この記事は、江井ヶ嶋酒造 白玉 ぶらんでー梅酒を飲んだ感想を書いています。
ブランデーでも梅酒?でもないお酒、それが、ぶらんでー梅酒です。
香りと風味は、まぎれもなく梅酒です。熟した梅をブランデーに漬けた香りと風味はあります。
そして、ブランデーで漬けられた梅酒にくらべると、ビックリするほどお手軽価格です。
ぶらんでー梅酒の特徴
お酒の分類は、リキュールのようです。
国産の梅があまっているとニュースで知りました。色々な工夫をして梅の消費量が増えるといいなと思いました、梅好きとしては。
戦後すぐにウイスケーと名をつけた焼酎にカラメルをいれたお酒が売られていたそうです。そのような無邪気さがあります。
無邪気な言葉遊びに興じましょう。
アルコール分は14度。ブランデーに漬けたということであれば、アルコール分は40度ちかくあるはずです。
瓶を常温に放置したばあい、アルコール分14度のぶらんでー梅酒が痛まないか心配になります。
原材料名のトップに梅がきているだけあり、完熟した赤い梅の香りがあるお酒です。
ぶらんでー梅酒を飲んだ感想
目をとじて香りを確認すると、梅酒の香りと風味としかおもえません。ひんやりと温度の低い場所で静かにゆっくりと寝かせた梅酒の香りと風味です。
ホワイトリカーで漬けた香りではありません。ふくよかでのびのびとした甘さも感じられます。青い梅が、赤や黄色になったぽってりとした甘い香りです。さらにワインを凝縮させたブランデーの折りかさねた甘い香りもあります。
砂糖たっぷりのペトリとした甘さはありません。はんなりとした甘さです。その甘さのおかげで口当たりは柔和。ぶらんでー梅酒は飲みやすいです。甘さはいつまでも残りません。梅のさっぱりとした酸味のおかげで甘さはスッパリと消えます。
口のなかに梅がころりと転がったような爽やかな風味が。
ロック
おおきい氷をグラスにいれ、ぶらんでー梅酒を注ぎいれます。パキリと氷が割れる音が聞こえました。
ぶらんでー梅酒の香りはちぢこまります。梅雨のしとしとした細い雨にぬれたような繊細な梅の香り。
ぽってりとした甘さが控えめになります。梅の酸味と風味を強く感じられます。どんぶらこ、どんぶらこと、冷たい川を梅が流れてくるような爽やかさがあり飲みやすいです。
炭酸水割り
グラスに氷をいれ、ぶらんでー梅酒を注ぎいれマドラーなどでかき混ぜ冷やします。
氷にあてないように炭酸水を注ぎ入れましょう。
甘さと酸味のバランスがよいですね。
梅酒を漬けたときの氷砂糖のような甘さ(ブランデーの芳醇さは消える)、梅シロップのような爽やかさがあります。とても飲みやすいです。刺身など繊細な料理にはあわせにくいです。しかし、そのたの料理とはあわせやすいと思いました。
ビール割り
クラフトビール、流行っていますよね。でも、クラフトビールはすこし高い、いや、けっこう高い、そうは思いませぬか。
そこで、ぶらんでー梅酒をお手頃価格のビールに注ぎいれる、それだけで梅の香りと酸味があり、そして、ブランデーの熟成された高貴な風味のあるクラフトビール風になるんです。
ちょっぴりとアルコール度数も高くなり、飲みごたえもあります。噛むようにしっかりとしたボディーのクラフトビールになるのです。
ジンジャーエール割り
氷をいれたグラスにぶらんでー梅酒を注ぎいれ、マドラーでかき混ぜ冷やします。
お好みのジンジャエールを注ぎいれましょう。
暑い日に飲みたい一杯、ここにあり。
ジンジャーの辛味のキック感、炭酸水の爽快感、ぽってりんぐな梅の甘味、スーッとのびる梅の酸味。
Amazonレビュー
ブランデーをブレンドしたもので、お値段は超破格、味はトップクラスです。
鼻にフッと梅の香りがして、とても美味しいです。ウィスキー梅酒がまずこの価格帯で買えるのが奇跡的。味もしっかりしているのでゴクゴク飲めます。安かろう悪かろうかと思った事を謝ります。
ほのかに洋酒を感じられる梅酒、といった感じだがチョーヤほど甘くは無い。
ソーダ割り、お湯割りと試したけれど、ロックでチビチビやるのが一番。
引用元:Amazon
ぶらんでー梅酒を飲んだ感想【 まとめ 】
ぶらんでー梅酒は、ブランデーではなくリキュールです。アルコール分は14度と低め。
お値段は、お手頃価格。しっかりと梅酒とブランデーの香りと風味はあります。
完熟した梅の甘さと、青い梅の酸味。ブランデーの熟成させた風味も感じられました。
アルコール分が低く、アルコールが苦手なひとでも飲みやすいかもしれません。
お値段はお手頃価格ですが、しっかりと梅とブランデーの香りと風味を堪能できました。
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