この記事は、『 檀流クッキング 』に登場するソーメンを再現し、食べた感想を書いている記事です。
ソーメンを粉からねりあげて、棒でのばしたりするわけではありません。
ソーメンだけをゆで食べていると、酷暑ともいえる日本の夏をのりきれません。
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そこで、ソーメンの具を手際よく作り、ソーメンと一緒に食べようという記事です。
手際よく作れば、15分ほどでできる書かれていますが、30分ほどかかりました。(昆布と干しシイタケからダシをとる時間をのぞく)
干しシイタケと鶏肉のミンチ、夏の野菜の王様ナス、そして、ネギとゴマ、ショウガ、ダイコンがあれば、飽きることなくソーメンを食べられます。
そして、夏に対抗する力がつき夏をのりきれる、ようになるかもしれません。
『 檀流クッキング 』とは、無頼派とよばれた文豪であり料理好きでもあった檀一雄が書きしるした料理エッセイ本です。
男性作家が書いた料理エッセイの金字塔でありパイオニアともいえる一冊。それが『 檀流クッキング 』
おおよその目分量、経験で調理する実践的レシピが網羅されています。
ソーメンの具の作り方【 写真あり 】
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まずは、干しシイタケを水に漬けておきます。
そして、昆布もいれておきます。半日から1日ほど水に漬けておいてください。
干しシイタケと昆布、水をいれた鍋を火にかけます。沸騰する直前で昆布はとりのぞきましょう。
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グラグラとお湯を沸騰させ、たっぷりのカツオ節を鍋にいれます。5分ほど強火で煮ます。
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弱火におとし醤油やミリン、日本酒で味をととのえてください。
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あとは冷めるのを待ちます。ソーメンツユのできあがりです。うどんのツユとしても使えます。
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シイタケをとりだし細切りにしておきます。シイタケの薬味のできあがりです。
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ツユを大さじ2ほど鍋にいれます。沸騰させたのち鶏肉のミンチをくわえ炒めつけます。
鍋から鶏肉のミンチをひきあげます。2品目です。
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そして、鶏肉のミンチをひきあげた鍋に、せんに切ったナスをいれます。水にさらすように書かれていますが、そのまま加えました。鶏肉の旨味をたっぷりとすったナスができます。
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つぎにゴマ油をひいたフライパンに卵液を炒り卵を作ります。すこしツユをいれておくと奥深い味わいになります。
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あとは簡単です。ネギは細くきり、ゴマは煎りすります。つぎに大根もおろします。ショウガもおろせばソーメンの薬味の完成です。
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ついでに、梅干をいれた水を沸騰させ、ソーメンをゆでれば梅干も薬味として使えます。
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あまった、薬味は、丼にも、お弁当にもなります。
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そして、最後に、この薬味をつかって鍋で蕎麦を食べる方法も書かれているのですが、ボソボソとした食感の蕎麦になり、あまり美味しくありませんでした。
鍋の温度がひくかったのかもしれません。
食欲をわかせてくれる薬味の色。そして、タンパク質が豊富。暑い夏をのりきるのに最適なソーメンの薬味でした。
『 檀流クッキング 』のレシピはこちらの記事にまとめています。
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