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鍛高譚GINジン【 レビュー記事 】飲み方 カクテル紹介 赤い紫蘇香る日本ジンここにあり 焼酎との比較あり

お酒レビュー

この記事は、鍛高譚ジンを飲んだ感想を書いてます。焼酎との味の比較もしています。

飲み方はストレートやロックだけでなく、カクテルに使った味の感想も書いています。

赤い紫蘇の香りと風味がある唯一無二のジャパニーズジン。日本人の舌にミートし、和食にもあうジンですね。

鍛高譚ジンの特徴

ジンにつかわれている赤紫の紫蘇。北海道とカレイか、ヒラメの絵が描かれています。公式ホームページで調べたところ、カレイ科の魚でした。アイヌ語でカレイ科の魚のことを鍛高(タンタカ)と言うそうです。譚とは、物語のこと。鍛高譚とは、カレイ科の物語というわけです。

赤紫の紫蘇とは、何の関係があるの?と思われるでしょう。

ある日、カレイが住んでいる海に病気が蔓延しました。病気を治すことができる紫蘇があるとカレイは聴き、病気を治すことができる紫蘇を探す旅にでるのです。カレイは紫蘇を手にいれることができるか、病気を治療することができるのか。あなたの眼でご確認ください。

瓶に描かれている赤紫の紫蘇は病気を治す紫蘇なのです。鍛高譚ジンを飲んでいると、病気にならないかも。

正面から瓶を見ていると、遠近感があるような気がしませんか。絵に奥行があるような気になりませんか、なりますよね。仕掛けはこうです。

瓶の後ろに背景が描かれています。シカやキツネを確認できるでしょう。彼らも譚に登場します。

後のラベルも確認してみましょう。長々と記事で書いてきたことが、端的に書かれていました。

アルコール度数は37%。40%のジンがおおいなか、すこしだけ低いですね。飲んでみた印象としては、3%のちがいは感じませんでした。

ストレートで飲んだ感想

北海道の厳しい冬のようにドライで、かちかちの氷のように堅い香り。そこに紫蘇の香りがふわりと舞う。

一般的な薬味につかう緑の紫蘇とはちがう。梅干しにはいっているような赤紫蘇の香りにちかい。耽美、まろやか、やわらかい甘さのある赤紫の紫蘇の香り。

鍛高譚ジンの特徴として、ストレートやロック、炭酸、カクテルに使っても、紫蘇の香りはずっとしている。鍛高譚ジンの感想を一言でいうなら「紫蘇の香りと風味がする」これで足りる。

透明な鍛高譚ジンは、雪解け水のようにスルリと飲める。紫蘇の香りと柑橘類系の風味、ドライで辛口。緑茶のような苦味が口をさっぱりさせてくれる。紫蘇の香りがあとに残り、故郷への郷愁を感じるのである。

ジンは多数あれども、紫蘇をいれた鍛高譚ジンは、唯一無二だろう。紫蘇の香りは、日本人の舌や食事にミートする。紫蘇の香りが好きなジン好きにオススメしたい。

紫蘇の香りがするジンを作ってくれたオノケングループさんに、ヒンナヒンナ。

ロックで飲んだ感想

まるで流氷のような氷をグラスにいれる。鍛高譚ジンをとくとくと注ぐ。摩周湖のような清涼で清潔、透明な水が現れた。

冷やされたことで、紫蘇の香りがキリキリとひきたつ。すこし時間がたつと、摩周湖に霧がかかったように、鍛高譚ジンが白濁してくる。眼をとじると、病気を癒すという紫蘇の香りをくっきりと感じる。

冷やされた鍛高譚ジンは、さらにドライになり飲みやすくなっている。また和風の辛さを感じる。ねりがらしにレモンの皮をまぜたような辛さ。

炭酸水で割り飲んだ感想

氷をいれたグラスに鍛高譚ジンを注ぐ。長い棒などで、くるくると鍛高譚ジンと氷を回し、グラスが初雪ぐらいの冷たさになるまで冷やす。そこにチョボチョボとゆっくりと炭酸水を注ぐ。

はるか大雪山の頂きに紫蘇がはえているような、ちょっとだけ紫蘇の香りがしてくる。飲んでみると、炭酸の刺激に鍛高譚ジンの辛口が溶けこみスパッと飲みやすい。飲み終わると、山の頂から紫蘇の香りが風にのりやってくる。

繊細な和風の味を崩すことなく、中華の油っぽさに負けず、洋風のバターにも勝つ、食事中に飲むには、まっことよい鍛高譚ジンの炭酸水割り。

鍛高譚焼酎とジンとの比較

鍛高譚ジンと鍛高譚焼酎のちがいも確認しておかねばなるまい。

アルコール度数は焼酎のほうが低い。鍛高譚焼酎のほうが、紫蘇の香りをあまり感じない。紫蘇の香りがツンツンとくるのは鍛高譚ジン。

鍛高譚焼酎は、口当たりがまろやか。すこしトロみがある。鍛高譚焼酎は飲み終わったあとに、紫蘇の香りがひろがる。

どちらも紫蘇の香りはするが、あえて言うならば。飲みはじめるまえに紫蘇の香りを感じるのが鍛高譚ジン。飲み終わったあとに紫蘇の香りがするのが鍛高譚焼酎。

鍛高譚ジンは辛口。鍛高譚焼酎は甘口とも言える。

値段は鍛高譚焼酎のほうがお手頃価格。

鍛高譚ジンでカクテルを作り飲んだ感想

  • ジントニック
  • マティーニ
  • ギムレット
  • ジンビターズ
  • ジンアンドイット
  • カンパリジン
  • ネグローニ

ジントニック

  • ジン:45ml
  • トニックウォーター:適量
  • ライムやレモン:お好みでしぼりいれる

氷をいれたグラスに鍛高譚ジンを注ぐ。初霜がたつぐらいまで鍛高譚ジンと氷を回しグラスを冷やす。

そこにトニックウォーターを静かに注ぎ入れる。

炭酸の泡がはじけると、紫蘇の香りもはじける。飲んでみると、ややキニーネの香りがするものの、炭酸水割りとかわりがない。

マティーニ

  • ジン:50ml
  • ドライベルモット:10ml
  • アンゴスチュラビターズ:2滴
  • オリーブ:1個

オリーブ以外の材料と氷をミキシンググラスにいれ冷やす。カクテルグラスに注ぎ、オリーブを串にさし飾る。

カクテルグラスを机に置くと、紫蘇畑に迷いこんだと錯覚するほどの紫蘇の香りがしてくる。机に置いておくと、紫蘇のアロマが波状に部屋にひろがる。

飲んでみると、醤油漬けにした紫蘇の風味を感じた。アンゴスチュラビターズの苦味が醤油のように感じられたのか。マティーニではなく、シソーニ。

ギムレット

  • ジン:45ml
  • ライム:1/4
  • シュガーシロップ:適量

すべての材料をシェイカーにいれシェイク。カクテルグラスに注ぐ。清涼な雪を落とし込んだような白濁した色をした『 ギムレット 』

風薫る、紫蘇薫る、ライムの皮薫る。ライムの苦み走った香りに負けてないよ、紫蘇の香り。

ライムの酸味があり飲みやすく、キリキリとした辛味。さいごに紫蘇の香りが、爽やかに疾走する。

ジンビターズ

  • ジン:60ml
  • アンゴスチュラビターズ:2~3滴

大きい氷をグラスにいれ、アンゴスチュラビターズを氷にたらし染みこませる。鍛高譚ジンを注ぎいれ、くるりと2~3回ほどまわす。

薬草を煮こんだようなアンゴスチュラビターズを鍛高譚ジンに足すことで、紫蘇の香りが、ぶわっと広がる。

ロックで飲むよりも、つんつんとした辛口になっている。紫蘇の香りがひろがったあとに、アンゴスチュラビターズの薬草系の苦味がくる。鍛高譚ジンだけでは物足りない人は、アンゴスチュラビターズをたらすとよい。

ジンアンドイット

  • ジン:30ml
  • スイートベルモット:30ml

鍛高譚ジンとスイートベルモットをグラスにいれ、グラスをまわすだけで作るカクテル『ジンアンドイット』

江戸時代あたりから漬けこまれたような梅干しのような香りがしている。

真っ赤なボテっとした梅干しが炸裂したような芳醇な香りがひらく、スイートベルモットの香りと風味がワンランク上の味に。お高いワインのようである。

ぬるりとした豊穣な味のなかに、紫蘇の葉の風味をコツンと見つけた。

カンパリジン

  • ジン:30ml
  • カンパリ:30ml

鍛高譚ジンとカンパリ、氷をミキシンググラスにいれ冷やし、グラスに注ぐ。

刺身についてくる紅たでのような赤色に。

カンパリの眼の覚めるような苦味が、紫蘇の香りのおかげか幾分まろやかになっている。

飲み終わったあとに、カンパリの苦味と酸味がズドーンときた。カンパリの風味に、鍛高譚ジンはやや押されていた。

ネグローニ

  • ジン:20ml
  • カンパリ:20ml
  • スイートベルモット:20ml
  • オレンジピール:お好みで

グラスに氷をいれ、すべてのお酒をいれ回し冷やす。

カンパリとスイートベルモット単品には、鍛高譚ジンの香りは負けていた。しかし、3つを混ぜると紫蘇の香りがむっくりと蘇った。

紫蘇ワインといった味になっている。甘すぎず、辛すぎず、酸っぱすぎず、よい塩梅のお味。

飲み終わったあとに、紫蘇の香りがゆるやかに伸びひろがる。

Amazonレビュー

相変わらずシソの香りがいいね。瓶がJINXみたいで可愛い。瓶の向こう側にタンタカがいてほしかった。

今まで味わってきた通常の鍛高譚とは全く別物で、ジントニックやホワイトレディ、ジンベースのカクテルにちゃんと合います。紫蘇もしっかり感じ、ボトルのデザインもお洒落。

通常のジンよりもアルコール度は低めですがその分紫蘇の香りがあって美味しいと思います。

引用元:Amazon

鍛高譚ジンを飲んだ感想【 まとめ 】

鍛高譚ジンは紫蘇の香りがする辛口のジンでした。ストレートからロック、炭酸水、カクテルにして飲みました。一部のカクテルをのぞき紫蘇の香りはずっとあります。

鍛高譚ジンの味と風味を一言でいうなら、紫蘇の香りがするジン。

紫蘇の香りは主張していますが、不思議と料理の味を壊すほどの風味ではありません。薬味のような役割を担ってくれ、料理をおいしく食べることができるのも鍛高譚ジンの魅力でしょう。

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