この記事は、コストコで売られている湖池屋 ベトナム ステック カラムーチョを食べた感想を書いています。
マイルドに辛いです。ガツンとした辛さではありません。
スティックのカラムーチョを食べつづけていると、ゆっくりと忍びよってくる辛さです。
複合的な唐辛子の旨みを堪能できます。
1袋の重量は日本のカラムーチョとほぼおなじです。
お値段は20円ほど高いです。
カラムーチョ食べくらべ
わかりやすいように、日本のカラムーチョとベトナムのカラムーチョを用意しました。
いがいなことに、日本のカラムーチョのほうが色は濃いです。ベトナムのカラムーチョはあまり濃く赤い色をしていません。
つぎに、日本のカラムーチョのほうが、ポテトの香りがつよいです。揚げたばかりのかぐわしいポテトの香りがとどきました。
ベトナムのポテトの香りはよわいです。
くらべてみて初めてカラムーチョには、ポテトの香りがしっかりとあったと知れました。
ベトナムのカラムーチョの香りは、ひとつでなく、ふたつ、みっつの唐辛子を薬研にいれ、さらに秘伝のスパイスをいれ混ぜあわせたような複雑な香りです。
つぎは、スティックの食感にうつりましょう。
日本のスティックの食感は、ピアノのラ音のように軽快。パリパリとしています。
しっかりとかたく揚げられた心地よい食感。油断をすると口中に刺さりそうなぐらい研ぎすまされた揚げぐあい。
ベトナムのカラムーチョは、日本のカラムーチョにくらべると角がまろいです。
日本のカラムーチョを3時間ほど空気にさらしたような口あたりです。
最後に辛さにうつりましょう。
日本のカラムーチョを辛いと思わない人間です。旨みはかんじます。唐辛子とポテト、塩が混ざった深みのある旨みはかんじます。
寄せてはかえすさざ波のような辛さは添えもの。
日本のカラムーチョは、ポテトに塩とパプリカパウダーなどあまり辛くない赤い粉をまぶしたような辛さ。
ベトナムのカラムーチョは塩っけをあまりかんじません。口にいれカラムーチョをかじると、爽快な印象すらあります。
生春巻きにつける赤い調味料のような酸味があります。その酸味のおかげでこざっぱりとしています、最初は。
そうですね、一袋の半分ほどを食べたあたりから、舌のいちばん先がひりひりと痛みだします。
生春に巻かれたようなマイルドな辛味は時間をおいてやってきます。
頭のてっぺんが熱くなり、頭皮から汗がしみでる、ほっぺに汗をかくほどの辛さです。
ヒーと空気をはき、すいたくなる辛さは、食べているあいだずっとつづきます。
カラムーチョを食べおえ、5分ほどは辛さが持続します。
いろいろな辛味を混ぜあわせた辛さはマイルド。マイルドな口当たりで食べやすい辛さ。
また、複数の唐辛子を組みあわせることで、唐辛子の辛さに深みがでている、さらに、果肉のぶ厚い唐辛子をかじったときのような甘みもかんじます。
湖池屋 ベトナム ステック カラムーチョを食べた感想【 まとめ 】
湖池屋 ベトナム ステック カラムーチョは、日本のカラムーチョよりは確実に辛いです。
複雑な唐辛子の辛味、酸味と甘味もかんじます。
1袋のお値段は日本のカラムーチョよりも20円ほど高いです。
日本のカラムーチョの辛さだとたよりない、そのように感じられるかたにおすすめのカラムーチョです。
クセになる旨みはベトナムのカラムーチョにもありますのでご安心を。
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