この記事は、『 檀流クッキング 』で紹介されているタタキゴボウを再現し食べた感想を書いている記事です。
ゴボウを酢につけ、酢をいれたお湯で煮て、タタキ、そして、酢と醤油、ゴマをちらせば作れます。
日本の土壌がはぐくんだ素朴で食物繊維たっぷりのゴボウの食感をたのしめます。
ニンニクや唐辛子、タマネギ、トマト、セロリなど基本的な野菜をのぞけば、ゴボウの登場頻度はたかめです。
檀一雄が愛したゴボウ。
『 檀流クッキング 』とは、無頼派とよばれた文豪であり料理好きでもあった檀一雄が書きしるした料理エッセイ本です。
男性作家が書いた料理エッセイの金字塔でありパイオニアともいえる一冊。それが『 檀流クッキング 』
おおよその目分量、経験で調理する実践的レシピが網羅されています。
タタキゴボウの調理風景【 写真あり 】
できるだけ新ゴボウの細く白いものをえらぶと書かれています。
ゴボウの汚れを洗いながらし、酢をいれた水にゴボウをつけておきます。
20cmほどの長さに切り酢水をいれたボウルに30分ほどつけました。
つぎに水1リットルに小さじ1ほどの酢をいれゴボウを煮ましょう。
ゴボウを煮すぎないように書かれています。あとでゴボウをタタキます。ゴボウが、たしょう硬くても大丈夫です。
ゆであげたゴボウを清潔なマナ板などにとりだし、すりこ木棒やめん棒などでタタキます。
チカラをいれすぎて、グシャリとならないように、コンコンとタタキましょう。
ゴボウの繊維がほぐれたら4~5cmほどの長さに切り、酢と醤油と混ぜあわせます。
分量は、お好みでとしか言えません。こころもち酢をおおめにいれたほうが、味わいが軽妙です。
ゴマを煎ります。
そして、ゴボウのうえにふりかければタタキゴボウの出来上がりです。
ゴボウの土にちかい香りが酸っぱくなっており、シャクとした食感が口中に響きます。
箸休めにもなりそうですが、歯は休めません。
作り置きにもピッタリです。酢をいれているのでお弁当にもよいでしょう。
もちろん、アルコールのアテにもなります。
『 檀流クッキング 』のレシピはこちらの記事にまとめています。
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