フォション ティーリキュール 【 レビュー記事 】洗練された高貴な紅茶の香りと風味 カクテルレシピもあり

お酒レビュー

この記事は、フォション ティーリキュールを飲んだ感想を書いています。

洗練された紅茶の風味がするリキュールです。アルコール臭は、鼻にも匂わず、ノドにもひっかかることはありません。どこまでも高貴でノーブルな紅茶の香りでした。

ストレートやロックだけでなく、いろいろな飲み方、公式カクテルレシピを作り飲んだ感想も書いています。

静かな夜、紅茶の香気とアルコールに酔いしれる。夜のお友フォション ティーリキュール 。

フォション ティーリキュールの特徴

ずんぐりむっくりした黒い瓶。落ち着いた印象をうけます。棚に置いていると、大きな声で主張はしないけど、そこはかとない存在感を示すでしょう。

中央には黄色のラベルがぺたり。見えにくいですが、黄色いラベルよりひとまわり大きい黒いシールが貼られています。横からみたり、縦からみると、FAUCHONの文字が浮き出てくるのを確認できるでしょう。

フランスの道しるべのようなシンプルな文体の黒文字が、黄色いラベルに浮かんでいます。リキュールと書かれた日本語の文字が野暮ったい。

裏のラベルも確認してみましょう。フォション社が造っているわけではなく、フォション社認定のセイロン茶葉をつかいニッカウヰスキーが製造し、アサヒビールが販売しているようです。

添加物は、着色料と香料、砂糖のようです。砂糖の甘さはあまり感じませんでした。

アルコール分は24%。ワインや日本酒の約2倍、焼酎とおなじぐらい、スピリットの半分ぐらいですね。

さっそくフタをひねりあけ、フォション ティーリキュールの味を確認しましょう。

フォション ティーリキュールを飲んだ感想

ストレート

フタをひねりあけた瞬間に、コーヒ党でもわかる、セイロン茶葉の香りは、ノーブルだと。午◯の紅茶やリ◯プトンとは違うゾ、と。

ノーブルであり、どしっとした腰がすわった風味、ヨーロッパの魔女が住んでいそうな森のように濃い香り。それでいて爽やかな渋みと、すこし酸味がかった香りが清涼さを演出。アルコールの匂いは、チッともしない。鼻にも眼にもピクりともアルコールを感じない。スッとだされたら、一級品の紅茶にしか思わないだろう。

グラスをかたむけ口であじわう。茶葉を発酵させた酸味、お釈迦さまにかける甘茶のような甘み、つるつるに磨きぬかれた壁のように滑らかな口当たり、まさに完璧。

女優のような気品、貴族のような高貴、心が落ちつく、たゆたゆと沈まぬアロマ。

ほの暗い部屋で、ぼうっと光る赤い液体。ただようは高貴なアロマ。極上の紅茶の香りとアルコール。夜ノオ友ニ、フォション ティーリキュール。

紅茶のお酒もあり、ストレートとアップルが発売されています。

アルコール分は半分、容量も少ないです。しかし、お安くお手軽に手にとれます。

香りと風味は、まったく一緒です。お手頃価格のこちらの商品からフォションを体験するのもよいでしょう。

ロック

グラスに大きい氷をいれる。フォション ティーリキュールを静かに注ぎいれる。

大きい氷に冷やされたフォション ティーリキュールは、キンッと硬質的なかたい香りになっている。香りに膨らみを感じられない。研ぎ澄まされた抜き身の刃のような静けさ。

グラスのなかをみると、ゴッホの『 星月夜 』のように、フォション ティーリキュールのシロップが漂っている。冷やすことで、シロップの存在を確認できる。

香りとおなじく、風味にひろがりを感じられず、辛口でビターさっぱりとしている。ロックは、見た目は恰好いい、しかしフォション ティーリキュールの香りと風味の膨らみが乏しく、もったいない気がする。

お湯割り

フォション ティーリキュールのお湯割りの香りと風味を幾千万の言葉で表現を試みようとしても、落ちつくところは、紅茶。

ビシッと腰のすわったどっぷりとした風味。チクリとしたレモンのような苦味があり、その苦味が口内を爽やかにしてくれる。

深々とうすら寒い夜に、HOTフォション ティーリキュールをいれたグラスを両手で持ち、ゆっくりと音をたてずに静かに飲む。温められたフォション ティーリキュールは、胃に落ちると、白いロウソクに火をともすように、体を芯から温めてくれる。

炭酸水割り

なんて上品かつエレガントでノーブルな炭酸飲料なのだろうか。たとえるならば、社交界で飲むシャンパーニュー。

世界三大銘茶のひとつに数えられ、「紅茶のシャンパン」と絶賛されるダージリン茶葉を使用し、茶葉本来の深みある味わいと香りを実現しました。

引用元:Amazon

炭酸の軽快な泡にのり、高貴な香りがはじける。口当たりは冷涼にして爽快。紅茶の酸味のおかげで、するすると飲むことができる。

とりあえず暑い日は、まずはビールや酎ハイ派だが、フォション ティーリキュールの炭酸水割りは、対抗馬になりうるポテンシャルをもつ。フォション ティーリキュールの炭酸水割りは、酸味、爽快感が素直で飲みやすい。

ただし中華料理や味の濃い料理と一緒に飲むことはできる。繊細な料理の味は壊すと思われる。

レモン果汁

レモン果汁をいれる量によって、さまざまな味の変化を愉しむことができる。

レモン果汁をたくさんいれるとツンとした酸味を愉しめるが、常温のフォション ティーリキュールにレモン果汁を大量いれすぎると、味のバランスがこわれる。

レモン果汁を大量にいれたいときは、冷やすか温めたフォション ティーリキュールにいれると香りと風味のバランスをとることができる。

炭酸水とレモン果汁をブレンドするというテもある、スカッシュした爽快感がありよき飲み物。

フォション ティーリキュールにレモン果汁をたらせば、まるで生のレモンを添えたようなレモンティーになる。

ミルク割り

フォション ティーリキュールをミルクで割る。ここまで記事を読んできてくれた明敏な読者さまであれば、つぎに書かれる言葉がピンッとわかるだろう。

そう、ミルクチィー。

カルーアミルクほど、ドがつくほど甘くなく牛乳本来の甘さをひきたてている甘さ。香辛料などをいれ、味に変化をつけるのも愉しいだろう。チャイを作るように火にかけると、フォション ティーリキュールのアルコールが飛んでしまいますゾ。

母なるマザーに抱かれ、やわらかな腕に抱かれながら、お眠りできそうな優しいお味。

フォション・ドール

  • フォション ティーリキュール:20ml
  • ウォッカ:20ml
  • クランベリーシロップ:2滴
  • レモンジュース:5ml

クランベルジュースのかわりに、クランベリーシロップを使用。

すべての材料をシェイカーにいれシェイク。薄赤くなった液体をグラスに注ぎいれる。

レモンの酸味とグランベリーの甘味が、紅茶の香りの下にたおやかに息づいている。スッキリとシャープな香り。そのなかに梅干しのように小さいが、甘い香りがポツンとある。

紅茶の風味の角がビシッとたっている味。スクっとたっているサイの角のように孤高にして高潔な紅茶の風味。ウォッカのアルコールが紅茶の旨みを濃く深いものにしてくれている。

爽やかで飲みやすいカクテル。アルコール度数はたかい。胸の真ん中に小さい赤い花が咲くような酔いを感じる。

Amazonレビュー

飲み方としてはロックやストレートでちびちび飲むのも良いけれど、お気に入りの紅茶に少し入れて飲むだけでも十分おシャンティな雰囲気が楽しめる。

度数の割にアルコールのキツさを感じにくいのでお酒が苦手な方でもハマるんじゃなかろうか。私もその一人だ。

あまりお酒が好きでも強くもありませんが、これをアイスにかけたり牛乳で割って飲むのがとても好きです。

暑い日は炭酸で割って寒い日はお湯割りで飲むと最高です。ぐっすり寝れます

引用元:Amazon

フォション ティーリキュールを飲んだ感想【 まとめ 】

フォション ティーリキュールの味をひとこで表現するならば、紅茶です。

ノーブルな香り、たゆやかで濃い香り、すこしの酸味があり爽やか。あきのこない優雅な紅茶。アルコールは鼻にもノドにも感じませんでした。

洗練された高貴な紅茶の香りと一緒に、アルコールの酔いを愉しめるフォション ティーリキュール。あなたの夜ノお友に。

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