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山うにとうふ つくり方・レシピ 材料は豆腐と味噌、もろみ、日本酒 豆腐をうにに錬成する術を伝授【アレンジレシピあり】

料理

水を切った豆腐を麦みそともろみに漬けこんで作る山うにとうふ。

食べた印象は、かぎりなくうにに近い味わいです。

媚びるように柔らかい口あたり。舌の熱でほどけるように溶けるきめこまかい舌ざわり。

水けを一度ぬいた豆腐に、ゆっくりと味噌ともろみの味わいがしみこみ、ここちよく柔らかい豆腐の質感。

豆腐のすみずみにまで、おだやかな味わいがしみこんでおり、淡泊でありながら芳醇な味わい。

味噌の風味が、淡泊な豆腐にしみこみ、陸地でつくられた食べ物をかけあわせたというのに、海のバターといいたくなるうにの味わいに非常によくにた味わいに転化しています。

また、もろみを味噌に混ぜこむことで、熟成しこなれた甘味があります。

味噌ともろみ、豆腐の三つの味わいを混ぜることで、かぎりなくウニそっくりの食べ物を錬成できるのです。

山うにとうふの作り方

豆腐は大豆だけでつくられたもの。さらに木綿豆腐のほうが、崩れにくく、山うにとうふを作るのに適しています。

その豆腐の水分をしっかりと抜いてください。水分がたっぷりとのこっていると熟成中に腐る可能性が高くなります。

電子レンジやまな板ではさむなどし、豆腐の水分をしっかりとしぼりだしましょう。

日本酒を火にかけアルコールを飛ばしておきます。そして、常温になるまでさましておきます。

つぎに豆腐をいれる容器、味噌ともろみ、日本酒を混ぜ合わせる調理器具を熱湯消毒しましょう。

そして、さらに乾燥させておけばいうことなし。清潔な布巾で水をぬぐう、天日にあて乾燥させるなどし容器を清潔な状態にしておきます。

味噌ともろみ、日本酒の分量はおこのみで。味噌は、九州の麦みそをつかいました。本場山うにとうふの味わいにちかづくかと。

おうちにある味噌でも代用できます。もろみをいれたほうが、ウニの味わいにちかづきます。

豆腐にぬりつけやすい粘度になるように、味噌ともろみ、日本酒を混ぜあわせてください。

豆腐が、しっかりとかくれるほどの量の味噌ともろみ、日本酒を用意しましょう。

豆腐が飛びでていると、カビやすいです。しっかりと豆腐を調味料でおおいましょう。

あとは冷暗所や冷蔵庫に容器をおき、一週間ほど熟成させれば出来上がりです。

山うにとうふアレンジレシピ

味噌の辛さがあります。山うには珍味でありながら、調味料としても使えます。

白ご飯のうえにのせれば、まるで海の恵みうにを直接のせたような豊満で豪奢な香りがたちます。

おにぎりの山うにをのせつけ、焼きあげました。

味噌単品よりも、ちょいと豪勢な香りがわきたちます。淡泊さがあり、ふわりと脆く、おにぎりのがっしりとした食べごたえとの対比が絶妙です。焼くことで、ますますうにの味にちかづきます。

ゆでたスパゲティと山うにとうふを混ぜあわせたシンプルなパスタです。

淡泊なチーズ。そこにあえかな甘味があり、初見でこれがなんのパスタなのかあてられるひとは少ないでしょう。

口あたりはクリームパスタのように優美で優雅。くどくない端正で簡素な味わいがあとをひきます。

山うにとうふは、ウニに近い味わいといってきました。それでも、やはりあと一歩、二歩、ウニに近づけていません。

そのあと一歩をうめる食材のひとつ、たらこ。海の旨味の最小単位を山うにとうふに混ぜこむことと、アームストロングが月面に着陸した一歩ほどに山うにとうふの味わいがウニにちかづきます。

山うにとうふをパンにぬりつけました。

すこし乳製品であるバターをくわえると、さらに味わいが厚く濃くなります。まるで、うにと錯覚するひとが続出する味わいになります。

材料は豆腐です。とてもヘルシーなジャムです。

山うにとうふをウニにちかづける食材のひとつ卵。

鶏卵をゆでたものと山うにとうふを混ぜあわせものです。

エネルギーが凝縮された黄身を混ぜこむことで、色だけでなく、味わいもかぎりなく本物のうにのような典雅な味わいになります。

ちょっと乾燥してバサバサな食感だとおもわれたかたはマヨネーズをくわえてください。しっとりと濡れそぼり、腰のつよい味わいになります。

クラッカーに山うにとうふと鶏卵を混ぜものをのせました。

白ワインやスパークリングワインにまことぴったりなラグジュアリーな味の軽食になります。

よっぽどの食通でないかぎり、豆腐でつくられているとは見破れませんぜ(たぶん)

つぎに、いがいな食材が、山うにとうふをウニの味にちかづけてくれます。

その食材は納豆。ごぞんじあの納豆です。

納豆の陰気な匂いと山うにとうふを混ぜあわせると、そこはかとなく深沈な海の香りに変化するのです。

納豆のぬるりとしたねばりに包まれた山うにとうふは、たくらみの深いウニの味わいそっくり。

野菜と混ぜると、味噌と豆腐、もろみ感が、前面におしだされます。

新鮮な野菜の香りが、真実をあばきだすのです。

真実があきらかになったとはいえ、これは、これで健康的に野菜をおいしく食べられるレシピではあります。

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