壱岐焼酎 天の川 夘八(うはち) 麦 25度 江戸時代から続く伝統的製法 自然に熟成された旨味をたっぷりと堪能できる

お酒レビュー

この記事は、壱岐焼酎 天の川 夘八(うはち) 麦 25度を飲んだ感想を書いている記事です。

じっくりと熟成させた麦や麹、壱岐の空気。ミネラルやビタミンなどをふくんだような丸い甘味と香りを堪能できます。

焼酎ならではの香りはありました。マシュマロほどの大きさの甘い香りが浮かびます。

後口はさっぱりとしています。ベタベタとした甘さはなく、スパッとした飲み口です。

ただし、壱岐焼酎 天の川 夘八(うはち) 麦は、旨味と風味が厚く強いだけに、焼酎としてはお値段が高めです。

材料は、大麦と米麹。アルコール分は25度です。

壱岐焼酎 天の川 夘八(うはち) 麦を飲んだ感想

ストレート

澄んだ透明な色をした液体。グラスにこびりつくような粘度はありません。

グラスを静かに揺らすと、ふわりと甘い香りがたちのぼります。一般的な焼酎にある野性味をおびた香りではありません。

はんなりと柔和。白玉粉をお湯でねったような、マシュマロを火であぶったような甘い香りです。その甘い香りに鼻はすぐに順応しました。

都会の喧騒をはなれた自然の空気や風に包まれます。壱岐の空にひろがる漆黒ともいうべき夜空に輝く星々。爽やかな海風。

口にふくむと、はんなりとした粘度があります。口のなかで、粘度はほどけ、雨水がしみこむようにまろみを帯びた甘味が舌に深々としみこむ。

その甘味は、麦で作られたウイスキーなどの甘味とはちがい、たとえば、白米を削りに削って作った日本酒。もしくは上質な大麦を白樺で濾過し雑味を削ったウォッカのような甘味。

壱岐焼酎 天の川 夘八(うはち) 麦は、天然の水にかぎりなくちかい味と香りなれど、舌と鼻が疲れない自然な旨味と甘味があります。

香りにあったような白玉粉やマシュマロのような甘味。そして、木になっている熟していない清潔な青いリンゴのような酸味を感じます。

ロック

おおきい氷をいれたグラスに壱岐焼酎 天の川 夘八をそそぎいれました。

かるく2度3度ほどグラスをまわします。

はんなりとした甘い香りはうすれ、スマートな印象をうけます。

飲み口がシャープになり飲みやすく、歯と舌に触ることなく胃にすんなりと落ちていきました。

冷たくなった壱岐焼酎 天の川 夘八を口のなかでとどめると、熟成された透明で清潔な麦から抽出されたアミノ酸の旨味を感じられます。

壱岐焼酎 天の川 夘八は、焼酎にある香りはもともと控えめな焼酎です。氷をいれると、さらに控えめになります。

水割り

焼酎を飲む半日ほどまえから水と混ぜておくと美味しくなると聴きます。

壱岐焼酎 天の川 夘八は、飲むすこしまえに水と混ぜたとしてもしっかりと美味しいです。

アルコール耐性のある人間の感想になりますが、軟水よりも軟水、超軟水。天然水よりも天然の旨味、ミネラルなどを含んだ甘露といいたくなる液体になります。

炭酸水

おおきい氷をいれたグラスに壱岐焼酎 天の川 夘八をそそぎいれます。バースプーンで氷と壱岐焼酎 天の川 夘八を撹拌します。グラスが冷えるまで攪拌しました。

ゆっくりと炭酸水をそそぎいれ、バースプーンで氷を2度3度もちあげます。

炭酸の泡にのり、壱岐焼酎 天の川 夘八の香りがはじけ飛び、空気と一体化します。炭酸水のなかに、旨味は残っています。残ってはいるのですが、壱岐焼酎 天の川 夘八の旨味と甘味をたのしめるほどは、残っていません。

かぎりなく壱岐焼酎 天の川 夘八の存在が希薄になる炭酸水割りでした。

壱岐焼酎 天の川 夘八を飲んだ感想【 まとめ 】

壱岐焼酎 天の川 夘八は、麦焼酎です。

焼酎の香りはあります。しかし、熟成された香りは自然な甘さ。人の鼻を疲れさせません。焼酎の香りに鼻がすぐに順応します。

壱岐焼酎 天の川 夘八を飲んだ感想は、熟成された日本酒のようなはんなりとした甘味。白樺で濾過したウォッカのようなキレある後味をたのしめる焼酎でした。

しっかりとした手ごたえある熟成された旨みと甘味を堪能できます。飲んでいて疲れることはなく、永遠に飲んでいたい気持ちにさせられますが、ちょっとお値段が。

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