パスタマシーンでのばす中華揚げパン 油条(ヨウテイヤオ)の作り方 パンをのばすのが少しだけ楽になるパスタマシーンの裏技的使いかた【 油条アレンジレシピあり 】

料理

この記事は、パスタマシーンで生地をのばしてつくる中華揚げパン・油条の作り方を書いています。

パスタマシーンでのばした油条の厚さは一定です。

めん棒や手でのばすよりも早く楽にのばせます。

パスタマシーンの裏技的な使いかたです。

カラッと揚げられた油条の口当たりは軽く、油でギトついていません。

色々な料理とあわせられます。油条をつかったアレンジレシピも書きました。

油条の材料

  • 強力粉:80g
  • 薄力粉:20g
  • 水:50g
  • 塩:1g
  • 砂糖:1g
  • ドライイースト:4g

薄力粉の割合をふやせば食感はやわらかくなります。

お好みの割合で作ってください。

油条の作り方【 写真あり 】

材料を混ぜあわせる

すべての材料をボウルなどの容器にいれます。

最初から手で粉と水を混ぜはじめると粘土状になった生地が手にくっつきます。

そこで菜箸やゴムベラで粉と水を混ぜると、粉が指にくっつかないのでイライラしません。

粉と水をボウルのなかで円を描くように混ぜあわせましょう。

ボウル内の粉が、3mm~5mmほどの粒になるまで混ぜてください。

粉ぜんたいが3mm~5mmほどの粒にならないときは、水を少しずつ追加し混ぜあわせてください。

3mm~5mmほどの粒になれば、手にくっつきにくいです。

両手をつかい、粉をボウルにおしつけたり、おりたたんだりし粉をまとめあげてください。

粉と水分の混ぜかた参考動画

まとめた生地をふくらませます。乾燥しないように容器にいれるか、ぬれ布巾をかけ温かい場所に置いておきましょう。

生地が倍ほどにふくらみ、粉っぽさがなくなり、しっとりとすれば生地を作業台にとりだします。

生地をパスタマシーンでのばす

ふくらませた生地を作業台にとりだします。パスタマシーンも設置します

生パスタマシーンにはいる薄さになるまで、めん棒や手で生地をのばしてください。

目安として、5mmほどになるまでのばしましょう。生地が作業台にくっつくときは、打ち粉をふりましょう。

生地をパスタマシーンに通すと、生地の長さは2~3倍になりでてきます。

2~3倍に長くなった生地をペタンと二つ折りにしてください。

生地をのばす→折りたたむ→のばす。この作業を3~5回ほど繰り返していると、生地の表面が滑らかになります。

生地が滑らかになれば、お好みの薄さまで生地をのばしましょう。

生地をふたつ折りにします。これで切りわける準備ができました。

生地のばし方参考動画

生地を切り揚げる。

生地をお好みの幅に切ります。縦にはふくらみますが、横にはふくらみません。

かさねた生地が分離しないように、さいばしなどで中央をおさえるけ生地を密着させてください。

くるくるとネジるとたのしい見ためになります。

180度に熱した油で生地を揚げます。

ほどよい色になれば油条を油からあげ油をしっかりときっておきましょう。

生地が長いときは、揚げ鍋にいれられる長さにちぎると揚げやすいです。

これで油条の出来上がりです。

そのまま食べてもよし。パリッとした軽快な食感です。

空気の断層もあります。なぜ、空気の断層ができるのか、それはわかりません。

この空気の断層のおかげで食感はかるいです。

オーソドックスにお粥にひたして食べるのもよしです。

柔らかいお粥にパリッと食感がくわわると、口と舌が食感にあきません。

そして、油条そのものも味がしみこんだ部分とパリッとした部分の食感の対比がおもしろいです。

パスタマシーンをつかえば、手でのばすよりも、すこし早く生地をのばせます。

太さと長さをそろえられます。

パスタマシーンの裏技のひとつとして覚えておいて損をしません。

油条のアレンジレシピ

豆乳を温め、お酢をいれたスープにひたして油条を食べます。

豆乳の柔和な甘味が油条にほどよくしみこみます。

豆乳の甘味がひきたつように感じられるレシピです。

ゴマ油をいれたフライパンで卵とネギを炒め、さらに油条をくわえました。

卵の柔和な液体に包まれた油条。柔らかいだけでなく、がっちりとした食感も感じられる一品です。

そして、油条の旨みが、スクランブルエッグぜんたいに広がっているように感じられました。

野菜いために油条をいれました。

お肉のような、お麩のような印象をうける油条です。

油条の油のおかげか、野菜炒めの旨みがふくらんでいるように感じます。

うすい焼きパンのようなものを作り、油条をくるみました。

お好みの調味料や薬味をいっしょに包んでください。

台湾などで有名な食べ方です。たいへんボリューミーな一品でございます。

いつもの袋ラーメンに、油条をのせるだけで中華らしさが一段階あがります。

そして、すぐに柔らかくふにゃふにゃになりません。

ゆっくりと油条の変化をたのしめます。

油条をうどんにトッピングすると、まるでアナゴやゴボウ、ちくわなど豪勢な天婦羅がのっているように感じられます。

ぶっとい天かすといった印象です。

お腹もしっかりと膨れあがります。

コロッケやフライドポテトのかわりに油条。

天かすよりもふやけにくく、それでいて油のうまみは出汁にしみでますね。

蕎麦にいれましたが、うどんでもラーメンでもミートしそうです。ただ、カロリーが。

コーヒーに油条。

西のクロワッサン。東の油条。

クセのなく、さっくりとしている油条は、想像よりもコーヒーとの相性がよい、と感じました。

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