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株での失敗、大損した3つのお話 株の失敗談を読み、笑い真似しないようにしましょう。

雑記

株取引での失敗、大損した3つのお話を書いています。

人生100年だとか言われ、投資に興味を持たれた人もおおいのではないでしょうか?株って大損して破産するなど怖いイメージがありますよね。将来のために株をはじめた、できるのであれば資金を減らさずに増やしたいものです。

そこで株の取引きで損をしないために株取引での失敗談を読むことは、とてもよい勉強になると思います。株取引で成功した話はあちこちに転がっていますが、失敗した話はあまり見かけないのが残念です。

そこで株取引の失敗談を書きました。ぜひ失敗談を読み、真似しないようにしてください。

SBI証券でおもに取引をしているのですが、SBI証券の画面は添付することができません。

そこで銘柄を書くので、チャートを確認してもらうしかありません。ご面倒をおかけします。

株の投資手法

株の取引きをするにあたって、一通りの勉強はしました。

私の取引手法は2つ。

  • 優待目当て
  • うねり株の売買

優待目当て

優待目当ての株は、auやオリックス、青森銀行などのカタログから選ぶことができる会社をNISA枠で買っています。

そろそろNISAの期間がなくなるのでこれからどうしようか考え中です。

優待目当ての会社はあまり値崩れしません。値崩れをしても、株価が戻る会社がおおいので安心して保有できます。

ただし、優待がなくなったり、優待制度を改悪したときは大暴落をします。

うねり株の売買

うねり株をかんたんに説明すると、株価の下限が500円、上限が1,000円のあいだを、いったりきたりしている株の取引きをすることです。

株価の下限に株価が落ちてきたら買う、株価の上限まで株価があがってきたら売る。

いつも見ている銘柄は、金融や海運、鉱業、金属製品などから1~2銘柄チョイスし取引をしています。

取引期間は短期売買をするときもありますが、中期から長期の売買がメインです。

何銘柄も見る必要もなく、時間もあまりとられない投資方法です。四季報をぜんぶ読む必要もなく、必死にニュースをおっかける必要もありません。

くわしい取引手法は、『株はたった1つの「鉄板銘柄」で1億稼ぐ!』に書かれています。

株取引で失敗、大損した3つの取引

いよいよ、株取引で失敗、大損した3つの取引について書いていきます。

失敗、大損した3つの銘柄はこちら。

  • 三菱ケミカルホールディングス (4188)
  • RIZAPグループ (2928)
  • 日経平均ダブルインバース・インデックス連動型上場投信 (1357)

日経平均ダブルインバース・インデックス連動型上場投信は名前が長すぎるので、通称のダブルインバースと略させてもらいます。

3つの取引について詳しく、なぜ失敗、大損したのか書いていきます。

三菱ケミカルホールディングス (4188)

有名な投資家が、このようなことを言っています。「なにをしているか分からない会社の株は買うな

5年間、三菱ケミカルホールディングス の株を保有していますが、いまだに何をしている会社か知りません。

なぜそのような会社の株を買ったのか。

NISA枠は120万円まで株を買えるのです。優待目当ての株は20~30万円の株がおおく、10~20万円のNISA枠があまったのです。

あまった枠がもったいないと考え、投資の本を見ていると、PERがよい会社一位が三菱ケミカルホールディングスでした。

PERがよいとは、かんたんに説明すると株価にたいしてリターン(配当金)がたくさんもらえる会社です。

2017年からNISA枠のあまった枠で、三菱ケミカルホールディングスを900円~1,200円で買い漁りました。2018年までは株価は右肩あがりです、笑いがとまりませんでした。これは億り人になるでと、エビスさんのようにホクホクでしたよ。あの瞬間までは。

トランプ元大統領のツイッター砲が炸裂しました。なにをつぶやいたかは忘れましたが、1,200円を超えていた株価が一気に1,000円までズドンと落ちました。

三菱ケミカルホールディングスの平均取得単価は1,200円ほどになっていました。いきなり損失額が20%にふくらみます。

この落ち方はおかしいだろうと、ナンピン(保有している株価が下がったとき、株を買いまし平均取得単価をさげる手法)をしました。

下手なナンピンはすかんぴん。落ちるナイフはつかむな。

また右肩あがりになるだろう、とただの推測でナンピンをしました。なんどかナンピンをし平均取得単価は1,100円ほどになりました。

その後は三菱ケミカルホールディングスの株価は、ずるずると800円まで下がります。はじめて経験する損失額にカチンと凍りつきました。もっと早い段階で損切りをしておくべきでした。さらにいうのであれば、ナンピンもするべきではなかったです。

その後、600円まで株価は下がります。株の価値は半分になりました。ひたすら塩漬けです、生ハムであれば極上の生ハムができたことでしょう。

配当金も年々減ってるような気がします。2021年にはいり三菱ケミカルホールディングスの株価があがりだしました。理由は分かりません。株なんてそんなもんですよ。現在2021年7月には800円をこえ、1,000円に届きそうです。

ここまで塩漬けにしていたのです、もうプラスになるまで塩漬けにしてやる、と思いましたが、いちおうチャートが下げに転じたら、売り払うつもりです。

三菱ケミカルホールディングスの損失率は22%です。

塩漬けについて

塩漬けはよくないと言われています。資金を使うことができないので、塩漬けはよくないと言われています。

たしかにうねり株を売買するときに、三菱ケミカルホールディングスの塩漬けしているお金を使えば、もっと稼げたのにと考えるときはありました。

しかし、現物買いであり、とくに株の取引きを頻繁にしない人は、塩漬けをしてもよいと思います。配当金はもらえますし、運がよければ株価が戻るときもありますからね。

RIZAPグループ (2928)

コマーシャルでおなじみのRIZAPグループ。

RIZAPグループの優待は、ポイント制になっておりポイントを貯めることもできます。優待銘柄として保有しようと思いました。

2018年のNISA枠でたしか株を分割前で、2,400円ほどだった株価が2,100円ほどになったときに、ここが底や、とただの勘で買いました

正直RIZAPグループのダイエットには懐疑的でしたが、優待が魅力的だったので購入を決めたのです。自分が魅力を感じる会社の株を買うべきだと思いますよ、ほんとに。

損をするのは自分のせいですが、あのCMを見るたび損失額を思い出しイライラ。CMタレントの腹は凹んだ、おれの財布も凹んだ。

その後はジム事業は順調でしたが、強引にM&Aをした会社が赤字になったりし、株価はゆるやかに下がっていきます。カルビーの社長を招いたときに、株価はすこし戻りました。ここが最大の逃げ場だったとあとあと気づきます。損切りをしなかったために逃げ遅れました。

その後の株価はウッソだろうというぐらい下がります。ナイアガラ滝のように轟轟と落ち、バベルの塔ようにガラガラと崩壊しました。

2021年の株価は200円あたりをチョロチョロしてます。優待のポイントでBRUNOが二台ほど交換できるぐらいポイントは貯まりました。安くなっている今、優待ねらいであれば、よい株かもしれません。

RIZAPグループでの損失率は79%。まだ売っていないので、三菱ケミカルとRIZAPグループの損失は確定していません。

株の取引きをするまえには、この二つの損失額を見てから取引をするようになりました。三方ヶ原の戦いに負けた徳川家康の肖像のようなものです。今は底か、チャートはあってるか、損切り額を決めてるか、確認してから株の取引きをするようになりました。

YAHOOファイナンス

RIZAPグループの株価の上昇は操作されていたのでは、という話をYAHOOファイナンスに書かれていたのを見かけました。操作されていたかどうかの真偽はわかりません。

YAHOOファイナンスは、株を買うまえ、株を売るまえに、その銘柄の書き込みを見るようにしています。お金がかかっているので、みな熱く議論、愚痴、ののしりあっています。情報が正しいかはわかりません。

YAHOOファイナンスやTwitterで銘柄を検索したりし、株の売買の参考にはしています。

日経平均ダブルインバース・インデックス連動型上場投信 (1357)

いままでの2つは塩漬け中なので、損失はまだ確定していません。

ダブルインバースは大損しました。損失率は55%。

ダブルインバースは、日経平均株価が下がったときに、株価があがる商品です。なぜ、あがるのかよく分かっていません。

信用取引をしなくても、売りができる商品だとお考えください。

わたしは余った貯金でしか投資をしません。すべての投資は現物買いです。信用取引をしていれば、確実に株市場から退場、いや世の中から退場していた可能性すらあります。

信用取引をしていないので、生き残っています。

アベノミクスとやらがはじまり、日経平均株価は16,000円から22,000円に、ぬるぬるとウナギのように上がりました。三菱ケミカルのときにも書きましたが、トランプ元大統領のツイッター砲を浴びた日経平均は2,000円ほど下がりました。

こういうときに、売りができれば大儲けできるのにと考えたのです。そこで、目をつけたのがダブルインバースでした。日経平均が下がれば、ダブルインバースの価格はあがる。日経平均が上がれば、ダブルインバースの価格は下がる。そんな商品です。

うねり投資とおなじようにダブルインバースを売買しました。日経平均が24,000円になればダブルインバースを買う、日経平均が22,000円になればダブルインバースを売る。徐々に日経平気は下がっていったので買うタイミング、売るタイミングを調整しつつ、取引をつづけました。

めっちゃ儲った。こりゃイケるで。日経平均が下がって喜ぶのはチョットうしろめたいが、知ったことか。金が増えるのが一番やで。

しばらくすると、中国で怖いウイルスが発生したとの情報がありました。そんななか東京でサミットが行われました。サミットの翌日から、日経平均は22,000円をやすやすと突破し、24,000円に到達しました。ここで10%ほどの損失をだす。サミットあけは日経平均が下がると予想したのですが、見事に日経平気は上昇しました。

コロナが流行の兆しを見せているなか、日経平均は、何十年ぶりになる高値をつけます。

日経平均が24,000円になったときに、あまっているすべての資金でダブルインバースを買いました。

ガッポリと儲かった。日経平均は16,000円近くまでさがったときに、ダブルインバースをすべて売り払い笑いが止まらない状態だったことを覚えています。

日経平均は急落したあと、急騰し一気に20,000円をこえ、22,000円も突破した。チョコチョコと損失をだす。

日経平均がいよいよ24,000円を超えた。勝負や、全力でダブルインバースを買う。あの爆益よ、もう一度である。パソコン買おうか、デスク買おうか、とらぬ狸の皮算用とはこういうことなんだろうなというお手本ですよ、みなさんはこうならないようにしましょうね。

24,000円をつけた日経平均は下がることなく、30,000円に到達した。

ダブルインバースをすべて売り払い、50%ほどの損失をだした。

わけがわからない、なんでそんな日経平均あがんねん。あがる要素ないやろ。金あまり相場というらしい。金があまってるから、日本株を買っとけってことらしい。仮想通貨なんかも金があまってるから、みんなが買ったらしい。金があまるってドウいうことなの?

何度か損切りしようと思った、しかし、そのたびにきっと日経平均は下がる、と予想し逃げなかった。いちどの成功体験が忘れられなかったのです。

相場の流れに逆らうな。という名言を思いだしました。

三菱やRIZAPのように、なぜ塩漬けにしなかったのか?ダブルインバースという商品はですね、日がたつにつれ、なにもしなくても価値が減るんですよ。

運用方法がヘタなのか分かりませんが、毎日毎日すこしづつ価値が減っていきます。ダブルインバースを長期間もつのはオススメしません。短期から長くても2週間ぐらいで売りましょう。

ダブルインバースはいまも取引を続けています。もちろん短期トレードですよ。

株での失敗、大損した3つのお話【 まとめ 】

3つの取引の失敗に共通していることは、損切りラインをきちんと設定していなかったこと。すこしの損をするのを嫌い、損切りをしなかったために損失がふくらみ、塩漬けする結果になりました。

株の格言は大事ということにも気づかされました。

「下手なナンピンはすかんぴん」「落ちるナイフはつかむな」「相場の流れに逆らうな」

こういう格言は、昔の人が何度も失敗し学んだ金言だと思います。株の名言を読み、忘れないようにすれば、株の取引での損失を減らすことができるでしょう。

わたしの株取引の失敗が、だれかの損失を防ぐお手伝いになれば、失った金も成仏するというものです。

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