この記事は、いか昆布ふりかけで作る食べるラー油の作り方・レシピを書いています。
油を熱し、いか昆布と唐辛子に注ぎいれます。(火傷にご注意)
そして、調味料や食材と混ぜあわせるだけで食べるラー油は作れます。
いかのしっかりとした旨味と昆布のねっとりした潤味、エビなどの香味がはいっているいか昆布ふりかけを使えばおいしい食べるラー油を作れました。
また、いろいろな調味料や食材をくわえ味を濃く厚くすることもできます。
たっぷりの食べるラー油を作れました。たっぷりのラー油を料理に使えるようになります。そして、お財布にも優しいです。
いか昆布で作る食べるラー油の材料
- いか昆布:80g
- サラダオイル:200g
- 唐辛子:100g
- ゴマ:30g
- 干しエビ:30g
- 青ネギ、ショウガ、陳皮、八角、花椒:適量
- 桂花陳酒:適量(サラダオイルやゴマ油で代用可能)
- 豆板醤、XO醬、しょっつる、ハリッサ
- フライドガーリック・フライドオニオン:適量
いか昆布と唐辛子、油があれば食べるラー油は作れます。
その他の材料は、食べるラー油の香りや風味、味を深く厚く強いものにするためにいれる材料です。
すべてをいれる必要はチッともありません。
いか昆布と唐辛子だけでも、そこそこの食べるラー油は作れます。しかし、なにかしらの香辛料や調味料をいれると食べるラー油の風味は厚いものになるでしょう。冷蔵庫をゴソゴソと探索し、食べるラー油にあいそうな食材をいれてください。
料理はひき算といわれるときもあります。しかし、食べるラー油は、たし算だと思います。
いか昆布食べるラー油の調理手順
- サラダオイルに香辛料をいれ炒める
- 香辛料をとりだしサラダオイルを200度まで熱する
- いか昆布と唐辛子に熱したサラダオイルをかける
- 冷えた食べるラー油の素に調味料や食材をくわえる
唐辛子だけに熱したサラオイルをかけ、冷めたあとにいか昆布をくわえてもよいです。
油で熱すると、いかや昆布がギュッと硬くなり、旨味もカチッとしているように感じられます。いか昆布をあとでくわえるとフワッとした食感になります。
お好みの方法で食べるラー油をお作りください。
いか昆布食べるラー油の調理風景
サラダオイルをフライパンにいれます。青ネギ、ショウガ、陳皮、八角、花椒も香りを豊かにするためにいれました。
弱火でじっくりと火をいれます。焦げないようにゆっくりと火をいれましょう。
香りをひきだした青ネギ、ショウガ、陳皮、八角、花椒はとりのぞきます。
香辛料をとりだしサラダオイルを200度まで熱する
青ネギ、ショウガ、陳皮、八角、花椒はとりのぞいたサラダオイルを200度まで熱します。
菜箸をいれたときに細かい泡がでてくるようでOKです。あまり200度にこだわる必要はありません。
香辛料にゆっくりと火をいれているあいまに、いか昆布と唐辛子を耐熱容器にいれておきましょう。
熱々というよりも煮えたぎった油をいれるので必ず熱に強い容器にいか昆布と唐辛子をいれておいてください。ここで、味を厚くするために、ゴマと小エビを追加でいれました。
主役のいか昆布が消えるという凡ミス。
乾燥しているいか昆布や唐辛子に煮えたぎった油をかけてしまっては、焦げ焦げの苦い風味になるでしょう。
いか昆布や唐辛子をしっとりと湿らしておく必要があります。
香りをよくするために桂花陳酒で湿らせましたが、サラオイルやゴマ油で湿らせても大丈夫です。
いか昆布と唐辛子などをいれている容器に熱した油をいれます。いっきにいれずに2~3回にわけていれたほうが、焦げにくく苦い食べるラー油になりにくいです。
火傷にはくれぐれもご注意ください。また、油をいれたときに、激しくカプサイシンが舞い飛びます。刺激に弱いひとは、マスクなどで防衛したほうがよいです。
冷えた食べるラー油の素に調味料や食材をくわえる
いか昆布食べるラー油の素が常温になるまで待ちます。
常温になってから、フライドガーリック・フライドオニオンをくわえました。フライドガーリック・フライドオニオンとお好みの量をいれましょう。また、いれなくてもかまいません。食べるラー油は自由なものです。
豆板醤、XO醬、ハリッサ、しょっつるなどをいれました。味を確認しつつ調味料をいれていきましょう。いかと昆布には、魚醤の風味がミートします。
醤油や砂糖などで味を整えてもよいです。
食べるラー油の味がきまれば、しっかりと混ぜあわせておきましょう。食べるラー油は寝かせる必要のない調味料です。できあがったそばから食べれます。
冷蔵庫にいれ悪くなるまえに食べきりましょう。保存期間は油の量や保存容器の状態で変化します。なにか異変を感じられたときはすぐに食べるラー油を捨てましょう。
保存容器は煮沸消毒しておくとよいでしょう。
いかと昆布食べるラー油の出来上がりです。どっしりとした重量を手に感じられる分量の食べるラー油ができました。
いか昆布はスルメのように噛んでいると、しっかりとした旨味が染みでてきます。エビの殻を焼いたような香り。昆布は食材と食材のあいだに溶けこみ悠遊とした旨味と化しています。
いか昆布は、フライドガーリック・オニオンとの相性もよくケンカをしていませんね。
あとは、そのまま食べるもよし、料理にのせるもよし、あなた好みのたっぷりと作れた食べるラー油を堪能するだけです。
いか昆布食べるラー油をたっぷりと召しあがれ。
いか昆布食べるラー油を食す
いか昆布ふりかけをかけても、日の丸弁当のようになりませんが、食べるラー油にしてやれば、こんもりと日がのぼるような3Dな日の丸弁当が作れます。
いか昆布ふりかけの旨味と辛味、フライドガーリックとオニオン、そのたもろもろの調味料をいれているわけですよ。
まずいわけがなかんべ。大さじ1杯ほどのいか昆布食べるラー油でご飯1合はいけちゃうね。
いか昆布ふりかけの裏面にかかれているように、いや、ほとんどの調味料の裏面にかかれているように、パスタなどの麺類からチャーハンなどに、いか昆布食べるラー油はミートします。
オリーブオイルをかけただけのパスタでも、アッと驚くほど深いコクがあり、急がない辛さがお口に広がるんです、いか昆布食べるラー油をのっけるだけで。
ドーン!!伝説の一品も作れちゃいます。いか昆布食べるラー油があればね。
袋ラーメンもですね、付属の粉末スープや液体スープなんぞ必要ない、いか昆布食べるラー油をのっけてやれば、それぐらい味が深く厚く、広い旨味が白いお湯にひろがります。
ふりかけや香辛料でつくられたスープです。スープを飲みほしてもカロリーは控えめ、そして、健康被害も軽いと思われます。
すぐに食べられる、それでいてオツマミにぴったりな豆腐。
白い豆腐に赤い食べるラー油は、日の丸弁当のように映えます。そして、シンプルな白い風味が、ぐっと濃く紅い風味と辛味を愉しめるようになります、食べるラー油をのせれば。
豆腐といえば、冷ややっこ。辛い豆腐といえば、マーボー豆腐ですね。マーボー豆腐を作る辛味にいか昆布食べるラー油を追加すると、いつものお味プラスアルファのコクと旨みを堪能できます。
いつものマーボー豆腐から、すこしお高い中華料理店の辛味と旨みがある味にランクアップ。
トロロの白に赤が映えます。柔らかいトロロのなかに、コツンとした食感と、ふわりとした風味、じゅわ~んと広がる辛味。
ズズッとすすっているとスタミナがばっちりつきそうです。
健康によい食品の筆頭格なっとう。なっとうにいか昆布食べるラー油をのっけると、はいよるような匂いが、ピリッとしたたゆたゆとした香りに変化します。
そのまま食べてもよし、ご飯や麺にかけてもよしです。
暑い日に食べたくなる冷涼なきゅうり。そのきゅうりを炒め、いか昆布食べるラー油と混ぜあわせた一品。
いか昆布食べるラー油のたゆたゆとした旨味があり、パリッとした緑の皮が割れ、純な清水がお口のなかにひろがり、そして、冷たさがひいたあとに、じっくりと辛味がひろがる一品。食感と冷たさ、辛さをたのしめる一品。
大根を細くきり、塩をふり大根を泣かせておきます。泣かせた大根のうえに追いうちをかけるように赤い唐辛子で造られた調味料をのせます。
パリッとした大根の素朴な純な風味、紅くこってりとした旨味の対比が愉しく、あきることなくパクパクと食べられる一品でございます。
白ネギの年輪からねっとりとした旨味が染みでくるまで焼きます。
そして、いか昆布食べるラー油を白ネギにのっけましょう。ネギのとろんとした柔らかい甘味と、カツンとくるいか昆布食べるラー油の旨味と辛味がお口のなかで溶けあいます。
辛さのおかげで、白ネギの甘味が強いものになるのです。あまり、おいしくない白ネギに、いか昆布食べるラー油をのっけることを強くオススメします。
ゆで卵の黄身をくりぬき、いか昆布食べるラー油と混ぜあわせた一品。
すこしお洒落にみえ、ちょっと写真でも1枚と思わされます。ぷりんとした白身の食感と、食べるラー油をしこんだ黄身を超えた旨味のあるスーパー黄身がお口のなかに混ざりあいます。
ぷりん、こつん、グニっ。食感のカーニヴァル。
いか昆布食べるラー油を作って喰った感想【 まとめ 】
いか昆布ふりかけで作る食べるラー油は、唐辛子と油だけでもおいしい食べるラー油になると思います。
しかし、食べるラー油の調理は、足し算だと思っています。いろいろな食材や調味料を足してやると、もっとおいしい食べるラー油ができました。
いかと昆布、エビの旨味がある食べるラー油ができます。いか昆布ふりかけがあまっているかた、また、たっぷりと食べるラー油を食べたいかたにオススメのレシピです。
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