プラントベースミートの革命児 グルテンを使った代替肉【レシピ・作り方 】お麩のようにもっちりとした食感

料理

この記事は、グルテンで作るプラントベースミート・代替肉のレシピを書いています。

グルテンは、お麩の原料です。グルテンで作られたプラントベースミートの食感は、むっちりとしたお麩です。

肉汁が、ぷしゃーっとあふれるような食感ではありません。

けれども、味付けしだいでは、十二分にお肉のかわりになります。

小麦を水でねりあげ、さらにたっぷりの水に漬け洗い作るグルテンですが、いまはグルテンそのものが売られています。

そのグルテンと水を使いプラントベースミートを作りました。

グルテンだけでは、食感がかたすぎます。上新粉を混ぜました。片栗粉や米粉などで代用できます。

グルテンで作るプラントベースミート・代替肉レシピ

  1. グルテンと上新粉、水を混ぜあわせる
  2. 生地を蒸す
  3. 調味料に漬けこむ
  4. 生地を焼く
  5. プラントベースミートの出来上がり

グルテンと上新粉をボウルにいれます。

グルテン:170g、上新粉:30gをボウルにいれました。

グルテンの割合をふやすと食感がかたくなり、上新粉の割合をふやすと食感がやわらかくなります。

100gの水をくわえ、グルテンと上新粉と混ぜあわせましょう。

はじめのうちはゴムベラや木べらで混ぜあわせると手にくっつかず楽に作業できます。

水のいれる量をふやすと口あたりがやわらかくなり、水の量をへらすとアゴが疲れるかたさになります。

粉と水を混ぜあわせ、両手をつかい形をととのてください。

耐熱容器に生地をいれ、蒸しあげましょう。

生地の中心までしっかりと蒸しあげると、口当たりが柔らかくなり、もっちりとした食感になります。

生地の厚さや太さで蒸し時間はかわります。50分ほど蒸しあげました。

また、蒸発した水が、生地をいれた器の底にたまらないように気をつけてください。ブヨブヨの生地になる恐れがあります。

蒸しあげた生地を調味料に漬けこみます。漬けこむ調味料はお好みのものを用意してください。

醤油とミリン、日本酒を2:1:1の割りあいで混ぜあわせ鍋にいれアルコールを飛ばし、ニンニクと唐辛子をくわえた調味料に生地を漬けこみました。

常温になるまで冷やし冷蔵庫で半日ほど漬けこみました。

調味料に漬けこんだ生地をたっぷりの油をいれたフライパンで焼きます。

この工程は、パリッとした食感をだすために生地ぜんたいを焼いています。

食べるだけの生地を切りわけフライパンで焼くだけでもかまいません。

また、精進料理にこだわらないのであれば、ラードで焼きあげてやるとよい風味になります。

グルテンで作るプラントベースミートの出来上がりです。

醤油が焦げた表面の香りは、お肉の香りそのものと言っても過言ではありません。

切りわけてみましょう。上新粉の層ができており、お肉の脂のように見えます。これは偶然の産物です。

パリッとした食感があり、ずぶりと歯が沈みこむ食感です。肉汁があふれだすことはありません、残念ながら。

グルテンと上新粉には味がありません。いろいろな調味料とあわせやすいです。

辛子をつけたり、七味をふったり、タバスコをかけたり、ワサビをかけたり、調味料をかけることで、お肉を食べているという実感に近づきます。

食べた食感は、お麩とモチの中間といった印象です。やわらかすぎず、されど、かたすぎません。柔和という言葉が頭に浮かびました。

熱々を食べると、モチのようにのびました。

グルテン・プラントベースミートは、ふつうのお肉のように、思い思いのままに召しあがってください。

グルテン・プラントベースミートの料理例

グルテン・プラントベースミートをラーメンにのせるとチャーシュー麺になります。

ラーメンのスープが、グルテン・プラントベースミートの表面1mmほどにしみこみます。

グルテン・プラントベースミートの弾力とコシは柔、麺の弾力とコシは硬、二種類の弾力とコシをたのしめるチャーシュー麵です。

グルテン・プラントベースミートをいれて作った炒飯。

パラリとした米の食感のなかに、もっちりとした食感が屹立しています。

パクパクと噛まずに食べてしまう傾向のある炒飯です。グルテン・プラントベースミートをいれるとしっかりとアゴを動かし噛むのでお腹がふくれやすいです。

野菜いためにグルテン・プラントベースミートをくわえると、お肉をくわえたように豪華な見ためになります。

グルテンには、タンパク質がたっぷり含まれていると言われています。野菜の栄養だけでなく、タンパク質までを摂取できる完の璧な野菜炒めと言えるかもしれません。

ゴボウとニンジンのキンピラ。精進料理のひとつですが、やはりお肉をいれたくなるときもありますよね。

そんなときにグルテン・プラントベースミートをいれてやれば、精進料理の体裁をとりながら、お肉をいれたという満足感をも味わえるのです。

グルテン・プラントベースミート代替肉を作った感想【 まとめ 】

グルテンと上新粉を水でねり、そして蒸したのち調味料に漬ける、最後に焼いて作るグルテン・プラントベースミートです。

パリッとした表面、醤油の焦げた香り、むっちりとしたお麩のような食感。

グルテンそのものに味はありません。いろいろな調味料とあわせやすいです。

肉汁は飛びだしませんが、お肉のかわりにはなります。

コメント

タイトルとURLをコピーしました