この記事は、手羽元をシャトルシェフで保温調理し、鶏肉と鶏骨からスープをとり、そのスープで作る中華粥のレシピを書いています。
時間はかかりますが、シャトルシェフの保温効果で調理するので、火をつかう時間は短く、ほったらかしなので手間はかかりません。できあがったお粥は、まるで中華街で食べるお粥のようです。
火をつかってコトコト炊くよりも省エネ。ほかの作業をすることもでき、さらに手羽元の身もふっくらと仕上がります。
手羽元がゆの調理工程
- 手羽元でスープをとる
- 手羽元スープで白米を煮て保温する
- 手羽元がゆの出来上がり
手羽元がゆの材料(2~3人前)
- 白米:1/2合
- 水:700cc
- 手羽元:2本
- ニンニク・青ネギ・ショウガ:適量
- ごま油:大さじ1
- 塩:適量
1/2合の白米であれば、手羽元2つもあれば、十分なスープをとることができます。
大量に手羽元をいれ、大量にスープをつくり、ほかの料理にスープを使ってもらってもかまいません。一気にスープを作ればエコになり、いろいろな料理に本格的鶏スープを使うことができますね。
シャトルシェフでお米1/2合の粥のばあい、500ccだと粘り気のあるお粥になり、1000ccだとペシャペシャのお汁たっぷりのお粥に、700ccは丁度中間のお粥が出来上がるのです。お好みで水の量は調整しましょう。
手羽元がゆの調理風景【 写真あり 】
手羽元でスープをとる
手羽元と水、ニンニク、青ネギ、ショウガを調理鍋にいれ中火にかけます。
沸騰してきたら、白い灰汁がわいてきます。できるだけ灰汁をとりさりましょう。
調理鍋を保温鍋にいれ、2~3時間放置します。長く放置したほうが、濃厚なスープをとれます。しかし温度が下がっては意味がありません。長時間放置するときは、まだ温かいかを確認してください。
2時間後、うっすらと白濁して、ほのかに甘い鶏肉の香り、細かく小さい鶏油が表面に浮いています。
手羽元と香味野菜はスープから取りのぞく、粥の具にも使えるので捨ててはいけませんゾ。
手羽元スープで白米を煮て保温する
鶏スープに白米をいれ、ゴマ油:大さじ1をくわえます。調理鍋を中火にかけましょう。
白米がくっつかないように、さいばしや木べらで軽く1~2度かき混ぜてます。
3cmほどの泡がぼこぼことあがってきたら、弱火におとし、10分ほど煮ましょう。
10分後、火を消し、調理鍋を保温容器にいれます。保温する時間は40分~1時間が目安。
手羽元がゆの出来上がり
保温容器のフタをあけ、白米の硬さをチェックします。お好みの硬さになっていれば手羽元がゆの出来上がりです。お好みの硬さになっていないときは、保温を続行してください。
器に粥をもりつけ、塩で味を整え、スープをとった具をトッピングすれば、手羽元がゆのの出来上がり。手羽元もバサバサでなく、いまにも走りだしそうな弾力があります。
たった2つの手羽元ですが、あなどるなかれ、きちんと鶏がコケッココーと鳴いている元気なお粥です。まるで中華街で食べるような中華がゆといった味。ゴマ油と鶏の油が混ぜりあい、いい塩梅のコクです。
ちょっと風邪気味で体調の悪いときは、クコの実を飾ると、医食同源、たしか体調がよくなるはずです。ウル覚え。
シャトルシェフで手羽元がゆを作り食べた感想【 まとめ 】
鶏スープをとるのに、鶏の骨を買うのはメンドクサイ。ですよね、そこで鶏肉も鶏骨もついている手羽元、さらに言うならお安い。手羽元をシャトルシェフで保温調理することで、ほっこりしたスープを抽出することができました。
手羽元スープで作ったお粥は、中華街で食べるような中華がゆができました、自宅にいながら。
シャトルシェフでスープをとることで、手羽元をコトコトと火で煮る必要はありません。別の調理をしたり、別の用事をしたりできます。暑い日であれば、火をあまり使わないので汗ぐっしょりになることもありません。
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