この記事は、シャトルシェフで作る牡蠣がゆの作り方を書いています。
昆布だしをとり、白米を煮る、牡蠣をいれ保温する、3ステップで作れるオカユです。
牡蠣の身はふっくら、牡蠣の旨みが染みこんだ白米。滋味あふれるカユを食べていれば、ほんま元気でまっせ。
火をつかってコトコト炊くよりも省エネ。ほかの作業をすることもでき、さらに身もふっくらとしている牡蠣。
牡蠣がゆの調理工程
- 昆布だしをとる
- 昆布だしと白を煮て、牡蠣をいれ保温する
- 牡蠣がゆの出来上がり
牡蠣がゆの材料(2~3人前)
- 白米:1/2合
- 水:700cc
- 牡蠣:適量
- 昆布:適量
- 塩:適量
牡蠣はシャトルシェフにいれれば、いれるほど、牡蠣の出汁はすばらしいものになると思います。いれすぎると牡蠣の味がくどく感じるかもしれません。
大ぶりの牡蠣で3~5個。小ぶりの牡蠣で5~10個ほどが適量でしょうか。あなた好みの牡蠣の量を見つけてください。
おなじように昆布もいれすぎると、昆布くさくなります。10cm~10cmほどの昆布を1~2枚ほどでいれれば、じゅうぶん出汁はとれるでしょう。
シャトルシェフでお米1/2合の粥のばあい、500ccだと粘り気のあるお粥になり、1000ccだとペシャペシャのお汁たっぷりのお粥に、700ccは丁度中間のお粥が出来上がるのです。お好みで水の量は調整してください。
牡蠣がゆの調理風景【 写真あり 】
昆布だしをとる
昆布だしをとる、なんて簡単イージー。昆布を水にほうりこんでおけばいいのですよ、できれば1日前から半日前から。
シャトルシェフにお湯をいれ、昆布をいれ、保温すれば、水で出汁をとるよりもはやく、上品な昆布をだしをとることができます。
昆布だしと白米、牡蠣を煮て保温する
白米を洗い、シャトルシェフにいれます。白米を水に漬けたりもしたが、あまり出来あがりに違いを感じませんでした。
昆布だしもシャトルシェフにいれます。お米がぽこぽこ踊るほどの火力に設定。さいばしや木ベラで軽くかきまわしましょう。ぶつぶつと3cmほどの泡がでてきたら弱火で10分ほど煮ましょう。
火をとめ、指ひとつかみの塩(小さじ1/2ほど)と牡蠣をシャトルシェフにいれます。フタをして保温容器にいれ保温調理開始です。保温時間は、40分~1時間。
牡蠣がゆの出来上がり
保温容器のフタをあけ、白米の硬さをチェックしましょう。柔らかくほっこりしていれば牡蠣がゆの出来上がりです。
お好みの硬さに白米がなっていないときは、お好みの硬さになるまで再度保温してください。
シャトルシェフから器にもりつけ、牡蠣がゆをいただく。
すこしの塩しかいれていない。味見をして塩や醤油、ごま油をくわえたり、ネギや海苔、ニラなどの香辛料を加えると味がピッときまり、香りが華やかになる。
海のミネラルが溶けだしたような昆布と牡蠣のシーフードスープ。しっとりと白濁しており、シミジミと細胞のあいだあいだに染みこんでいく。これだけで、心斎橋の彼のように300mほど走れそうである。
米は、ほろほろと崩れ滋味ある味。ふれると崩れそうな温かさ。ちいさい白い粒のなかに、海の神秘めいた旨みを詰めきった米。
米のぬめりのおかげか、牡蠣の表面は片栗粉でコーティングされたようになっている。しろい部分がたぷんたぷんしている。やわらかすぎて、お箸でもつと崩れかねない。黒いビラビラ部分をもつか、スプーンで食べるのがベター。
あれだけ米とスープに出汁と旨みを提供しておられるのに、むっちりした牡蠣の身からはスパークリングワインを開けたときのように、旨みあるお汁があふれだすではござりませんか。
シャトルシェフは保温できるので、料理を作っておけば長時間ホカホカをキープできます。牡蠣がゆを保温させておけば、寝ているあいだ、飲み会をしているあいだに牡蠣がゆはできているのです。
シャトルシェフで牡蠣がゆを作り食べた感想【 まとめ 】
昆布だしをとる、白米と出汁を煮る、牡蠣をいれて保温する。調理工程は、たったの3つ。
火で煮るよりも、時間はかかります。しかし保温しているあいだは、シャトルシェフまかせ、吹きこぼれる心配もありません。火をつかっていないので、省エネです。
出来上がった牡蠣がゆは、ミネラルや旨みといった海そのものといったスープ。そのスープをたっぷり吸いこんだ米。火をゆっくりといれた牡蠣の身はたぷたぷたゆんたゆん。お汁があふれだしました。
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