【 コストコ 】凄麺『ご当地ラーメン限定セット』レビュー記事その② 喜多方ラーメン・新潟背脂醤油ラーメン・信州味噌ラーメン・焼津かつおラーメン・播州ラーメン・長崎ちゃんぽんまるで生麺のような6つの凄麺をたのしめる限定セットおまけつき

インスタント袋麺・インスタント麺

コストコで売られている凄麺の『 ご当地ラーメン限定セット 』を食べた感想を書いています。

食べたラーメン
  • 喜多方ラーメン
  • 新潟背脂醤油ラーメン
  • 信州味噌ラーメン
  • 焼津かつおラーメン
  • 播州ラーメン
  • 長崎ちゃんぽん

まるで生麺、まるでお店で食べるようなラーメンをお家でたのしめます。1食のお値段は233円(2024ン円現在)ほどです。

お家にいながら日本全国のラーメンをたのしめます。

持ち運びにも便利です。好きな凄麵を持ちあるけます。凄麵マニア垂涎の段ボールです。

いれられている凄麵は、スーパーなどで売られている凄麵と変わらないと思いました。

麺マニア垂涎の的であるノートつき。

凄麺の作り方は、かやくをいれる。あといれタイプのかやくもあります。

そして、お湯をそそぎいれる。スープをあとからいれ混ぜあわせれば出来上がりです。

凄麵は、ひとつひとつ麺をかえているように感じました。お湯をいれてから待つ時間がちがいます。

待ち時間もしっかりと確認しましょう。凄麵はのびにくいノンフライ麵です。ちょっと待ち時間をオーバーしても大丈夫だと思います。

凄麵のフタには、ちょっとした情報が書かれています。だれかに話したくなる情報は、ご自分の眼でご確認ください。

その①の記事はこちら。

喜多方ラーメン

鮮やかな円を描いているナルトが浮かびあがっています。

5cm四方ほどのチャーシュが3枚。噛みごたえのあるメンマ。乾燥させたネギはお湯の力で香りと食感がよみがえっています。

うっすらとした醤油色のスープ。ミネラルをたっぷりとふくんだ硬質的な香りがします。

王道の醤油とよびたくなる鶏の出汁をきかせたスープです。

醤油と鶏の旨みのうえには、あっさりとした口あたりの脂が浮いています。スープを飲むと1mmほどの脂の層ができます。

その脂はくどくなく、はんなりと甘いです。その甘さとネギの鮮烈な食感の対比が悦です。

しっかりと熟成さえた麺のように、水分がぬけ透きとおっています。きしめんほどではありませんが、横にひろいタイプの麺です。

しっとりとしたスープがよくからみます。かんすいをねりこんでいるのか、麺からも硬質的な香りと風味を感じます。

はんなりとした脂でコーティングされた麺は力をいれずとも口中におどりこんできます。

幅広の麺ではありますが、軽妙とよびたくなる軽く妙味のある口あたりです。

喜多方ラーメンは、疲れていても食べられるであろう飲みやすいスープ。そして、軽い食感の麺でした。

新潟背脂醤油ラーメン

まるいお月さまのようなチャーシューが浮かび、そして、青いネギや白いタマネギが星のように煌めているスープ。

月と星が浮かんでいる薄く茶色いスープの湯気は、濃密な脂が視認できるほどの強く甘い香りです。

白いラードを炒めたときに立ちのぼる優雅な香りを感じさせてくれます。ちょいと濃いめの醤油の香りもあります。

こってりとした脂の粘度のあるスープは、くちびるをテラテラと光らせました。ともすれば濃すぎると感じられるほどのスープです。

そこで青いネギや白いネギを噛むと、舌の脂が洗いながされ口中を爽快なものにしてくれます。

そして、爽快になった口中を煮干しの香りが悠遊と泳ぎます。

ていねいな仕事ぶりにてとられた煮干しの出汁は、えぐみや臭みなどは一切かんじません。

煮干しの純粋な旨みだけをしぼりだしています。

豚の脂と煮干しの旨みはケンカをしていません。肉と魚のバランスが精妙です。

スープを飲み麺を食べつづけると煮干しの旨みは隠し味のように消えていきました。

豚の脂と煮干しの旨みを堪能できる濃いスープに負けないぶ厚く、太い麺。

麺の角がピンッとたっています。麺のはしは、天を突くように屹立しています。麺の弾力とコシは強いです。

もっちりと形容できほどの噛みごたえ、噛みきった麺ひとつひとつがニョッキのようだと感じられるほど活きた麺です。

ちぢれた麺にはスープがよくからみます。

信州味噌ラーメン

おおきい信州をちいさい器のなかにまとめあげた秀作。

善光寺の薬味がついてきます。温かいスープにふりいれると活気のあるカプサイシンの刺激が舞いおどります。

鶏の団子は口なかでホロリとくずれました。鶏の純なスープと信州味噌の柔らかい風味がしみこんでいます。

信州といえばの野沢菜も確認できます。野沢菜がラーメンとあうのか、あうんです。

野沢菜の郷愁をかんじさせてくれる食感と香りは信州味噌との相性がよいです。

信州のキノコもいれられていますが、すこし元気がないように感じられました。

日本で一番消費されている信州味噌をいれたスープ。タマネギのような澄んだ甘味を感じます、そして、つぎにノドに貼りつくような唐辛子の辛味を感じました。

辛味は雑味をけずりとり、甘さと旨みの芯をのこしながら爽やかな飲み心地のスープにしたてあげています。

甘さと辛さのふたつを一杯のラーメンであじわえます。

つやつやとした麺は、光を反射するほど堅牢な噛みごたえです。こまかい赤い唐辛子はしっかりとくっつきます。

鶏の脂をまとった麺は、まるでコラーゲンでコーティングされたように滑らかな口当たり。

辛い薬味のおかげで麺を食べるまで芳醇な鶏の脂にきづきませんでした。唇がテラテラとひかり、脂がついた皮膚はきらめくようにしっとりと濡れそぼります。

焼津かつおラーメン

うどん屋さんの香りがします、ラーメンですが。

若く元気、かつ跳ねるように躍動するかつおの香りが漂っています。

かつお好きがニンマリとする香りです。

昆布とタマネギ、そして、少量の油をうかせたようなスープです。

かつおの香りがよくきいておいり、旨みのつよい味噌汁のようにも感じられます。

かつおのグルタミン酸の旨みは強いですが、さらりと飲みやすいスープです。体調がわるくても、食欲がなくても、二日酔時でものめるほど飲みやすいスープだと感じました。

細めの麺です。表面1mmほどが透けています。

麺いっぽんいっぽんは噛みきりやすいです。けれども麺をまとめてすすりあげると、カニの果肉のようにみっちりとした食感になります。

播州ラーメン

細長いチャーシュー。しっかりとした噛みごたえのあるメンマ。そして、細かい青ネギと白いもやしが浮かんでいます。

チャーシューに甘い醤油とミリン、日本酒などの旨みがしみこんでいます。

乾燥させていたもやしをお湯につけると生のもやしのようにもどりました。もうすこしだけ長ければ完璧なもやしだったのにと思いました。

甘いと書かれています。けれども、くどくない甘さです。スマートな甘味です。甘さの主成分はタマネギを煮たようなエキスだと感じました。

さらりと飲みやすい醤油スープです。播州といえば桃太郎。日本人がおもいうかべる懐かしい醬油ラーメンといえば播州ラーメン。

日本人の心にミートするふるきよき昭和の気配を感じられるラーメンです。

ちぢれた細い麺は柔らかいです。けれども麺の中心には忠臣蔵の大石内蔵助のように一本芯のとおった気高い食感がありました。

長崎ちゃんぽん

鮮やかな具材が、白いスープのうえに浮かべられています。

エビの団子のできが秀逸です。キクラゲの食感はつよく、コーンの甘味、そしてキャベツの甘い噛みごたえ、ピンクと白のカマボコもいれられています。

貝類からとったエキス。そして、豚と野菜から丁寧に抽出したエキスを混ぜあわせたスープは、長崎ちゃんぽんそのものです。

さまざまな食材の具をかさねあわせ、それでいて飲んでいて疲れない柔和な風味のスープが見事に再現されています。

このスープにもやしやキャベツをたっぷりといれてもスープはうすくならない、そのように感じられる真っ当につくられたスープのように感じました。

野菜をたっぷりと食べたいかたに強くおすすめできるスープです。

がっちりとした見ためのちゃんぽん麺です。食べごたえもがっちりとしています。

柔和なスープとは対照的にかたいとさえ感じられるほどです。がしがしと麺を食べたゾという手ごたえを満足感をえられる麺です。

凄麺『ご当地ラーメン限定セット』を食べた感想【 まとめ 】

凄麺『ご当地ラーメン限定セット』は、ご当地に行くことなく、ご当地で食べられるような麺を食べられます。

お湯をそそげば、お家がご当地。

多種多様な日本のラーメン文化を堪能できます。

揚げていない麺は、まるで生麺です。

1食240円ほどでした。

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