冷凍ホタテをフードドライヤーで、干し貝柱にしました。
買うとお高い干し貝柱。冷凍ボイルほたてがいを乾燥させて作ると、お安く干し貝柱を手にいれることができます。
使い切れるか心配になるほどの、干し貝柱が手元にあるのです。干し貝柱を料理に使うことに、ためらいがなくなりました。たっぷりの干し貝柱で作るスープは絶品ですゾ。
干し貝柱を作っている風景【写真あり】
ヒモをとる
1kgの冷凍ボイルほたてがいを用意します。ゆっくり解凍しておきましょう。
キレイに手を洗い、ほたてがいのヒモをとります。ヒモまで乾燥させると、少し磯臭く感じるでしょう。見た目もあまりよろしくありません。
ヒモがきれいに剥がれる方向がありますので、ゆっくりあせらずご確認ください。
消毒する
ほたてがいを乾燥させるには、2~3日ほどかかります。ほたてがいの表面に雑菌がつかないように消毒しておきましょう。
ウォッカをスプレーボトルにいれ、ほたてがいに吹きかけました。日本酒や焼酎を使うと少し甘味と風味がつくでしょう。ウォッカやホワイリカーはくせがつかず消毒できます。
コチラのアルコール度数77度のブランデーも、くせが少なく殺菌効果はばつぐんダ。
フードドライヤーでほたてがいを乾燥させる
ちょくちょく登場していたフードドライヤーってなんなの。
フードドライヤーとは乾燥させたい食材を、フードドライヤーのザルにのせ、フタをして、ボタンを一つ押すと食材を乾燥させてくれる調理器具です。
ほたてがいを干すのは時間がかかります。干しネットで乾燥させる場合は、天気予報とにらめっこし、乾燥しており、お日様がずっとでている日を選ばなければなりません。
フードドライヤーなら、天候の心配をする必要はありません。家のなかで、ボタンひとつで食材を乾燥してくれるのです。電気代とフードドライヤーのお金が必要になってきます。ほたてがいの貝柱を1~2回ほど作れば元はとれそうです。
ヒモをとったほたてがいをフードドライヤーのザルにのせます。
35度で24時間。ほたてがいを乾燥させました。
24時間後の姿がこちら。水分がぬけカチコチ。ほたてがいの中央を押しても、フニャとした触感はなく、市販の干し貝柱のようにガチっとしています。
地面に落とすと、カンカンッと音が聴こえそうです。
あとはレシピ通りに干し貝柱を使えばいいのです。
保存方法は口をチャックできる袋に、干し貝柱をいれ保存しています。
シリカゲルを一緒にいれ、冷蔵庫で保存しています。
ボイルほたてがいで干し貝柱を作った感想【まとめ】
冷凍ボイルほたてがいを解凍し、ヒモをとり、フードドライヤーに24時間いれておくだけで、干し貝柱を作ることができました。
お高い干し貝柱をためらうことなく、料理にポイポイと気楽に使えるようになりました。
干し貝柱からでる上品で高貴な出汁は最高ですゾ。料理の質をワンランク上にひきあげてくれます。
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