押しだし製麺機で作る魚麺・魚そうめんのレシピ・作り方 柔和な甘味がありカマボコをすするような新食感 ゆでたお湯もツユになる

麺作り

この記事は、押しだし製麵機で作る魚麵・魚そうめんのレシピ・作り方を書いています。

柔和な甘味があり、カマボコをすするような新食感をたのしめる麺です。

魚麺をゆでたお湯は、甘くなっており醤油や日本酒をいれるだけで温かいおつゆになります。

ここでひとつお詫びがあります。魚の切り身や卵、粉の分量は、あくまで目安です。

レシピどおりの分量で作れば確実に魚麺が作れる、そのようなことはありません。

魚の種類や水分量のちがいから、分量はかわってきます。その点はご注意ください。

ただ、お湯に押しだすまえに、ボウルなどに麺を押し出せるかを確認しておけば失敗せずにすみます。

魚麺・魚そうめんの材料

  • 魚のミンチ:100g
  • 塩:1g
  • 鶏卵の白身:1個分(黄色くなっても問題ないかたは黄身をいれてもよい)
  • かたくり粉かタピオカ粉:適量

塩は忘れずにいれてください。塩をいれないと魚のミンチがくっつきません。

塩をたっぷりといれると塩辛くはなります。しかし、魚のミンチはしっかりとむすびつきます。

魚のミンチはお好みの魚やお安い魚を買い、骨をとりのぞきミンチにしてください。

また、魚のミンチと塩、鶏卵、かたくり粉やタピオカ粉をしっかりと混ぜあわせれば、混ぜあわせるほど麺が、ぼつぼつと切れません。

フードプロセッサーなど材料をしっかりと混ぜあわせると調理器具を利用したほうが、長い魚麺を作れるようになります。

押しだし製麵機をお持ちでないかたは、ケーキに生クリームをしぼりだすような袋を作り、そこに混ぜあわせたものをいれましょう。そして、お湯にしぼりだせば魚麺になります。

この記事で使用した押しだし製麵機の記事はこちらです。

魚麵・魚そうめんの作り方

材料すべてをフードプロセッサーにいれます。

そして、スイッチをいれ、丹念にねりあげましょう。

ねりあげた生地を押しだし製麵機にいれ、お湯ではなくボウルなど清潔な場所に押しだしましょう。

問題なくニュルニュルと麺になり押しだせれば大丈夫です。押しだし製麵機に生地をつめなおしましょう。

ねりあげたものが、かたくて押しだせない、そんなときは水分をたしてください。

ねりあげたものが、ビチャビチャだ、そんなときは、かたくり粉かタピオカ粉をたしてください。

ねりあげた生地のかたさの目安は、生地を指でつまみます。そして、生地をひっぱりと少しのびる、それぐらいの粘度だとよい魚麺になります。

生地のかたさを確認したあとは、お湯のなかに生地を押しだしましょう。

魚麵・魚そうめんのゆで時間、これもまた目安になりますが、浮いてきたら食べられます。

また、刺身で食べられる魚であれば、サッとお湯くぐらすだけでも食べられます。

魚麺・魚そうめんを食べた感想

魚麺をゆでたお湯に醤油とみりん、日本酒をいれ味をととのえました。

そのおつゆに魚麺をいれました。

魚麺のもっとも長い麺は、20cmほどです。

短い麺は、5cmほどです。麺の長さは、まちまちでした。

しっかりと混ぜあわせ、塩をいきわたらせ、かたくり粉とタピオカ粉と魚の切り身を密着させ、しずかに魚麺をゆでると長い麺になります。

魚麺の風味は、切り身の種類によってちがってきます。

魚の切り身だけではだせないような柔和な甘い香りがあります。おつゆは、こじゃれたお店でだされるような雑味のない澄んだお味です。

麺はすすれます。口あたりは、つるりというよりも、ほっこりと柔らかいです。

噛むと、かたくり粉かタピオカ粉がまとまった弾力があります。黒いタピオカ粉のような食感です。

むにゅむにゅと麺を噛んでいると、魚の磨きぬかれた旨味の芯が口中にひろがります。

魚麺・魚そうめんを作った感想【 まとめ 】

魚麺は、切り身と塩、卵、かたくり粉かタピオカ粉をしっかりと混ぜあわせ、お湯に押しだせば麺になります。

ただし、生地のかたさを調整する必要があります。これだけの分量をいれれば魚麺になる、という最適格をみちびきだすには、経験と感にたよるしかありません。

魚麺を押しだすときは、まずはお湯に押しださずに、ボウルなどに押しだし生地のかたさをチェックしてください。

生地のかたさをチェックしておけば失敗する確率はへり、しっかりとした長い魚麺ができる確率があがります。

たとえ麺にならずとも、おいしい魚のミンチができるだけです。経験と感を磨きつづければ、いつかは魚麺を作れるようになるでしょう、たぶん。

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