この記事は、ウォッカにレモンの皮を漬けたものを飲んだ感想を書いています。
レシピや作り方などと大袈裟に書いていますが、レモンの皮をウォッカに漬けこむだけです。
レモンの皮の白い部分は苦味の元でございます。苦味に強くないかたは白い部分がはいらないように薄く皮を削りましょう。
レモンの苦味を愛するひとは、たっぷりと白い部分をいれてください。
あまったレモンと塩を混ぜあわせれば塩レモンを作れます。経済的でエコです。
また、農薬を使っていないレモンの皮を漬けこんだほうが健康によいでしょう。
あとは、ウォッカの色がレモン色にそまるまで待ちましょう。
ウォッカは黄色くなりましたが、レモンの皮は漂白されました。レモンの黄色がウォッカにしみでたのでしょう。
イタリアのスピリッツにレモンの皮を漬けたのち砂糖シロップと混ぜて作るリモンチェッロとよばれるお酒があります。
ウォッカのレモン漬けは、砂糖のカロリーをぬき、レモンの酸味と苦味をダイレクトにたのしめるお酒です。
無味無臭なウォッカにレモンの爽やかに苦い酸味をプラスできます。
そのまま飲んでもよく、冷凍し冷やした口当たりは爽快そのものです。
レモンの風味があり、カクテルの材料にもなります。
レモン漬けウォッカを飲んだ感想
ペットボトルにいれかえ冷凍庫にいれておきました。
アルコール度数のたかいウォッカです。冷凍庫にいれても固まりません。とろんとした飲み口になります。
うっすらと黄色くなっているウォッカ。霧が漂う湖のかたわらにレモンの樹が植えられているような、爽やかに冷たい液体。そして、レモンのかすかな香り。
グラスをもつ手に、爽やかさが冷たくしみこんできます。天然のレモンの香りは、ゆるやかであり、ツンツンとしていません。しずかに、うすく、落ちついた酸味です。
レモン漬けウォッカを口にふくみます。舌がビックリするほどの爽やかな冷たさを感じました。
レモンの香りは控えめ。スーッと口のなかに清潔な真水が流れ胃に落ちます。つるつるとしたレモンの皮漬けウォッカは、アルコールの臭さとは無縁です。鼻や口、歯、どこにもひっかかりません。
冷たさのあとからレモンの苦味とアルコールの熱がやってきます。酸味と苦味のおかげで、スパッとした後味。キレのあるドライな風味です。
いつものウォッカにあきたとき、あまりおいしくないウォッカを買ったときにレモンの皮を漬けることをおすすめします。
炭酸水で割ればインスタントレモンサワーを作れます。
レモンの爽快な酸味があり、ちいさい泡がはじけるが舌を喜ばせてくれる一杯です。
そそぎいれるウォッカの量をかえるとアルコール度数も調整できます。ストロングな一杯から低アルコールのレモンサワーまで自由に作れるようになります。レモンの皮をウォッカに漬けておけばね。
レモンの皮漬けウォッカは、カクテルにも使えます。
イタリアの真っ赤に苦いカンパリとあわせました。
カっと眼が覚める苦さと冷たさ。紅い液体が、胃に落ちるとむくむく元気になるようなサムシングなパワーのあるカクテルです。
薬草などを濃く煮だして作るアンゴスチュラビターズ。西洋の養命酒ともいえる霊験あらたなお酒をポチョンとウォッカにたらしいれます。
爽やかなレモンの風味と苦味をグッと強く厚いものにしてくれます、アンゴスチュラビターズは。
レモンの皮漬けウォッカをホワイトキュラソーと混ぜあわせました。
柑橘類とホワイトキュラソーの酸味と甘みのバランスは精妙。さらりと飲みやすいカクテルが作れます。
レモンの皮をウォッカに漬けておけば、レモンやライムを用意する必要がありません。
なにか飲みやすいカクテルを作りたいのであれば、ホワイトキュラソーと柑橘系のジュースがあればよいと言っても過言ではないでしょう。
レモンの皮漬けウォッカを飲んだ感想【 まとめ 】
レモンの皮漬けウォッカは、レモンの苦味と酸味を堪能できるお酒になります。
ツンツンとした刺激的な人工的なレモンの苦味と酸味ではなく、天然のレモンの苦味と酸味はマイルドで柔和です。
苦く酸っぱいのですが、まろいです。角がとれた苦味と酸味のように感じました。
ストレートで飲んでもよし。炭酸水で割ると爽快。レモンの苦味と酸味があるので、カクテルを作るときにレモンをいれる必要がありません。
いつものウォッカにあきたひと、すこしおいしくないウォッカを買ってしまったひとは、ウォッカにレモンの皮を漬けてみてはいかがですか。
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