この記事は、日清ラ王ちゃんぽんを食べた感想を書いています。
まるで生麺のさきがけラ王が提供するちゃんぽん。
そのちゃんぽんの麺は細め。むっちりとグルテンが充実した噛みごたえのある麺です。
ちゃんぽんのスープは海鮮の風味がつよいです。
淡麗な干し貝柱の旨味がたっぷりとふくまれたスープでした。
新時代をつげるちゃんぽん。1食のお値段は、100円ほど。トッピングの値段はのぞきます。
日清ラ王 ちゃんぽんを食べた感想
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ラ王のちゃんぽんのスープは、うっすらと表面にちかい麺が見えるほどの透明度です。
さまざまな食材が混ざりあった風味と香りを、女神が誕生する貝の旨味がつつみこんでいます。
たっぷりの干し貝柱のエキスがしみでた淡麗なスープです。長崎のむこうがわにある広東の魚介スープによくにたスープだと思いました。
魚介の淡泊な旨味をかさねあわせ磨きあげた複合的な味わいを堪能できるスープです。
動物的なポークやチキンの風味と旨味はひかえめだと思いました。
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麺の表面が透きとおってみえます。ゆだんするとお箸から麺がにげます。それほどに滑らかな麺です。
ちゃんぽんの麺は、パスタに重曹をいれてゆがいたように柔らかい麺がおおいです。
ラ王の麺は、しっかりとした口あたりです。しっかりと粉と水、塩をこねあわせ、グルテンの結合させ、湿度のひくい場所でしっかりと熟成させた麺のように感じました。
かっちりとした麺の表面。麺の中央は、グルテンがスクラムを組みあげ、頑強に歯に抵抗します。
麺の表面にスープがしみこまない、それほどにしっかりとした麺です。
しっかりとした麺をもにゅもにゅと噛んでいると、ホタテの旨味と混ざりあい小麦粉のこうばしく、ほんのりと甘い風味をかんじます。
たっぷりの具をいれないちゃんぽんは、ホタテの旨味をしっかりと感じられる海鮮ラーメンといった味わいです。
日清ラ王 ちゃんぽんの作り方
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ラ王のちゃんぽんの袋のなかには、丸くかためられた麺と粉末スープ、調味オイルがはいっています。
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450mlのお湯をわかし麺をいれます。さらにお好みの具もいっしょに鍋で煮こむタイプです。
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たっぷりの具をいれると麺をゆでにくいです。また、火のとおりにくい具はさきに火をとおしておいたほうがよいでしょう。
もやしの食感をのこしたいひとはあとでお湯にくわえましょう。
麺と具を5分間ゆでます。
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粉末スープと調味オイルは器にいれます。鍋にいれて麺と具といっしょに煮こんでも美味しいとは思いました。
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麺と具をゆでたお湯だけを粉末スープと調味オイルをいれた器にいれます。
粉末スープはさらに溶けます。
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あとは、麺と具を器にいれれば出来上がりです。
日清ラ王 ちゃんぽんのアレンジレシピ
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ちゃんぽんには、やはり動物的タンパク質な旨みもほしい。
そこで、ラードをしきニンニクを弱火でいためます。
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豚肉もいためます。
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豚肉に火がとおったのを確認したのち魚介類もくわえましょう。さらに小さじ3ほどの日本酒をまわしいれアルコールをとばします。
火力は中火ほどでしょうか。
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つぎに450mlの牛乳をくわえます。粉末スープと調味オイルもくわえ煮こみます。
お好みの野菜もくわえ煮てください。火のとおりにくい野菜は、最初から豚と炒めてもよいです。
ちゃんぽんは、たっぷりの具をかけあわせたほうがスープの味わいは濃くなるという自然のルールがあります。
大人数に食事を提供するときにラ王のちゃんぽんはもってこいです。
さらに、鍋の〆としても優秀です、ラ王のちゃんぽん麺は。
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スープを調理している鍋とは、別の鍋にお湯を用意し麺だけをゆでます。
具材と煮るよりも、麺だけで煮たほうが口あたりがごちゃごちゃガチャガチャしません。
ちゃんぽんの麺は、別にゆでたほうが確実に口当たりはよいです。
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水気をきった麺を器にいれます。
あとは、スープを器にそそぎいれ、具を麺のうえにのせます。
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貝殻から豚の女神がうまれるような驚愕の旨味を感じられるちゃんぽんになります。
いそがしいかたは、ラード、もしくはバターをいれるだけでちゃんぽんのスープのコクが深く厚くなります。
日清ラ王 ちゃんぽんを食べた感想【 まとめ 】
まるで生麺。その言葉にいつわりなし。しっかりとコネられ、熟成させたような手ごたえのある麺でした。
たっぷりの干し貝柱から旨味を抽出したようなスープは、コクがたっぷり。まろやか、それでいて淡麗。
淡泊な旨味のあるスープは、さまざまな食材を受けいれ可能です。
たっぷりの野菜。たくさんのタンパク質を食べられます。
麺とスープだけのお値段は1食100円ほどです。外で食べるちゃんぽんのお値段とくらべるとなんとお安いことか。
それでいて、ちゃんぽんをしっかりと食べたと満足できる麺とスープです。
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