml
  • ライム:1/2個
  • シュガーシロップ:少量

ウォッカとライムをシェイクして作るカクテル『スレッジハンマー』

『スレッジハンマー』とは、両手で扱うハンマー。デカいハンマーで殴られた衝撃がするカクテルということになるらしい。

ストレートで飲んだほうが強烈じゃない、と思ったが、お口チャックしておく。

ライムのほんわかした匂い、ちょっと甘いすっぱさが、キリっと冷えたウォッカによくあう。シェイクするのがめんどくさい人は、グラスに氷とウォッカ、ライムをいれかきまぜてから、ゆっくり飲む。

シルバーウイング

  • ウォッカ:30ml
  • ホワイトキュラソー:15ml
  • ドライベルモット:15ml

中二病っぽいカクテル名の『シルバーウイング』そしてドヤ顔でシェイカーをふったが、正式な作り方は”ステア”。

とてもはずかしい。

名前はシンプルだが、味はとても複雑で一筋縄ではいかない。柑橘類と香草の混ざりあった香り、スッキリした飲み口、飲み終わったあとに、爽やかな薬草の香りがシルバーウイングになって、鼻から大空に舞い上がる。

コザック

  • ウォッカ:30ml
  • ブランデー:15ml
  • ライム:1/4個
  • シュガーシロップ:少量

ウォッカとブランデーで作る『コザック』豪壮勇敢なロシアの騎馬隊をイメージしたカクテル。

赤ワインを煮つめたようなプンとしたプランデーの芳香、ツンとしたライムの酸味、飲み口はスッキリと飲みやすい。ウォッカが、ブランデーの甘さをひきだし、ブランデーだけで飲むより甘く感じる。

騎兵隊というより、宮殿でダンスをしている貴婦人のような優雅な味になっている。

雪国

  • ウォッカ:30ml
  • ホワイトキュラソー:15ml
  • ライム:1/2個

半世紀以上前に日本人が考案したカクテル『雪国』本来のレシピは、ミントチェリーを沈める。

ミントチェリーという存在をはじめて知る。ミントチェリーをいれると緑色になり、幻想的なカクテルになり、グラス縁の白い砂糖が映えるようになる。

ミントチェリーをいれない『雪国』だが、優しい飲み口のカクテル。ここにミントチェリーがはいったら、どうのように変化するのか知りたくなってきた。

手持ちのお酒で作れるカクテルはだいたい作ったが、まだ底にこれだけ残っている。20杯近いカクテルを作れる大容量なコストコウォッカ。

コストコウォッカを飲んだ感想【まとめ】

家にあるお酒で、思いつくかぎりカクテルを作りましたが、コストコウォッカ1本を消費することはできませんでした。

大容量で安いなんて、おいしくないんじゃないの。

キリっとした飲み口、ほのかな甘みがあり、カクテルにすると存在を隠し、カクテルの味を底上げしてくれる、とても優秀なウォッカですよ。

コストコウォッカを小分けにして冷凍庫にいれ、冷やしています。風呂上りや食前に、キュッとやると、冷やされた胃が反作用でポカポカしてきて、体の末端にまでやる気がみなぎるんです。

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