グルテンで作るヴィーガンミート・代替肉の作り方・レシピ もちっとした食感、香りは控えめ、湯葉をいれ脂をいれたような見ためのヴィーガンミート

料理

この記事は、グルテンで作るヴィーガンミート・代替肉の作り方を書いています。

粉末のグルテンと上新粉をキノコと昆布出汁でねりあげ蒸して作ります。

湯葉をはさみこみ、脂がはいっているような見た目です。湯葉はいれなくても大丈夫です。

ヴィーガンミートを噛んだ瞬間に、肉の旨みや脂などはしみでてきません。

もちッとした純白な食感です。

ほんのりと麦と豆を混ぜた匂いのするヴィーガンミートです。

醤油などの調味料をかけると香りは消えます。味つけしだいで色々な料理に使えます。

グルテンで作るヴィーガンミート・代替肉の材料

  • グルテン粉末:150g
  • 上新粉:50g モチ粉や米粉でも可
  • キノコ・昆布出汁:100g
  • 湯葉:適量

グルテンは粉末になっている商品を使いました。

強力粉などを水で洗うよりは楽に作業できます。

湯葉は、脂がはいっているような見ためにするため、食感をかえるためにいれます。湯葉はいれなくても大丈夫です。

乾燥湯葉を使いましたが、生湯葉でも、豆乳から作った湯葉でも作れます。

グルテンで作るヴィーガンミート・代替肉の作り方・レシピ

キノコと昆布を水に漬け、半日ほど冷暗所に置いておきます。

中火で煮て出汁をとってもらってもかまいません。

キノコは、たくさんの種類をいれたほうがよい出汁がとれます。ちょっとだけヴィーガンミートの風味が、よくなるように思います、ほんのちょっとね。

あまったキノコ・昆布出汁は、いろいろな料理に使えます。

グルテン粉末:150gと上新粉:50gをボウルなどの容器にいれ、キノコ・昆布出汁:100gもくわえ混ぜあわせます。

はじめから手で混ぜると、ベトベトしたものがくっつき混ぜにくいです。木べらやゴムベラ、菜箸などで混ぜあわせましょう。

水分がなくなり、生地がしっとりとしたら手でこねあわせましょう。

生地が柔らかいほどヴィーガンミートの食感は柔らかくなります。お好みで水分を追加してください。

生地を10cmほどの球体にまとめます。

そして、生地をのばします。生地はのばしにくいです。がんばって生地をのばしてください。

湯葉をいれないひとは、ひとつの塊のまま蒸しあげてもらってかまいません。

お好みの形の耐熱容器を用意してください。用意した容器に生地をひきます。

生地のうえに、柔らかい湯葉をのせる、そのうえにまた生地をのせます。生地と湯葉のミルフィーユをつくるわけです。

重ねあわせるときは、できるだけギュッギュッと押しこみ生地と湯葉が密着するように圧をかけるとバラけません。

生地と湯葉をかさねあわせたあとは蒸します。水分が蒸発し、フタについた水滴が生地にかからないようにサランラップでつつみました。フタにフキンをかけ水滴を吸収してもらってもかまいません。

蒸し時間は、生地の厚さや火力、水分量などの要因で変化します。

中央が生だとしてもあとで焼いたり、煮たり、蒸したりすれば食べられます。

1時間ほど生地を蒸しました。

蒸しおえたら容器をとりだし、常温になるまで冷やします。

冷えたヴィーガンミートは硬くなり薄く切りやすいです。

あとは、お肉のかわりに料理につかってください。

キノコと昆布の出汁はいれていますが、塩もいれられていないヴィーガンミートは無味です。

麦と豆のような匂いはすこしあります。

無味、ほぼ無臭です。いろいろな調味料とあわせやすいです。

グルテンで作るヴィーガンミート・代替え肉の調理例

醤油とミリン、日本酒で煮ればチャーシューのかわりになります。

もっちりとした食感は、麺類と相性がよいです。

ワンタンのような、モチのような不思議な食感です。

ラーメンといえば、チャーハン。もちろん、チャーハンにいれてももらってもかまいせん。

できれば、すこし焦げめをつけてからチャーハンにいれると食感が軽くなります。

パラッとして、ムチッとするチャーハンです。

ニンニクと弱火で炒め、そのオイルで焼いたヴィーガンミート。

パリッとした食感は、脂を落とした軽快な鶏皮のようです。

むにゅとしたヴィーガンミートを噛むと、内側からニンニクの香りがしみでてきます。

野菜炒めだけでは、お腹がふくれない。けれど、お肉は食べたくない。

そんなひとは、グルテンで作ったヴィーガンミートをいれればよいのです。

シャキシャキとした野菜とむっちりとした代替肉の食感の対比をたのしめます。

また、よく噛む必要があるので、満腹中枢も刺激されダイエットにも有効です。

醤油や日本酒、みりん、ニンニク、八角、五香粉を混ぜた調味料に漬けてやれば、トンポウロウにちかい見ための料理を作れます。

高級中華屋さんにはいったような香り、もっちりとした食感で淡泊。

こまかく切り、かつおとコンブの混合だしに味噌をときいれ、コンニャクと煮こむと土手焼きができます。

長時間煮込んでもヴィーガンミートは溶けません。表面に濃い味噌味がしみこんでいます。ヴィーガンミートを噛むと、むぎゅとし、ふわりと柔い風味がしみでてきます。

ぷりっとしたコンニャクとの食感の対比が妙です。ダイエットとお通じに効果的だと言われているコンニャクをたのしく摂取できます。

グルテンでヴィーガンミート・代替肉を作った感想【 まとめ 】

お肉にある脂までは再現できません。脂のサシがはいったような見ためは再現できました。

むっちりとした食感です。無味です。いろいろな味つけをできます。

お肉を食べた印象にちかい満足感はえられます。こってりとした味をつければ、つけるほどお肉に近づくように思いました。

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