グルテンで作るヴィーガンハム・代替ハムの作り方・レシピ 燻煙の香り漂う代替ハム パリッとした表面むっちりとした内側【 スモークチップ燻製・段ボール使用 】

料理

この記事は、グルテンで作るヴィーガンハム・代替ハムのレシピを書いています。

グルテンと上新粉と水を混ぜあわせたのち蒸しあげ、スモークチップで燻して作るヴィーガンハムです。

燻煙の香りが漂い、パリッとした表面、むっちりとした歯ごたえ、食べごたえ十分のヴィーガンハムです。

熱源と段ボールがあれば燻せます。燻製初心者にもピッタリのレシピです。

グルテンで作るヴィーガンハム・代替ハムの材料

  • グルテン粉末:150g
  • 上新粉:50g モチ粉や米粉でも可
  • 水:100g

グルテンは粉末になっている商品を使いました。

強力粉などを水で洗うよりは楽に作業できます。

上新粉の割合と水をいれる量をふやすと柔らかい食感になります。お好みで割合を調整してください。

上新粉は、米粉やモチ米粉を使ってもらってもかまいません。

グルテンで作るヴィーガンハムの作り方・レシピ

グルテンと上新粉、水をボウルにいれます。

はじめから手で混ぜると、ベトベトしたものがくっつき混ぜにくいです。木べらやゴムベラ、菜箸などで混ぜあわせましょう。

粉がちいさい粒状になるまで混ぜあわせます。

粉がちいさい粒状にならないときは、すこしづつ水をくわえ粉と水を混ぜあわせ粒状にしてください。

粒状になった生地を手でこねあげます。

こげあげた生地をハムらしい形にととのえましょう。

蒸した湯気がかからないようにサランラップでくるみました。

形をととのえた生地を蒸します。蒸し時間は、生地の太さにより違います。

写真の太さの生地を1時間ほど蒸しました。しっかりと生地の中心まで蒸せており、生地がしんなりと柔らかくなっています。

燻製は、食材をしっかりと乾燥させれば失敗しにくい調理方法です。

蒸しあげた生地の表面をしっかりと乾燥させましょう。鏡開きをする寸前のモチほど乾燥させましょう。

フードドライヤーで乾燥させました。干しネットにいれ風乾してもらってもかまいません。

炭水化物をあわせたものです。冷暗所にころがしておけば乾燥します。ただし、蒸し蒸しした湿気のおおい部屋だとカビますゾ。

生地を燻す

  1. 段ボールを用意する
  2. 段ボールの上部に棒を2本さし通す
  3. 生地を金網をのせる
  4. 生地をのせた金網を、2本の棒のうえに落ちないようにのせる
  5. 熱源と耐熱容器を段ボール下部におく
  6. スモークチップを耐熱容器にいれる
  7. 熱源のスイッチをいれる
  8. スモークチップから煙がでてきたのを確認する
  9. 段ボールのフタをしめると燻製開始
  10. スモークチップから燻煙がでなくなれば、段ボールのフタをあける
  11. スモークチップがしっかりと消化する
  12. 生地を風にあてる

熱源は電気コンロを使いました。ガスコンロなどお家にある熱源をお使いください。

スモークチップをたくさんいれると長いあいだ燻せます。

1時間~2時間ほど生地を燻しました。

スモークチップをあとで追加すると、燻す時間を延長できます。

煙がでなくなれば段ボールのフタをあけ燻製終了です。

煙がでなくなったスモークチップは、まだ内部に熱をもっている可能性があります。

水をかけたり、耐熱性のある真空状態の箱にいれたりとしっかりと後処理をしてください。

燻したばかりの生地は、煙が落ちついておらず苦いです。しばらく風にあててやると、香りが落ちつきます。

ヴィーガンハム・代替ハムの調理例

見ためはモチです。燻製の香りのするモチです。しかも正月をすぎてしまったモチです。

ドイツのお菓子にもすこし似ていますね。

誰かの頭を殴りつけ、そのあと食べると完全犯罪になる、それほどの硬さはありません。

ヴィーガンハムの表面は、鶏の卵のように硬いので切るときは気をつけてくださいね。

ヴィーガンハムを切りました。内部はもっちりとしています。燻煙が漂っている表面だけが硬いです。

そのまま食べれますが、やはりすこし炙り燻煙の香りをたててから食べたほうが美味しいです。

パリッとした堅固な表面を歯で割ると、燻煙の香りがむわりと口中にひろがります。

つぎに奥歯ぜんたいに、むっちりとした弾力をかんじます。

その弾力は、グルテンが結合し強固なスクラムを組み、歯を強く押しかえしているように感じられるのです。

塩をいれていないので、味は淡泊、というよりも、無味です。いろいろと味をつけて召しあがってください。

なんの調味料をヴィーガンハムにつけるのか、それは目玉焼きになんの調味料をつけるのかに答えがでないようなものかもしれません。

ヴィーガンハムの内側は、もっちりとしているのでパン粉をダイレクトにまぶせます。

粉と水を用意したり、卵を用意する必要がありません、パン粉があればハムカツを作れるのです。

ピラフやチャーハンの具にもなります。ヴィーガンハムは噛みごたえがあります。

しっかりと噛むことで満腹中枢が刺激され、お腹がふくれやすいです。

もちろん焦げめをつけてパスタと混ぜあわせてやると、ヴィーガンパスタを作れます。

黒胡椒の香りに負けない燻煙のスパイシーな香りを堪能できるパスタを作れます。

ヴィーガンハム・代替ハムを作った感想【 まとめ 】

ヴィーガンハムを作るのは、めんどくさい。

粉をこね、蒸し、乾燥させ、燻す必要があります。

できあがったヴィーガンハムは、しっかりと燻煙の香りが漂い、むっちりとした噛みごたえはボリューミー。

お肉を食べたという満足感はあります。

最後になりますが、お肉よりも格段にお安くハムを作れます。

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