この記事は、タマネギをねりこんで作る生パスタのレシピを書いています。
タマネギはペースト状にしてから粉と混ぜました。ペースト状になったタマネギは、つーん眼ときます、ご注意を。
タマネギのゆるい甘味と風味がのこる生パスタです。
タマネギをキツネ色に焼いてから粉にねりこめば、またちがった風味になるでしょう。
パスタマシーンを使い生パスタに仕上げました。
タマネギ生パスタの調理工程
- タマネギと粉、ほかの材料と混ぜあわせる
- 生地をパスタマシーンでのばす
- 生地をパスタマシーンで切る
- タマネギ生パスタの出来上がり
タマネギ生パスタの材料（2～3人分）
- デュラムセモリナ粉：100g
- 強力粉：100g
- タマネギ：80g
- 水：適量
- 塩：2g
- オリーブオイル：大さじ1
- 打ち粉：適量
タマネギは紫タマネギをつかいました。ふつうのタマネギでもパスタはつくれます。
使っている打ち粉の記事はコチラ。
タマネギ生パスタの作り方【 写真あり 】
タマネギと粉、ほかの材料と混ぜあわせる
タマネギをペースト状にする。ブレンダーやミキサーで細かくする。すりおろしてもらってもかまわないが、眼がやばいと思う。
デュラムセモリナ粉：100gと強力粉：100g、塩：2g、オリーブオイル：大さじ1をボウルにいれる。
ペースト状にしたタマネギもボウルにいれる。
最初から手で混ぜると、ドロドロの粉が手にくっつき作業をしにくい。さいばしやゴムベラで混ぜあわせるとよい。
粉と水を混ぜあわせる専門調理道具で混ぜあわせている。専門調理道具だけあって、手でかき混ぜるようであり、さいばしやゴムベラより素早く手早く混ぜあわせられる。
粉ぜんたいに水分がいきわたり、パン粉状になり、5mmほどの粒状になれば、手で作業してもくっつかない。タマネギの水分だけで5mmほどの粒状にならないときは、水をボウルに追加でいれる。
手をつかい粉をひとつの生地にまとめていく。ボウルに押しつけたり、丸めたり、折り曲げたりしていると、生地はまとまってくる。
1時間ほど生地を冷暗所で寝かせる。寝かせているあいだに、生地の表面が乾燥しないようにサランラップをきちんと巻いておく。
そして、寝かせることで、ツンツンしているタマネギの香りも穏やかなものになる。
パスタ生地の混ぜ方参考動画
生地をパスタマシーンでのばす
寝かせた生地を作業台に取り出す。生地が作業台にくっつくときは、打ち粉を生地にふる。
パスタマシーンのダイヤルは、一番生地をぶ厚くのばすダイヤルにあわせる。ハンドルをくるくると回し、生地をのばす。生地の長さは2～3倍になる。
2～3倍になった生地をペタンと折りたたむ。
折りたたんだ生地をもう1度パスタマシーンで伸ばす、伸びた生地をたたむ、パスタマシーンで伸ばす、この作業を3～5回すると、生地がなめらかになる。
生地がなめらかになれば、パスタマシーンのダイヤルを操作し、お好みの厚さになるまで生パスタをのばし、食べやすい長さに切る。くっつかないように打ち粉をふっておく。
生地のばし方参考動画
生地をパスタマシーンで切る
パスタマシーンにカッター（生地を切る道具）とガイド（生地を切るのをサポートする道具）をセット。
打ち粉をふった生地をパスタマシーンの上におく。
カッターにハンドルを差し、くるくるとハンドルを回す。カッターを通った生地がパスタ状になって落ちてくる。手やボウルで生パスタを受ける。
すべての生地をカッターに通す。生パスタどうしが、くっつかないように打ち粉をふっておく。
生パスタは製麺したてを食べるよりも、寝かせてから食べたほうがコシがよくなる。密閉容器にキッチンペーパーをしき半日ほど寝かせる。
パカリと大きく開くので作業がしやすく、密閉でき、なおかつ薄いので冷蔵庫にいれても邪魔にならないファイルケースをつかっている。
生地を切る参考動画
タマネギ生パスタを食べる
生パスタ：100gに、沸騰したお湯1～2リットル用意する。生パスタに塩が入っているので、塩をいれる必要はなし。
お湯にいれた生パスタがくっつかないように、さいばしなどで軽くほぐす。
ゆで時間の目安は3分～8分ほど。使った粉の種類や生パスタの厚さ、コンロの火力の差などで、ゆで時間は変わってくる。生パスタのゆで加減を確認し、生パスタをお湯からあげよう。
ニンニクと唐辛子をオリーブオイルでゆっくり炒めたソースにタマネギ生パスタを混ぜあわせる。
紫タマネギをつかったが、真っ白の生パスタ。不思議な化学反応がおこったのだろうか。タマネギを切ったときのようにピンとたっているパスタの表面。
タマネギの香りはしない。ニンニクのかぐわしい香りとカプサイシンが飛んでいる。
タマネギ生パスタを噛む、もにゅ、むっちりとした食感。小麦の甘さ、かすかに、タマネギの風味と甘さを感じられるか。ゆでることで、タマネギの香りはやわらぎ、おだやかに、熱をとおすことで甘くなっているように感じられる。
小麦プラスアルファの香りと甘味がタマネギ生パスタ。タマネギがあまり主張してないので、いろいろなパスタソースにあわせられるだろう。
タマネギの風味と辛味はマイルドになっているので、タマネギ嫌いのかたでもパスタにすれば食べられるかもしれない。
タマネギ生パスタを作り食べた感想【 まとめ 】
タマネギをペーストにするときに涙はでます。できあがったタマネギ生パスタは、粉だけの風味と甘さでなく、隠し味的にタマネギの風味がありました。
タマネギの風味がつよくありません。いろいろなパスタソースにあわせられるでしょう。また、タマネギが苦手なかたでもパスタであれば食べられるかもしれません。
タマネギをねりこんだ生パスタはあまり売っていません。タマネギが隠し味になり、タマネギ嫌いのかたでも食べられるかもしれない生パスタが売っていないのであれば、ご自宅で作ればいいんです。
不器用さんでも、料理初心者さんでも、パスタマシーンを使うことで、パスタの幅と太さを均一にすることができます。
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