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【 習うより酔おう 】お家バー 最低限必要な道具と酒を370日酔っている人間がご紹介

お酒レビュー

この記事は、お家でバー、自宅でカクテルを味わうのに必要な最低限の道具と酒を、370日酔っている人間が紹介している記事です。

まずは、自分の飲みたいカクテルを作るのに必要な道具とお酒からそろえましょう。

外に一歩もでずにカクテルを堪能できる家バーです。酔いつぶれても家のなかなので安全安全、同居人の雷にはご注意をば。

お家バーには、問題がひとつあります。あれもこれもと、カクテルに凝りだすとお酒と道具が、タケノコがのびるように、キノコがはえるように増殖します。

自宅にバーカウンターなどがある大豪邸のかたであれば、道具やお酒が増殖しても問題ないでしょう。しかしながら、ほそぼそとしたスペースでちょぼちょぼとお酒を楽しんでいる私めのようかたは、使えるスペースを計測し、そして一緒に暮らしている方からチクチク文句を言われない範囲で家バーを嗜みましょう。

バースプーン

お家バーをはじめるのであれば、最初に買ってもらいたい道具です。低価格、場所もとらずに、バーカウンターのバーテンダーさんのように、クイッと気取ってカクテルを作れます。

マドラーやさいばしでもエエんじゃないの?とお考えのかたもいらっしゃるでしょう。わかります。私もそう思っていました。

混ぜやすく、しっかりと混ぜり、回転数が段違いにはやいのですよ、バースプーンで混ぜると。バースプーンの上部を親指と人差し指、中指でつまみ、薬指と中指でコンパスを回転させるようにバースプーンを混ぜると、アッというまに高速、神速、特急で混ぜることができます。

ハイボールなどロンググラスも底まで届き、スプーン状になっている先端でしっかりと混ぜてやると、いつものハイボールの味よりも、しっかりと混ざっているような気がします。

それになにより、バースプーンで混ぜていると、背筋がスッとのび職人ぽい顔つきになり、イケてる気がしてくるのですよ。動画などを見て研究し、鏡のまえで「あぁ~でもない、こぅ~でもない」と試行錯誤する愉しみがあります。

ポセイドンがもっているような槍のような部分は、何につかうか知りません。

メジャーカップ

メジャーカップがないと、カクテルの味が一定しません。

氷をガラガラといれ、ウイスキーをザバァ~、炭酸水をダバァ~。いつも味が変化して「アハッ、タノチイ」と、一期一会を愉しむ人には、メジャーカップは必要でないでしょう。

今日のカクテルの割合はおいしかった。だけれども材料の割合を量っていない。あなたが作ったおいしかったカクテルレシピは、夢幻の如く酒の泡の彼方に消えてしまうのです。

メジャーカップで酒や材料を量っておけば、いつでもオールウェイズおいしいレシピを作ることができます。量っておけばね。

ミキシンググラスとシェイカー

ミキシンググラス

カクテルといえば、シャカシャカと軽快にふるシェイカーと、くるくるト優雅にまわすミキシンググラス。バーの憧れ、花形、二大スーパースターですよね。

シェイカーもミキシンググラスも飾っておくとお洒落なインテリアになります。シェイカーは割れる心配がなく、ミキシンググラスは割れる心配があります。

どちらかしか買えないとなると、どちらを選ぶとよいでしょうか?むずかしい問題です。どちから1つというのであれば、ミキシンググラスを買うことをオススメします。

ミキシンググラスには、バースプーンがセットになっている商品がおおいです。1つ買うと2つのカクテルグッズがそろいます。

つぎにミキシンググラスは氷が溶けにくく、出来上がったカクテルが水っぽくなりません。バースプーンで氷と酒、材料を混ぜる作業は慣れが必要です。シェイカーで酒と材料を混ぜる作業に慣れるよりも、ミキシンググラスで混ぜる作業のほうが楽に慣れると思います。

ミキシンググラスには、ミキシングストレーナーというグッズもついてきます。ミキシンググラスにフタをするグッズです。団扇にバネがついたような外見、しぼった果実や氷がグラスにはいるのを防ぎます。

ミキシンググラスとミキシングストレーナーの代わりに、大きめのグラスと茶こしを使ってもらってもかまいません。つまりは、ミキシンググラスを買う必要はないのです。ビールジョッキやペットボトル、計量カップ、しびんなど氷と液体をいれる容器があれば、ミキシンググラスで作るカクテルを作ることができます。

家であるもので代用できるミキシンググラス。

ミキシンググラスの代用グッズでカクテルを作る雰囲気をつかんでから、ミキシンググラスを購入しても遅くはないでしょう。グッズはなるべく、できるだけ増やさないようしたいですからね。

シェイカー

ミキシンググラスは代用可能な物があります。シェイカーは代用できなさそうです。いや、もしかしたら代用できるものがあるのかもしれませんが。

カクテルシェイカーは、100均でも売っています。100均のシェイカーとお高いシェイカーは、混ざりや泡立ちが格段にちがうとのことです。おそらく違うのでしょう、私はわかりません。

容量が350mlのシェイカーを使っています。

氷と酒、材料をいれ、上や下、八の字、放りなげたりしてシェイクすればいいのですが、1つだけ注意があります。

シェイカーのなかには、おおきい氷をいれることです。製氷機でつくった小さい氷をたっぷりとシェイカーにいれ、シェイクすると、氷と氷がぶつかりあい、削られ猛烈な勢いで氷の角が溶けます。できあがったカクテルは水っぽく、夕立にふられた洗濯物のようなミジメな気持ちになることでしょう。

おおきめの氷を作ることができる製氷機を用意します。できあがった氷が、シェイカーにはいるかも確認しましょう。おおきい氷はミキシンググラスにも活用できます。

こうしてお家バーの道具は増えていくのです。怖いですネェ。

スピリット

お家バーで用意する酒は、あなたが好きな酒やカクテルの材料を用意しましょう。

ジンとウォッカがあれば、作ることができるカクテルの幅は広がります。

リキュール

あれもこれも家で作りたい、もっともっと作りたい病にかかると、無限に瓶がニョキニョキはえます。

耳タコでしょうが、あなたが好きな酒やリキュールを買いそろえましょうね。

それでもリキュールをそろえるヒントはないの?そうですね。

ビター系のカクテルを作りたいかたには、カンパリとドライベルモット、アンゴスチュラビターズでしょうか。

スイート系のカクテルを作りたいかたには、スイートベルモットとホワイトキュラソーの2本。

この5本をそろえておけば、ちょっとした居酒屋やカラオケボックスよりも、作ることができるカクテルレシピはおおくなるでしょう。

グラス

お家バーで困るのは、グラスでしょう。場所はとるは、種類はたくさんあるわ、割れるわ、いつのまにかグラスは増えているわ、ほんと大変でございますよ。

酔ってグラスを落とし、倒し、パリンッと割ってきた私なんぞは、割れにくいグラスにかえました。

おいしいお酒を売ろうとしている企業さんは、アレコレと努力しています。オマケのグラスがついているお酒もあるんですよ。

オマケのグラスといえども、安物くさくチープ感はありませんね。オリジナルグラスで酒を飲んでいると、映えます、そして、おいしい気がします。

オマケつき酒を買い、グラスを集めれば経済的かもしれません。グリコのオマケならぬ、サケのオマケつき。

炭酸飲料・フルーツジュース

コーラやジンジャーエール、フルーツジュースをストックしておけば、カクテルのバリエーションはひろがります。保管場所さえ確保できるのであれば。

バー感をたかめてくれる炭酸飲料といえば、トニックウォーターでしょう。トニックウォーターをお家バーで提供すると「おっ、コイツできる」と思われるかもしれません。

ウイルキンソンのトニックウォーターがおいしいのですが、ひとりで飲みきれないです。そんなわけで小さいトニックウォーターも用意しています。

コーラも戦争にならないように、2種類用意しておきましょう。世界平和のために。

その他のグッズ

ここから下のグッズは、あってもなくても大丈夫なグッズばかりです。

あれば便利、簡易、美味、カクテルが映えたりするようなグッズになります。

カクテルレシピ

ネットでも電子書籍でも、カクテルのレシピを見れる時代です。

わざわざ紙の本で買う必要はないように思いますが、あのレシピの配合ド忘れしたな、という時にペラペラと紙のレシピはめくりやすいです。

またバーテンダーの技術や知識も書かれているので、カクテルを飲みながら読んでいると、カクテルの知識がグッと深まります。

できれば家バーにそなえておきたい紙のレシピ。

アイスピック

凝りだすと、グラスのなかの氷にも凝りだすものです。

カッカッと尖った氷を作ったり、まろみを帯びた氷を浮かべたりと、いろいろな氷でお酒を飲みたくなります。

氷を作ることにハマりすぎて、でかい氷にぶつかったタイタニックのように氷沼に沈んではいけませんよ。

スノースタイル

提供されると、「おっ」と思われるスノースタイルのカクテル。見た目は派手ですが、作るのは簡単です。

しっかりと密閉できる丸い容器を用意します。カクテルグラスの縁の直径よりも大きい直径の容器を用意しましょう。

密閉容器に塩をいれます。容器の底が見えないほどの塩をいれると、カクテルグラスの縁に綺麗な雪の結晶が咲くでしょう。さぁ、準備ができました。

カクテルグラスやショットグラスの縁に柑橘系の果実を塗ります。そして、カクテルグラスやショットグラスの縁を塩に沈めましょう。

スノースタイルの出来上がり。使ったあとは湿気ないようにしっかりと容器を閉めておきましょう。

果汁搾り器

生の果実を搾ることができるグッズがあれば、フレッシュで鮮烈な果汁いりのカクテルを楽しめます。

フルーツジュースもいいのですが、やはり生の果汁をいれたカクテルとでは、ジュースと生ぐらいの差を感じましたね。

生ハ最高ダゾ。

オリーブ・チェリー

カクテルにいれると酸味や甘味が変化するオリーブとチェリー。

ここまでくると、写真をSNSにあげたり、お客様にちゃんとしたレシピを提供する、お家バーをこえたバーの粋になってくると思われます。

凝り性な人は、そのままお家バーを越えたバーに到達しちゃってください。

ペストル

よっぽどのモヒート好きでないかぎり、あまりいらないグッズ。

モヒート好きなかたは、手にとってもらいたいです。ミントを潰しやすく、ギザギザの部分が葉を粉砕し、ミントの清涼な香りがよくたちます。

こちらもオマケについてきたグッズです。オマケ商品を選びグッズを集め作りあげたお家バー。

お家バーに必要な道具と酒【 まとめ 】

お家バーに必要なお酒は、あなたが好きなお酒とカクテルを作るのに必要なお酒があれば十分です。そして、ジンとウォッカがあれば、作ることができるカクテルレシピが増えます。

必要な道具、これまた好きなカクテルを作るのに必要な道具です。カクテルの道具とお酒の瓶は、知らず知らずのうちに増殖します。油断していると、アッというまに増えるのです。

ちょっとしたスペースでお家バーを愉しもうと考えている人は、グッズを買うときは、代用できる物はないか、ほんとに必要か、慎重に、冷静に、クレーバーに考えてから買いましょう。

最小限の道具と酒で、最大限においしい酒を愉しみ、酔いしれる。それが家バーの醍醐味だと思います。

よい家バー酒生活を。370日酔っぱらっている男より。

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