【 深野酒造 】 刻の封印 琥珀 10年貯蔵を飲んだ感想記事 時を刻み込んだ味 球磨焼酎 30度 700ml

お酒レビュー

【 深野酒造 】 刻の封印 琥珀 10年貯蔵を飲んだ感想を書いています。

球磨(くま)地方の水と米で作った原酒を、硬い樫(かし)樽で熟成させたお酒の色は琥珀色。悠久の刻が造りあげた球磨焼酎。アルコールは30度。

刻の封印 琥珀をストレートやロック、水割りで飲んだ感想を書いています。その味は焼酎を超えた焼酎でした。

刻の封印 琥珀の特徴

黒色のラベルに、白い文字と線。白い線は球磨川をイメージしているのだろうか。シックなデザインのラベルは、お洒落なデザインの洋酒と並べることもできる。インテリアとしてもグッドデザイン。

米でも芋、麦でも無色透明の焼酎がおおい。 刻の封印 琥珀の一番の特徴は、焼酎の色だろう。琥珀色、黄金色、酒黄色。長期間熟成させた証明になる、お酒の色。

米・米麹ともに国産。泡盛はタイ米を使うと聴いたことがある。焼酎は国産のお米だった。

アルコール度数は30度と、ふつうの焼酎よりアルコール度数が高い。長期間熟成しているあいだに、水分が蒸発し、アルコール度数が高くなったものと思われる。

樽の風味が米の旨味をバランスよく引き立て、なめらかな口当たりと深いコク、しっかりとした味わいを醸す琥珀熟成・純米焼酎。

引用元: 刻の封印 琥珀ラベルより

最初に刻の封印 琥珀を飲んだとき、上のように呟いた。その後、何杯も飲み、メモを取り、なんとか刻の封印 琥珀の味を伝えようと悪戦苦闘。

少しでも刻の封印 琥珀の味が、皆さまに伝わりますように。

刻の封印 琥珀を飲んだ感想

ストレート

10年熟成された酒瓶の封印を、いま解く。ジュラシックパークの虫入り琥珀と比べると、やや薄い黄色。寝かせたお酒が、うっすらと淡く黄色くなる色、酒黄色と呼ぶに相応しい色になっている。

刻の封印 琥珀を注いだグラスをくるくると二度三度と回すと、球磨地方で有名なツクシイバラのような、花に似た香りが立ちのぼる。その香りは緩やかにどこまで伸びていく。8畳ほどの部屋に刻の封印 琥珀の香りが充満した。飲めるアロマと言える。

刻の封印 琥珀は、熟成されたお酒の独特の粘度がある。粘度のおかげか、口当たりは優しく、クセのないスッキリした飲み口。歯茎や歯、舌の上を球磨川のように優雅に流れていく。

飲み口はすっきりしている。しかし、刻の封印 琥珀の味は複雑怪奇ですっきりしていない。花の蜜のように甘く感じたり、蒸した米を使った和菓子のような旨さだったり、ブドウを熟成させたブランデーのようなコクを感じたりと、甘さ、旨味、コクの印象が、百面相のように変化する。

飲めば飲むほど複雑だった味が、原石が研磨されるように、ダイヤのように透明になっていく。たゆたゆとむっちりとした刻の封印 琥珀の味に酔いしれる。そして、刻の封印 琥珀の味は、夢幻の如く掴むことはできない。

刻の封印 琥珀を飲み終わったあとの余韻。それはまるで、ハッピーエンドで終わった漫画や映画を見たあとのように、晴れ晴れした気持ちになる。

ロック

でかい氷をゴロリとグラスにいれ、刻の封印 琥珀を注ぎいれる。氷をいれることで、透明に近い黄色になった。

氷をいれると、焼酎独特の香りがふわっとする。

氷で冷やされた刻の封印 琥珀はストレートよりも飲みやすくなっている。冷やされることで、ちゅるりツルんと飲むことができる。

冷やされた刻の封印 琥珀が胃に落ち、体温に熱せられると。花の蜂蜜を集め、熟成させたような甘い香りが、鼻から外に抜ける。

水割り

刻の封印 琥珀をそそぎ、氷をいれ、刻の封印 琥珀の香りが引き立つまでかき混ぜる。ソッと冷たい水をそそぎいれる。

刻の封印 琥珀の香りは緩む。スキップしているような軽い口当たり。

刻の封印 琥珀の香りはシュンと消え、飲みやすくなっている。お酒の弱い人でも刻の封印 琥珀を飲むことができる。

お湯割り

刻の封印 琥珀にヌクヌクのお湯を注ぐいれる。その瞬間、お湯に温められた刻の封印 琥珀の香りが、湯気と一緒に立ち上がる。刻の封印 琥珀の芳香を含んだ湯気は、どっぷりと重く感じるほどの香りの密度がある。

熱せられることで、ものすごく甘くなる。カカオ系のお酒の甘味、旨味に匹敵する。しかし、飲み終わると、クドくなく、さっぱりしている。

刻の封印 琥珀とお湯をお腹にいれると、水に石を投げ込んだ波紋のように胃から熱が拡がっていく。寒い日に飲むのに、まことによい飲み物なり。

炭酸割り

刻の封印 琥珀をいれ、氷をグラス一杯いれる。炭酸水を氷に当たらないように注ぎいれる。

水割りよりも、刻の封印 琥珀の味の旨味の輪郭がくっきりとしている。氷の下を流れる、キンキンに冷えた清流のような爽やかな風味。

柑橘類をいれていないのに、柑橘類をいれたようなサッパリした酸味を感じる。

刻の封印 琥珀を飲んだ感想【 まとめ 】

刻の封印 琥珀は、樽で10年寝かせることで、琥珀色に変化した米焼酎です。

寝かせることによって、アルコール度数が高くなると同時に、旨味とコクも熟成されます。米焼酎を超えた、米焼酎、それが刻の封印 琥珀。

10年も寝かせたお酒なのに、お値段2,000円ちょいとリーズナブルな価格。

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