この記事は、豆腐を乾燥させて作る噛みごたえある料理を紹介します。
お手頃価格の豆腐で作る経済的な料理です。
乾燥させた豆腐を調味料に漬け作ります。
しっとりした豆腐の表面。豆腐の内部は、かっちりとしており、水すらしみこまないような堅牢さです。
お肉を噛みきるような野生味。お肉のようなジャーキーをかじった満足感があります。
噛めば噛むほど、調味料がしみこんだ豆腐の表面と豆腐の内部からコンコンと旨味があふれてくるではありませんか。
ていねいに作られた豆腐を乾燥させると風味が豊かになります。
しっかりとした噛みごたえがある乾燥豆腐は、なんどもお口をうごかし噛む必要があります。
少量でもお腹がふくれる料理です。ダイエットむけの料理ともいえます。
生だけでなく、焼いても食べられます。焼くことで醤油や味噌が焦げたかんばしい香りの食べ物になります。
ご飯にのせてもよし、お酒のあてにもなる乾燥豆腐です。そして、豆腐なのでお安く作れる料理。
作り方はかんたんです。豆腐の水を切り、乾燥させ、調味料に漬けるだけです。
乾燥豆腐の作り方
豆腐の水をきる
木綿豆腐は、まな板などで挟んで水をぬくとよいでしょう。
豆腐の水をきるだめの調理器具で水をきりました。
豆腐の水を切る調理器具をつかいました。
もちろん、まな板ではさんだり、キッチンペーパーでくるみ電子レンジにかけ豆腐の水をぬいてもらってもかまいません。
豆腐をフードドライヤーで乾燥させる
フードドライヤーのコンテナに水をきった豆腐をのせ乾燥させました。
24時間ほどの時間がかかりました。幼児が遊ぶブロックのような硬さです。
フードドライヤーがないかたは、網などにいれ雨に気をつけながら天日で乾燥させてください。
乾燥させた豆腐を調味料に漬けこむ
乾燥させた豆腐をビニール袋など密閉容器にいれお好みの調味料に漬けこんでください。
常温保存できる調味料に漬けこむと長期保存できるようになります。醤油や味噌などです。
乾燥豆腐を長期保存なされるときは、乾燥豆腐が空気に触れないように気をつけください。
乾燥豆腐が空気にふれていると、このようにカビます。オリーブオイルをけちったのが原因です。もったいないことをしました。
味噌。
醤油。
塩こうじ。
前述のオリーブオイル。
乾燥豆腐と調味料をいれた袋を冷蔵庫にいれ熟成させます。
1~2週間ほど漬けこめば出来上がりです。万が一カビが発生したときは、乾燥豆腐を廃棄してください。
調味料に漬けなくてもよいのですが、乾燥豆腐にちょくせつ調味料を漬け食べると、豆腐がなくなるまえに調味料の味が消えてしまい、味気のない豆腐、味気のないビーフジャーキーのようなものをもにゅもにゅと噛みつづけるハメになります。
乾燥豆腐を食べる
乾燥豆腐は、アワビのように硬いです。怪我をしないように乾燥豆腐を包丁などで切ってください。
しっかりとした噛みごたえのある乾燥豆腐は、できるだけ薄く切ったほうが食べやすいです。
サキイカを10本束にしたような、もどしが十分でない乾燥アワビのような硬さです。少量でも満足する噛みごたえと風味があります。
生で食べるだけでなく、すこし炙ってやると香りが強くたちます。キリッとしたドライなアルコールとの相性がよいです。
わたしの好みになるのですが、味噌に漬けた乾燥豆腐の風味と味がいちばんよいように感じました。まろやかです、乾燥豆腐の風味と香りが。
塩こうじは透明な旨味を感じました。豆のパワーをいちばん感じたのは、塩こうじに漬けた乾燥豆腐でした。
醤油に漬けた乾燥豆腐は、すこし塩辛く、四角ばった硬いお味でした。焼いて食べると醤油が焦げ食欲を刺激する香りになります。
乾燥豆腐を作って食べた感想【 まとめ 】
豆腐を乾燥させ、調味料に漬けて作る乾燥豆腐は、みっちりとした噛みごたえがあり、アゴをしっかりと鍛えてくれます。
そして、少量の乾燥豆腐にて満腹中枢が刺激されお腹いっぱいになります。
豆腐で作るので、タンパク質豊富、かつ、お安く作れるのです。
ご飯のあてにもなりますが、やはり、ちびちびとかじりながらお酒とあわせるのがよいと思います。
お肉などのアテが高くなってきています。まだ安い豆腐で作る噛みごたえある乾燥豆腐でした。
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