生のふきのとうは高い。
天ぷらにしてもよし、味噌といためると長期保存でき、白いご飯のお供にぴったりの苦みばしった味わいを堪能できるふきのとう。
けれども、ふきのとうを都会で買おうものなから、財布が破裂してしまうほどに、ふきのとうの価格は高い。
いっそのこと、ふきのとうが安く売られている田舎にひっこしてやろうかしらん、と考えるほどに、ふきのとう好きのかたにおすすめの商品。
それが、会津天宝醸造のふきのとうみそ。
ふきのとうは国産のものが使われています。ゆえに売られている時期はかぎられています。
ふきのとうたっぷりの味噌の重量は100g。お値段は税込322円です。
瓶のふたを開けなければ、長いあいだ保存できます。けれども開封してしまったあとは冷蔵庫で保存し、はやめに食べましょう。
期間限定、ふきのとうがたっぷりとはいった味噌は、生協で買いました。
注文さえしておけば、おうちまで運んできてくれます。
おいそがしいかたでも、幸せを呼びこんでくれそうな春のおとずれをつげる、感じられる苦味をおうちで楽しむことができます。

会津天宝醸造のふきのとうみそ 実食レビュー

ねっとりとつやつやと光っている、ふきのとうでもあり、味噌でもある、ふきのとうみそ。
ふきのとうを刻んだ姿を確認できます。体感的には、ふきのとう4割、味噌5割、その他の食材といった印象です。
味噌の塩辛さはひかえめ。むしろ甘いとすら感じられるほどです。
味噌のしたのふきのとうは、しゃくッとした食感をのこしており、調理され、味噌に漬けこまれたことで、つんつんとした苦味は幾分ゆるみ、野草系の苦みを敬遠するひとでも食べられるほどの苦みになっています。
ふきのとうを食べた、という苦味は舌で感じとれます。
都会に住み、ふきのとうに飢え、渇いているひとたちの舌を十二分に満足させてくれるふきのとうの実存感です。
ふきのとうは、そのまま食すのもよいです。

白い湯気を放出する熱々のご飯のうえにのせ、ふきのとうみそを温めると、雪のしたで力をたくわえた緑のふきのとうが一斉に芽をだすように、香りがふたたび蘇ります。
ご飯がすすみすぎる、白いご飯のために存在しているかのような、ふきのとうみそ。
この味わいを通年たのしみたい。この苦味にめぐりあうために、ひとは生きるのかもしれない。

会津天宝醸造のふきのとうみそ アレンジレシピ

白米にあうならば、おにぎりにあわないわけがない。
おかずは、ふきのとうみそだけで十分といいたくなるほどに充実した味わい。

ふきのとうみそをお茶漬けにくわえました。
するとまるで中国のお茶のなかで花が咲くように、お湯のなかでふきのとうの緑の葉が咲きみだれます。
味噌汁を白米にぶっかけたざっかけ感。春の息吹を感じられる典雅なよそおい。ふたつの印象をひとつの器のなかに。

和チャーハン。
チャーハンの調味料としてふきのとうみそを使いました。
ふきのとうの苦みが、ほどよいアクセントになり、飽きずにパクつけます。

米だけでなく、ふきのとうみそは、麺との相性もよいです。
つけくわえるならば、魚介との相性もよく、いや、肉との相性すらもよいです。
さまざまな具材を美味しく食べることができます。

そして、生協のレビューでみたアイディア。
チーズとふきのとうみその相性は、滅法界よいです。
チーズと味噌。発酵食品の二重のきわみのうまみ。
そして、ハーブというよりも、アンチョビーなどの旨味にちかいふきのとうの存在。
ふきのとうみそとチーズの相性がよい。覚えておいて損のない情報です。

豆腐に塗りつけて焼きあげました。
春にしか食べることができない、田楽。
もちろん冷ややっこにそのままのせても美味しいです。ふきのとうみそは。

ふきのとうみそをパン生地にくわえて、焼きあげました。
春の苦みが、パンのなかから飛びだしてくる愉しい味わいです。

淡泊なゆで卵に、ふきのとうみそをのっけました。
味わいが、ぎゅッとひきしまります。

ふきのとうみそをきゅうりにまぶしつけ、水分をひきだしました。
きゅうりの鮮烈な食感。ほのかな苦味。もろみの甘さとは対極に位置する味わいを愉しめます。

野菜炒めにくわえると、びっくりするほどに味わいが豊かに。

自然な苦味が、野菜たちの滋味をひきだしています。土のちかくに存在する野菜の底ちからを堪能できます。


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