この記事は、コープCO-OP 生協の『 即席みそ汁 お味噌いろいろ具材よりどり 』の5つの味噌を飲んだ感想と、すべての具材を食べた感想を書いています。
30食分の即席みそ汁と具材がはいっています。
一カ月ぶんの一汁をまかなえるのです。
一汁のお値段は税込40円以下です。
5つの味噌と5つの具材を自由に組みあわせられます。
毎日の気分によってあなた好みの一汁をたのしめるのです。
お湯をそそげ、ほかほかと白い湯気をたて、お出汁のきいたおみそ汁を飲めます。
CO-OPの会員であれば注文しておけば、週に一回お家にまで運んできてくれるのです。
いそがしいときに、買い物にいく必要がありません。
にゅうめんにもなります。
冷たい水でもとけるみそです。冷汁もつくれます。
行儀はわるいですが、ねこまんまもすぐに食べられます。
家のなかでは誰にも見られません。治外法権です。思うぞんぶん背徳の味をたのしみましょう。
納豆との相性もよいみそです。
みそ汁を飲んだ感想
すべてのみそ汁の作り方はおなじです。
みそを器にしぼりだします。そして、お湯160ccをくわえるだけです。
塩からいと感じられたかたは、お湯の量をふやしてもかまいません。
活きた味噌の風味としっかりとした出汁の旨みがあり少しお湯をふやしてもおいしく飲めます。
みそだけでなくお好みの具材もいっしょにいれみそ汁をつくります。わかりやすいようにみそだけをいれています。
お湯をそそぎいれただけでは溶けにくいみそだと感じました。お箸などでしっかりとかき混ぜるとみそは溶けます。
信州みそ
日本でもっとも飲まれている信州みそ。
信州みその塩辛くなくこなれた角のないまろい香りよりも、カツオ節の2番だしの香りが勝っています。
ちょっぴり昆布だしの香りと味もあります。
みそをお湯でといただけの風味と味わいではありません。
でしゃばりすぎないだしの旨みをかんじます。
すべての味噌の中心ともいえる風味の信州みそ。
心をほぐしてくれるような柔和な温かさの信州みその風味。
しっとりと温かさが体にしみいります。
仙台・信州合わせみそ
いろは信州みそとよく似ています。
ほんのりと煮干しの香りをかんじます。あとワカメなど海藻類の香りもかんじました。
いろは信州みそとよく似ていますが、辛味をかんじます。唐辛子のように刺激的な辛さではありません。
しっかりと熟成させた甜麵醬（てんめんじゃん）のような風味と旨みです。
辛味のおかげで、飲みごこちはシャープです。信州みその淡泊な味わいをクリアにしっかりとかんじます。
加賀・信州合わせみそ
加賀はあまいです。はんなりと甘いです。
北陸の京とよばれる加賀のみそは、京都の白みそのような甘さをかんじます。
大豆そのものが持つほんのりとした甘さ。
その甘さはくどくなく、飲んでいても疲れません。
まったりと落ちつくみそ汁だと思いました。
赤だしみそ
硬質的に澄んだミネラルをふくんだ辛味。
がつっとくる塩辛さがあります。
塩辛さだけでなく、静かな蔵でゆっくりと熟成されたみそにある粘りけのある強く濃い風味もかんじます。
赤いみそのしたには、ルビーのように赤く乾燥させたカツオ節の風味もしっかりとありました。
剛健な旨み、赤だしみそを飲みおわったの口中はさっぱりとしています。赤いみそが、口中のよごれをねこそぎ洗いながしてくれたような爽快感があります。
米・麦合わせみそ
しっかりとした塩の辛さをかんじます。工業的な塩の辛さではなく、しっとりと湿り丸い塩辛さです。
たいへんに旨みのつよいみそです。塩辛いとかんじられたかたはお湯でのばすとよいでしょう。
塩の辛さが舌を刺激したあとに、ふたつの味噌をかけあわせた複雑で豊かな厚みのある風味がひろがります。
だしの風味もあります。けれども、ふたつのみそをあわせた風味と香りを強くかんじます。
米と麦をあわせたみその旨みは、豚肉や鶏肉などの旨みすらをとりこむ深さあり。
豚汁やけんちん汁のみそとして利用できるとおもいました。
具材の味
単一の具材で構成されていません。
あと、ゴマのように見えるものは旨味調味料だと思います。
みそだけでも旨味はありました。さらに具材と旨味をいれることで味わいがふくらむのです。
みそといっしょの器に具材をいれお湯をそそぎいれればみそ汁のできあがりです。
どの具材にもわかめがいれられています。わかめが膨らむのがいちばん遅いです。わかめが膨らみきればみそ汁の出来上がりです。
ねぎ
青いところと白いところのネギがいれられています。
ネギのシャリッとした食感はあります。ネギの辛味と香りは弱いとかんじました。
ネギの青色と白色があるとみそ汁の地味な色があでやかになります。
わかめ
どの具材にもいれられているわかめを単品にする意味はあるのだろうかと思っていました。
あさげなどにいれられているお麩がはいっていました。ちょいと瀟洒な見ためになります。
わかめを膨らましきると、しっかりとした噛みごたえをかんじます。
ぬるりとした口あたり、むっちりとしたわかめの厚。わかめを噛むとさっくりと歯切れがよいです。
チンゲン菜
緑一色。チンゲン菜の食感は正直わからないです。
食べてみても、ぽりっとした食感もなく、淡泊すぎる味わいです。
わかめと揚げの印象をつよくかんじました。
まいたけ
舞いあがるほどに美味しいいわれている、まいたけ。
残念ながら、つるりとした食感はあれどもキノコの風味も香りもかんじません。
言いかえれば、キノコぎらいのかたでも食べられるまいたけだといえます。
あげなす
揚げられたなすがぷっくらと浮かんでいます。こまかい油が浮いています。
見ためは豪奢、豪華絢爛なみそ汁。
ただ、やわらかいなすを食べたとは気づきにくいです。わかめにくるまれたなすの食感は、ほとんどかんじません。
即席みそ汁 お味噌いろいろ具材よりどりを食べた感想【 まとめ 】
わかめをのぞいた具材の主張はよわいです。わかめの主張がつよいです。
肉厚でさっくりとした食感のわかめをしっかりと堪能できます。
ただし、具材をいれると彩はあざかになります。
5つのみそ汁の味と風味はちがいました。
基本の信州みそ、また信州みそに別のみそを混ぜたもの、赤みそ、米と麦のあわせたみそ。
個性豊かなみそを愉しめます。
その日、その時の気分によりお好みのみそと食材をえらびお湯をそそぎいれるだけで御機嫌な一汁をつくれます。
30汁分のみそと具材がはいっています。ちょうど1ヶ月ぶんの汁をまかなえるのです。
そして、一汁のお値段は税込40円以下。2024年現在。
家庭の財布にもやさしいみそ汁です。
即席みそ汁 お味噌いろいろ具材よりどりは生協で注文できます。
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