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ホワイトホース ファインオールド 700ml【レビュー記事】 庶民の味方 気楽に飲め、財布にやさしいホワイトホース

お酒レビュー

ホワイトホース ファインオールド 700mlを飲んだ感想を書いている記事です。

お安いときは、1,000円一枚で買うことができるスコッチウイスキー。

価格は安いですが、ほのかに香る麦と花のような甘い香り、白馬が歩くような軽やかな風味、しっかりウイスキーを飲んだという満足感はありました。

ホワイトホースをストレートやロックだけではなく、いろいろなカクテルにして飲んだ感想も書いています。

ホワイトホース ファインオールドの特徴

ホワイトホースはCOOPで買いました。お値段は、945円ほど、そこに消費税がかかるので、1,000円をチョット超えた価格になります。しかし、このお値段でありながら、ウイスキーを飲んだという満足感を感じることはできました。

お財布に優しいニッコリ価格です。ふだんの宅飲むにピッタリのスコッチウイスキーですね。クセもすくないので、水割りや炭酸水割りにしたとき、料理の風味や香りを邪魔しません。

ホワイトホースは何種類かのウイスキーをブレンドして作られています。いつ飲んでも、だいたい同じ味、同じ価格です。味の差はよっぽどの舌をもっている人でないかぎり違いに気づかないと思います。

ホワイトホースの原産地はスコットランド、アルコール分は40%。原材料は麦のみで、香辛料や着色料は使っていません。

スコッチウイスキーをなのるには、3年は熟成させる必要があり、びんづめ時のアルコール度数は最低40%となります。ホワイトホースは基準をクリアしているスコッチウイスキーです。

美味いほーーっす、WHITEHORSE

引用元:KIRIN

販売元は同じ四足動物の麒麟さんですね。言いにくいだろう、このキャッチフレーズは。

ホワイトホースを飲んだ感想

ホワイトホースはボトルごと冷蔵庫にいれ、冷やしてから味見をしました。味見をしたのが7月とベチャとむしむし暑い月だったので、ひんやりした瓶を持つと、ヒンヤリし、生きる力が喉からわきでてきます。お酒は命の水でありますナ。

  • ストレート
  • ロック
  • 水割り
  • 炭酸水割り
  • 炭酸水レモンいり
  • 緑茶割り
  • ミントジュレップ
  • オールドファッション
  • マンハッタン
  • ドライマンハッタン

ストレート

小さいミツ蜂が、白い花から花の蜜をあつめ、蜂の足につけ、巣にもちかえるときの花の蜜ぐらい微かに甘い香りがしている

口にふくんだ粘度は、トロリとサラリの中間、トサラリといった粘度になっている。口当たりは軽し。

ガツンとくる風味はなく、白馬が麦畑を軽捷に並足で歩いてるような風味、軽やか匂いを感じる。飲み終わると、蜂蜜と麦を混ぜて煮詰めたような香りが、白馬が沖天に昇るイキオイで湧きあがった。

悪くいえば、やや熟成感がなく、風味や香りに乏しいともいえる。いや、そう感じました。ただし、ウイスキーの風味や香りなどの基準になるのではと考えられる。

ホワイトホースの価格が、1,000円ほどなことを考えれば、十分満足できるウイスキーの味、風味、香りである。

ロック

白馬のお尻のような氷をグラスにごろりといれる。

白馬が小雨に濡れるように、グラスにホワイトホースを注ぐ。

軽やかなホワイトホースを冷やすことで、スルリとした粘度になり、すがすがしいほど飲みやすくなっている。

水割り

でかい氷をいれくるくる回し、グラスを冷やす。ホワイトホースをそそぎいれる。

ミネラルウオーターは、ホワイトホースの半分の量で割る。

ガリガリだった馬が、水やエサを食べたことで、天高く肥える馬のごとく太り豊艶な香りになった。水をたらすとウイスキーの香りがたつ、ということは聞いたことはあった。

ホワイトホースに水をたすと、味もほんわかマロやかになり香りがブワッと増す。ホワイトホースの香りを一番楽しくむことができる飲み方、それが水割り。

氷の作り方の記事はコチラ。

炭酸水割り

カチわった氷をグラスにいれ回しグラスを冷やす。ホワイトホースをそそぐ。

氷とグラスのあいだを狙い、ソッと炭酸水をそそぎいれる。ゆっくり氷をもちあげるように1~2度かき混ぜる。

水割りほどの香りはなく、飲むとハジける口いっぱいに拡がる泡の爽快感。するすると飲める、ごくごく飲める。飲んだあとに、チクッとした麦の苦味を感じる。

香りと風味は、ほぼないといってもよい。いろいろな料理と一緒に楽しむことができるだろう。繊細な味の料理をのぞく。

炭酸水レモンいり

レモンをチュッとしぼる、あとは炭酸水割りと作り方は一緒。

レモンのこれがレモンですよという酸味と風味。それをホワイトホースがまろやかにしている。酸味はあるがツンツンしておらず、丸みを帯びた酸味が、お口をさっぱりさせてくれる。

炭酸水割りと比べると、レモンをいれたほうが好きだ。

緑茶割り

緑茶を煎れ、冷やしておく。氷をいれ、ホワイトホース、緑茶を2:1でそそぎいれる。

緑茶の渋みをチクりと足すことで、ホワイトホースの麦を焦がしたような風味を鼻いっぱいに感じるようになった。

飲むと、これまた渋い。濃く濃縮したような紅茶のような渋みがある。タンニンいっぱい。アルコールも濃くなっているように思える。緑茶をいれると、ホワイトホースの味は濃くなっている。

しかし、飲んだあとのウイスキーの風味や香りはなく、伊吹山から吹き降ろす風のようにさっぱりしている。

ミントジュレップ

ミントを3~4枚(お好みで増やしても、減らしてもよい)角砂糖を1~2個。

アンゴスチュラビターズを1~2滴、角砂糖めがけてふりかける。だいたい外れるので問題はなし。

グラスいっぱいのクラッシュアイスをいれる。ホワイトホースをかき氷のシロップをかけるようにグラスにそそぐ。

仕上げにミントを1~2枚ほど飾る。記事のためにミントを飾っているが普段は、そんなシャラクサイことはしていない。

ちべたい。ミントの清涼な風味、すこしの滋養味のある甘さ。口びる、歯茎にくるアンゴスチュラビターズのチクりとくる苦味。ホワイトホースは、氷の彼方に走り去って消えた。

オールドファッション

角砂糖にアンゴスチュラビターズをふりかける。きっと外れるのでご安心を。角砂糖にホワイトホースをすこしずつ垂らし、角砂糖を平らにすりつぶす。いれているヨ、ということで角砂糖は残っている。

氷をいれホワイトホースをそそぎいれる。

薄茶色がコゲ茶色になる。おとなしかった白馬が、赤兎馬のごとく口の中を飛び跳ねまわる。

甘いような、辛いような、苦いような。一口ごとに味がかわる。

飲み慣れてくると、上等なブランディーのような年期のはいった旨味や、樽で熟成されたような風味を感じる。ホワイトホースの風味が物足りないと感じている人にオススメのカクテル、『 オールドファッション 』

マンハッタン

  • ウイスキー:45ml
  • スイートベルモット:15ml
  • アンゴスチュラビターズ:1~2滴
  • チェリー:1個

ワインのような真紅色になったホワイトホース。

ホワイトホースのうえに騎乗するは、中世はヨーロッパ貴族の貴婦人。そのような優雅な味となっている。

スイートベルモットの薬草のほろ苦さと、赤くでっぷりしたチェリーから溶けだした人工的な甘味。

お酒が苦手なかたでも飲みやすいと思うが、アルコール度数は高いのでご注意を。

ドライマンハッタン

  • ウイスキー:45ml
  • ドライベルモット:15ml
  • アンゴスチュラビターズ:1~2滴
  • オリーブ:1個

オリーブを少し薄くしたような色。底にはポツンとオリーブが沈んでいる。

ウイスキーの香りでもベルモットの香りでもなく、草原を転げまわった馬のタテガミのような香り。

クイと一口ふくみ、転がす。うん、これドライベルモットの味だ。そこにチッとだけ麦の風味がプラスされている。

底にいくにつれ、オリーブの酸味があり、味の変化を愉しむことができる。

ホワイトホース ファインオールドを飲んだ感想【 まとめ 】

ホワイトホースには、ガツンとくる香りと風味はありません。

ほのかに甘い香り、ほのかに麦を煮詰めたような風味があるウイスキーでした。

しかし、それがホワイトホースの魅力ともいえます。クセが少ないウイスキーなので、カクテルや色々な飲み物を割ることを楽しめます。

ホワイトホースの価格はお手頃なので、いろいろなカクテルやいろいろな飲み方を自宅で愉しむことができるでしょう。

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