この記事は、『 檀流クッキング 』で紹介されている中華風伊達巻を作り、食べた感想を書いています。
薄焼き卵を作り、餃子の具を豪勢にしたものをくるみ、そして蒸しあげる伊達巻です。
豚肉でも牛肉でも鶏肉、魚肉でもお好みの肉に、さまざまな具と調味料をくわえ蒸しあげます。
できあがる味わいは千差万別。
見かけは大そう立派であり、つくり方は至ってやさしい、中華風の伊達巻みたいな料理を紹介しよう。
引用元:檀流クッキング
『 檀流クッキング 』とは、無頼派とよばれた文豪であり料理好きでもあった檀一雄が書きしるした料理エッセイ本です。
男性作家が書いた料理エッセイの金字塔でありパイオニアともいえる一冊。それが『 檀流クッキング 』
おおよその目分量、経験で調理する実践的レシピが網羅されています。
中華風伊達巻の調理風景【写真あり】
まずは、薄焼き卵を作ります。お家にあるフライパンで薄焼き卵を作ってください。
薄焼き卵を破れないように、いや、すこし破れたとしても問題はありません。薄焼き卵を冷やしておきましょう。
つぎにミンチを用意してください。
お好みのお肉をミンチにしてください。
そのミンチに色々な具をくわえコネあげます。
さまざまな食感の食材をくわえると、歯ごたえがにぎやかになり、味わい深くなります。
ネギとタケノコ、シイタケ、キクラゲをくわえました。
さらに、ゆで卵をつぶしてものを混ぜました。
イカやエビなどの魚介類を混ぜてもよいと書かれています。
つぎに調味料をミンチに混ぜましょう。
ニンニクとショウガ、ゴマ油をくわえ、少量の醤油と紹興酒、腐乳をくわえました。
さらに、パプリカとナツメグをふりいれました。
最後に忘れてはいけないのが、片栗粉です。片栗粉をいれ肉と食材を結合させます。
薄焼き卵を平らな場所におき、ねっとりとさせた具を巻きやすいように塗ります。
薄焼き卵をくるくると巻きあげましょう。
くるりと具を巻きあげた薄焼き卵を蒸し器にいれ蒸します。
蒸し時間は、具の厚さなどの影響から違います。
30分ほど蒸しました。しっかりと冷ましたあと、中華風伊達巻のなかまで火がとおっているかご確認ください。
冷めた中華風伊達巻を筒切りにし食べてください。
外側の薄焼き卵の色は鮮やか。しっとりと蒸しあげた具は、肉まんやシュウマイによく似た食感です。
味つけが薄いと感じられたかたは、肉まんやシュウマイとおなじような調味料をつけ召しあがってください。
焼くよりも、蒸したほうが調理に失敗しないと思いました。
薄焼き卵さえ作れば、点心の皮を作るよりも簡単に点心を作れます。
お弁当にいれても華やかで主役になれる一品です。
『 檀流クッキング 』のレシピはこちらの記事にまとめています。
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