この記事は、『 檀流クッキング 』で紹介されているビーフンを再現し食べた感想を書いている記事です。
おおげさに再現などと書いています。が、作り方はいたってシンプル。
ビーフンを水につけておく、食べるまえにお湯にくぐらす、そして、熱々のスープをはっておいた耐熱容器にいれる。
スープの量は、ビーフンがスープの外に飛びでる量をいれてください。ビーフンを少し焦がして食べるのが妙です。
つぎに、モヤシなどの具材をのせオーブンで焦げめをつけると書いています。
オーブンではなく、ガスバーナーで焦がしました。熱々のスープをそそぎ、お好みの焦げめをつけやすいです。
あとは、焦がしたビーフンのうえにバーソーをのせ食べるだけです。
バーソーとは、豚肉とネギを丹念に炒めて作る万能とよびたくなる調味料です。
バーソーとスープ、ビーフンを水につけておけば、アッというまにビーフンを作れます。
ドロドロとした肉とネギの甘旨味が、すこし焦げたビーフンとからみつき汁なし担々麵のような食べごこちになります。
甘さの膜から飛びだすビーフンのこうばしい香りがアクセントになっており悦です。
熱々ではありますが、少量ですのでツルツルと食べられます。暑気払いにピッタリと書かれています。
暑くるしい日本の夏にピッタリなビーフンの作り方だと思いました。
『 檀流クッキング 』とは、無頼派とよばれた文豪であり料理好きでもあった檀一雄が書きしるした料理エッセイ本です。
男性作家が書いた料理エッセイの金字塔でありパイオニアともいえる一冊。それが『 檀流クッキング 』
おおよその目分量、経験で調理する実践的レシピが網羅されています。
『 檀流クッキング 』のレシピはこちらの記事にまとめています。
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