この記事は、コストコ ビーフパティを買い、食べた感想を書いています。
ビーフパティを扱うときの注意点、ビーフパティを使ったレシピも書きました。
100g168円(購入時)赤身率88%のミンチは、胃もたれしないです。パサパサなのではと言われると、パサパサというよりも、しっとりしています。牛の野性味あふれる、肉を食べたという満足感がありました。
コストコ ビーフパティ【レビュー】
コストコのビーフパティは6×2の12個のパティがはいっています。
重量は、1700gほど、牛乳パックをひとつかふたつほどのドッシリした重量。お値段は、100g168円(購入時)。
賞味期限は買った日から2日ほどです。冷凍しても肉質は、ほとんど変化しませんでした。食べきれないときは、サランラップにくるみ冷凍するとよいでしょう。
冷凍して解凍したビーフパティです。サランラップにすこしのドリップはでました。見た目と香りは、冷凍前と変わったように感じません。
ビーフパティは、やわらかいです。ガードするものは、サランラップだけ。積みこむときは、いちばん上に置いたほうがよいでしょう。写真のようにペコンと凹むことになり、肉汁があふれかえり、袋のなかにこぼれだし大参事でした。
ビーフパティのあいだには。水を吸うシートがひかれており、ドリップがどっぷり。
ビーフパティを焼き実食
ビーフパティを手荒に扱ったことで、さっそく崩れましたね。まん中まで火が通りやすようにするためなのか、穴が開けられています。ここから崩壊しやすいです。
そしてですね、実食して分かったことなのですが、ビーフ100%がうたい文句のビーフパティ。つまり、塩もいれられていないのです。正真正銘、牛肉だけで作られているビーフパティ。
つまり、肉と肉が結合していないのです。そのまま焼くには、金魚すくいのポイを扱うように慎重に焼く必要があります。
ビーフパティと塩をまぜ、肉と肉をしっかり結合してから焼いたほうが崩れにくく、おいしいパティになります。コストコのビーフパティは形は整っている商品です。しかし形を崩し、塩や調味料をいれパティの形にしたほうが圧倒的においしいです。
なんとか形を整った状態でビーフパティを焼くことができました。焼いているときの香りは、雄大な大地、そこに生えた牧草をゆっくりと食べた牛肉の香り。悪くいうのであれば、すこし獣臭い香りです。ニュージランドやオーストラリア、アメリカの牛肉が使われています。牛の個体差があるのでしょう。
味付けをせずに、ビーフパティをぱくりと食べると、牛臭い、となります。かならず味付けをしてから食べることを強くオススメします。ビーフパティを焼いたフライパンにバターと醤油、赤ワインをいれ煮つめソースを作りました。
食感はかるく、ポロポロ、パサパサしておらず、しっとり。ジューシーというほどの肉汁はありません、残念ながら。噛んだ食感もふわふわと柔らかいです、肉と肉の隙間に空気がはいっているかのようです。しっかりとした牛肉の香りと旨みもあります。牛を食べたゾといった満足感がありました。
すこし臭いビーフパティをひいてしまったら、脱水シートで臭みを抜くことをオススメします。
吸水シートで臭みと水分をぬいたビーフパティは、まるで冷暗所でゆっくりと熟成されたような見た目に。水分がぬけ形が崩れにくくなり、牛の獣臭が減少します。
コストコのビーフパティを使ったレシピ
ハンバーガー
パティといえば、ハンバーガーに挟むものですね。さっそく挟んでいきましょう。コストコで売られているパンズはでかいですが、コストコのビーフパティの大きさも負けていませんね。
いろいろとお好みの材料を挟んでいきましょう。
コストコのぶ厚いビーフパティであれば、高さをだしたハンバーガーを素人でも作ることができます。ビール缶より高いデ~ス。
WOW、迫力満点デ~ス。
ビーフパティを再構築
ビーフパティを再構築するには、塩とオリーブオイルを使います。
ビーフパティと塩を混ぜ、ゴムベラなどでこねましょう。そしてオリーブオイルを手につけ、こねた牛肉をビーフパティの形に成型します。
再構築したビーフパティは、ちょっとやそっとのことでは崩れません。そしてソーセージのように肉がみっちりと結びついています。
コストコのパンズとビーフパティがあれば、まるでお店で食べるようなハンバーガーをアッというまに作ることができます。パンズもビーフパティもあっさりとしており、軽くペロリンチョと食べることができます。二つぐらいペロリと食べることができました。
チーズをなかに忍ばせることもできます。ぜんぜんチーズが忍んでいませんが。
ビーフの器にいれられた、チーズフォンヂュのようなチーズインパティ。
やはり、ビーフパティは炭火で焼いたのがおいしいと思うのですよ。炭火にすこしスモークチップスをくわえ、スモーキーな香りをつけます。
脂がほぼないビーフパティです。ボウと火が燃えあがることがなく、ゆっくりと焼くことができました。
肉団子系
ビーフパティとパン粉や塩、調味料をボウルにいれます。ゴムベラなどでねりましょう。
オススメの調味料として、ナツメグをおすすめします。ナツメグの香りは、ビーフの香りと非常によくミートするのです。牛肉を食べるかたは、ナツメグを用意しておくとよいでしょう。
オリーブオイルを手につけ、ボウルのなかの肉を手にとり、こねこねと肉団子にしていきます。
ミートボールパスタ
肉団子を1cmほどの油で揚げ焼きにします。フライパンにオリーブオイルをひき、ニンニクを弱火で炒め香りをだし、みじん切りにしたタマネギやニンジンも炒めます。トマト缶をくわえトロミがつくまで煮ましょう。揚げ焼きにした肉団子をいれ煮こみます。塩やコショウで味を整えます。
パセリやチーズをちらし、ミートボールパスタの出来上がり。
まるで、まるで、かの盗人3世の食事シーンで有名なあの料理ができたではござりませぬか。
中華風肉団子
肉団子を1cmほどの油で揚げ焼きにします。鶏ガラスープや醤油、酢、オイスターソースで味をつけたソースに水溶き片栗粉をいれトロミをつけます。揚げ焼きにした肉団子に、ソースをかけるとできあがる中華風肉団子。
むっちりとした肉団子に、すこし酸っぱいソースの相性がよいです。
東南アジア風
肉団子を鶏ガラスープなどで煮ます。米粉麺を別の鍋でゆがいておきましょう。
鶏ガラスープの味を塩や醤油、魚醤などで味を整え、器もいれます。ゆでておいた米粉麺も器にいれましょう。
青い野菜、レタスやパクチーなどを添え、すこし辛い調味料をたらせば味がグッとしまります。
ミンチ
形を整えるなんて、メンドくさい。わかります、わかります。そんなときは、形を崩しミンチにしてやればよいのです。
牛肉を炒めるときは、フライパンに油をひいたほうがよいでしょう。あとは普通の牛ミンチのように料理に使えばよいのです。
ミートソースにつかい、生パスタにかけることもできます。
トルティーヤを作り、タコスシーズニングで炒め、メキシカン気分を味わうこともできます。
コストコのビーフパティを食べた感想【 まとめ 】
コストコのビーフパティは、整形されています。整形されていることは、横に置いておいて、求めやすい価格の牛肉100%の牛ミンチと考えてもらったほうがよいでしょう。
牛肉100%なので、塩もはいっていません。肉が結合しておらず、そのままでは崩れやすいです。
塩をいれこねて、パティの形や肉団子にして食べたほうが、肉質がむっちりとし、きっちりとした弾力も愉しめます。また整形するのがメンドくさい人は、形を崩しミンチにして料理に使うとよいでしょう。
すこし牛の獣臭を感じるビーフパティにあたったときは、吸水シートで臭みをとるのをオススメします。牛乳などで臭みを抑えるのもよいでしょう。
最後まで記事を書き気づいてしまいました。ビーフパティを買わずに牛ミンチを買えばいいのでは、と。
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