生パスタを作ったあと、生パスタをちょっと乾燥させると、ノドゴシがよくなり、コシも強くなります。
が、生パスタを乾燥させる作業は、ちょっとメンドくさいのが欠点でした。
生パスタをラクラクと乾燥できる方法を書いています。生パスタの乾燥方法を書いている記事です。
生パスタを乾燥させる必要あるのか??

「せっかくの生パスタを乾燥させるの、もったいなくない??」
市販の生パスタをよく確認すると、表面が硬くなっていませんか。生パスタは打ちたてを食べるより、表面を乾燥させ、冷暗所で寝かせたほうが、ノドゴシがツルンとし、コシも強くなります。
一番楽に乾燥させる方法としては、打ちおわった生パスタをそのまま空気にあてておくと、カンタンに表面を乾燥させることができます。問題としては、乾燥している場所と、乾燥してない場所ができるのが問題です。
満遍なく生パスタ全体を乾燥させる方法をご紹介します。
生パスタを楽に乾燥させる方法
パスタハンガー
洋服ハンガーを使う
生パスタを乾燥させる方法として、一番お金のかからない方法は、100均で洋服を吊るすハンガーを消毒してから、生パスタを吊るす方法です。キチンと消毒すれば、衛生上は問題ないとは思います。
細いハンガーだと、生パスタが切れるので、なるべく太いハンガーだと、生パスタは切れません。
見た目がハンガーなので、抵抗感を覚える人もおおいのではないでしょうか。100円払って、パスタを吊るす専用のパスタハンガーを使い、生パスタを乾燥させましょう。
プラスチック製パスタハンガー

こちらはプラスチック製のパスタハンガーです。組み立てるのに2~3分。
高さは15cmほど、パスタを干す場所は10cm。生パスタを干す場所が少なく、地面に生パスタがくっつくときもあります。すこし生パスタを干しにくいです。生パスタと生パスタが重なるので、生パスタの間隔をあける作業がメンドクサイです。
しかし、カビが生えない、軽く、組み立てやすいので、コンパクトに収納できる。生パスタをひっかける場所も丸くなっているので、切れにくいです。
値段が安いのも魅力だと思います。一度に少量の生パスタしか打たない人にオススメです。
木製パスタハンガー

20cmほどの丸い棒が10本ほどついており、ハンガーの高さは約20cm。よっぽど長い生パスタでないかぎり地面にパスタがつくことはないでしょう。

ひじょうに生パスタを並べやすく、大量の生パスタを干すことができます。
問題点は、一応バラして収納できるのですが、バラすのが非常にメンドくさい。生パスタを打つたびに、バラして、組み立ててと、やってられないです。
木製で見た目がちょっとお洒落なので、収納せずにインテリアのように飾っています。生パスタを干すまえには、乾いた布で汚れをサッとふいています。
大量に生パスタを干したいかたには、木製パスタハンガーがオススメです。収納場所は考えておきましょうネ。
フードドライヤー

一番お金がかかるのが、フードドライヤーで生パスタを乾燥させる方法です。しかし短時間で、大量の生パスタを乾燥できるんです。
「フードドライヤーってなんなの??」
乾燥させたい食材をザルにいれ、フードドライヤーにセットし、ボタンをポチッと押すと、天候に左右されずに、食材を乾燥してくれる調理器具です。20~30分で、いい感じに生パスタを乾燥してくれます。
生パスタをザルに並べます。なるべく生パスタの間隔をあけて並べましょう。あとはフタをして、スイッチをいれ10分ほどで乾燥終了です。

乾燥が終わった状態です。
「見た目じゃ、変化わからないよ」ごもっともです。

手に持っても、横にしてもペロンと生パスタがたれません。乾燥しているので、横にピンとしていますね。

乾燥さえた生パスタを保存容器にいれ、冷蔵庫で保存しましょう。
生パスタを乾燥させすぎると、ガッツリ水分が抜かれます。慎重に扱わないと生パスタがボキボキ折れてしまいますよ。何度もボキボキ折った人間からのアドバイスです。

生パスタの間隔はあけて、乾燥させてくださいと書きました。間隔をあけずに生パスタを乾燥させると。

ハイッ。くっついちゃった。クリスマスに玄関に飾るような物体ができました。
お湯でゆがけば、食べることはできますよ。
乾燥させた生パスタの食感

お湯でゆでたあとも、生パスタの断面はキリっとたっています。
生パスタの表面はツルツルしており、すこしザラっとしており、オイルやソースによく絡むでしょう。すこしフォークでくるくる巻きにくいのが欠点です。
食感は、モチモチ。このモチモチ感は、乾パスタではけっして味わえない食感です。使った小麦の風味も楽しく、生パスタと少々のオイル、チーズだけで十分おいしく食べることができました。
生パスタを乾燥させ食べた感想【まとめ】
乾燥させた生パスタは、乾燥させていない生パスタより、表面が3倍ほどツルツルになり、モチモチ感は10倍に跳ね上がるような気がします。
パスタハンガーやフードドライヤーを使うと、生パスタを「あっ」というまに干すことができました。
もう干していない生パスタに戻れませんね。もっと楽に、生パスタを干す方法がないか研究してみようと思います。
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