この記事は、『 檀流クッキング 』で紹介されているモチ米団子を再現し食べた感想を書いている記事です。
ギョウザやシュウマイの具、もしくは、アンコにモチ米をまぶしつける、そして、蒸して作る点心です。
ふたつの具を用意しておくと老若男女が喜ぶテーブルになるでしょう。
『 檀流クッキング 』とは、無頼派とよばれた文豪であり料理好きでもあった檀一雄が書きしるした料理エッセイ本です。
男性作家が書いた料理エッセイの金字塔でありパイオニアともいえる一冊。それが『 檀流クッキング 』
おおよその目分量、経験で調理する実践的レシピが網羅されています。
モチ米団子の調理風景【 写真あり 】
モチ米を一晩ほど水に漬けておきます。
蒸しあがる時間が短縮されるのかなと思いました。それでも1時間ほど蒸しあげる必要があります。
お家で作るギョウザやシュウマイの具を用意します。
豚肉のミンチにタマネギ、ニンニク、ショウガ、シイタケ、キクラゲをくわえました。そして、ほんの少しだけ塩をくわえました。
そして、忘れずに香りのよいゴマ油を少量たらしこむように書かれています。お忘れなく。
ネタが団子にならないときは、かたくり粉をくわえると固まると書かれています。
モチ米をひきつめ、肉団子をころがします。できるだけ、まんべんなくモチ米をくっつけましょう。
アンコを団子の形にととのえたたのちモチ米をくっつけてもよいと思います。
書かれているようにゴマ油をいれ弱火でねりあげたものを団子にしました。
お家にある蒸し器でモチ米をまぶした団子を蒸してください。
蒸した水分が、お皿などにたまらないように工夫してください。布巾をしいたり、水滴がお皿にたれないように工夫しましょう。
蒸し時間は、一時間ぐらいだったように思うが、少々つまんで試食してみるのが一番だ。
引用元:檀流クッキング
モチ米の種類にもよりますが、しっとりとうるみ、ふっくらとふくらんだ状態であれば蒸しあがっています。
モチ米のほっくりとした口あたり、ホロホロと口中でくずれ、もっちりとした甘味。
モチ米は、食べていて疲れない肉まんの皮のように感じました。蒸し時間は長いですが、生地を作る時間もテマも必要でないのはメリットです。
モチ米すき、いや、蒸し餃子やシュウマイ、肉まんが好きなひとに刺さるモチ米団子。
アンコはおやつ。
『 檀流クッキング 』のレシピはこちらの記事にまとめています。
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