コストコで売っている【カークランド】大容量シルバーテキーラを飲んだ感想と、シルバーテキーラでカクテルを作り飲んだ感想も書いています。
ウォッカやジン、ウイスキー、焼酎、ワインはいろいろ飲みましたが、テキーラはほとんど飲んだ記憶がない人間が記事を書いています。
シルバーテキーラを飲んでみると、無色透明な液体から、お酢のようなクセのある香りがプンと匂い、ちょっと怯みました。しかし、シルバーテキーラを飲み続けると、クセのある香りに夢中に。納豆やクサヤのように、匂いに特徴のある食べ物にはまるようなものです。
シルバーテキーラはストレートで飲むより、ライムやレモンと一緒に飲んだり、果物系のジュースと割って飲むことをオススメします。
【カークランド】シルバーテキーラの特徴
シルバーテキーラを2021年に買ったお値段は、2,648円です。容量は1,75Lになります。
テキーラーはウォッカやジンに比べると高いイメージでした。3000円以下であれば、テキーラを気楽に変えますね。
アルコール分は40度。原産国はメキシコ。アルコール度数は平均的です。テキーラの本場メキシコで作られていますね。
コストコHPからシルバーテキーラの味を引用させてもらいます。
アオノリュウゼツランから作られるシルバーテキーラ。 2度の蒸留と3回の丁寧なろ過を経て作られます。バニラ、ハチミツ、メープル、キャラメル、オークとスパイスの微妙なノートは、非常に滑らかな余韻につながります。
引用元:コストコ公式HP
特徴ある容器の形
シルバーテキーラの容器は特徴ある形をしています。横に広がっており、奥行きが薄いです。まるで羽子板のような形をしています。
右手と左手で細い部分を持ち、コップに注ぎやすいです。
特徴ある容器は、ちょっとした衝撃でよく倒れました。フタはしっかりとできる密閉できるので、テキーラが漏れることはありません。
ガラス瓶はぶ厚いので滅多に割れないとは思います。シルバーテキーラを高い場所に置いておくと、地震なのでガラス瓶が割れる可能性があるのでお気をつけください。
ストレートで飲んだ感想
シルバーテキーラをグラスに注ぐと、丸みをおびたツンとした香りに気づく。お酢のように、ツンツンした香りではなく。お酢にみりんをいれたような、黒酢や中国のお酢のように、熟成された丸みを帯びた香りになっている。
シルバーテキーラを一口飲むと、ふくよかな甘みと、刺激的なスパイシーな味が口のなかで踊りだす。色彩ゆたかな民族衣装をきたメキシコ女性が、タンタカッタンッと口の中で踊り出すような複雑で刺激的な味になっている。
飲み終わると、ほんのりとした甘味が口の中に残る。どうなんだろう、ストレートで飲むかぎりあまりおいしいくない。
ライムとストレートで飲んだ感想
テキーラといえば、ライムと塩。ほんとはアリのおしっこを舐めるらしい。ほんとなのかな。
塩をペロっと舐め、シルバーテキーラを一気にあおり、ライムをがぶりとかじる。
ノドが渇く塩っけ、そこへシルバーテキーラを飲むと、ぽてんとした甘味をかんじる。飲み終わり、ライムをひとかじり。青緑色のにがすっぱいライムのお汁が口をさっぱりさせてくれる。
塩味、甘味、苦味、酸味。いままで五感で感じたことのない爽快感と達成感に包まれた。シルバーテキーラの酸味と、ライムの酸味の相乗効果が爽快感をうみだしている。
シルバーテキーラは柑橘類と相性がよい。酸味と酸味が喧嘩せずに、お互いの酸味のよいところをひきだしている。
レモンと砂糖で飲んだ感想
ブランデーで作る『ニコラシカ』をテキーラに変更し、飲んでみる。
レモンと砂糖を、パクっと口にいれる。砂糖がとけ、レモンの酸味と混ざり、甘酸っぱい青春のようなハチミツレモンの味に反応し、口内から唾液がダバダバダー。唾液と砂糖レモンが口いっぱいにひろげると同時に、テキーラを一気に飲む。
テキーラと唾液、砂糖レモンを口のなかで転がし、こねくり回し、シェイクする。テキーラの酸味と香辛料の香りを堪能し、ゴックンと飲み込む。ノド、食道、胃で存分にテキーラを味わえる。
胃に到達すると、頭をハリセンで叩かれたような衝撃がし、一気に体にアルコールがまわった。
塩と柑橘類、砂糖と柑橘類。甲乙つけがたし。
ロックで飲んだ感想
丸い氷に、透明のシルバーテキーラを注ぎいれる。
常温のときと、氷をいれたときの香りの違いがわからない。冷やすと香りが変化するお酒がおおいが、シルバーテキーラはまったく香りが変化していない。
飲んでみると違いがあるのか。シルバーテキーラは冷やされただけで、味も風味まったく一緒。違いがあるのかもしれがない。私の舌では違いがまったくわからない。
シルバーテキーラは冷やしても常温でも味の変化を感じられない。
シルバーテキーラでカクテルを作って楽しむ
- アイスブレーカー
- アンバサダー
- コンチータ
- サブマリノ
- シクラメン
- ストローハット
- ソルティブル
- チャロネロ
- テキーラサンライズ
- テキーラマンハッタン
- テキーラモヒート
- ブルーマルガリータ
- ブロードウェイサースト
- マタドール
- マルガリータ
- メキシカン
- モッキンバード
アイスブレーカー
- テキーラ:45ml
- ホワイトキュラソー:15ml
- グレープフルーツジュース:29ml
- グレナデンシロップ:1~2滴
淡い桃色がはかなく見える『アイスブレーカー』
淡い桃色なのに、強そうな名前だな。
上等な黒酢のような熟成されたような、シルバーテキーラのすっぱい香りがしている。
飲んでみると、まったくすっぱくない。ホワイトキュラソーの風味、グレープフルーツジュースの爽やかな酸味、ほのかにグレナデンシロップの甘味が口に残る。
シルバーテキーラをカクテルに使うと、香りをのこし、アルコールというコクをカクテルに与えている。
アンバサダー
- テキーラ:45ml
- オレンジジュース:適量
- チェリー:1個
『アンバサダー』ヒーロー戦隊もののような名前であり、なんか発音しにくい『アンバサダー』大使や使節という意味らしいが、なぜ大使という名前をつけたのか謎なカクテルだ。
オレンジの香りがグラスから溢れかえっており、そこにスッとした清涼感を感じるのはシルバーテキーラの香りだろう。
ゴクッと一口飲んでみる。スッキリした飲み口であり、太陽をたっぷり浴びたオレンジの風味を口いっぱいに楽しめる。アルコールがはいっている、おいしいオレンジジュース。
コンチータ
- テキーラ:30ml
- グレープフルーツジュース:20ml
- レモンジュース:10ml
グレープフルーツのような薄い黄色のカクテル『コンチータ』
コンチータと発音しにくいのは、私だけだろうか。みなさんはどうだろう。
グレープフルーツの爽やかなな香りと、シルバーテキーラのツンとすっぱい香りがグラスからは漂っている。
一口飲むと、サッパリしてる。サラっと素麺のように飲みやすい。グレープフルーツの爽快な控えめな甘さとテキーラのコクと風味、レモンの鮮烈なすっぱさ。喧嘩することなく、グレープフルーツをメインにおしあげ、飲みやすいカクテルを作り上げている。
はじめて、テキーラを飲む人にオススメしたい。
サブマリノ
ショットグラスにテキーラをいれ、フチからビール(第三のビール)を注ぎいれる。
うわっ、高級ビールみたいな花のような香りと、香辛料の香りがしている。この匂いええで。
グビっと飲むと、甘く少し深いコクがあり、ちょっとした酸味があり飲みやすい。ふつうのビールがめちゃウマやん。瓶詰めにされているクラフトビールに負けない風味、コク、キレがあるナ。
飲み終わると、ズンっとテキーラの香りが残る。一杯のめば、一発で体のエンジンがかかり、全開になる。
シクラメン
- テキーラ:30ml
- ホワイトキュラソー:10ml
- オレンジジュース:10ml
- レモンジュース:10ml
- グレナデンシロップ:適量
『シクラメン』は見た目が、オシャレ&オシャンティー、シャレオツ。オレンジ色から紅赤色にかわる見た目は、闇夜に咲くシクラメンの花のようだ。
柑橘類の圧力がすごい、三本の矢ならぬ、三種類の柑橘類。柑橘類の圧力のまえには、シルバーテキーラの香りも身をひそめ、ひっそりと隠し味になるしかない。
飲みすすめていくと、紅赤色の液体のやさしい甘味にホッと一息つく。
ストローハット
- テキーラ:40ml
- レモンジュース:10ml
- トマトジュース:適量
混ぜたあとの写真を撮りわすれた『ストローハット』赤と無色のテキーラの対比が素敵。混ぜると赤一色になる。
あっさりしたトマトジュース。テキーラの酸味とレモンの酸味で飲みやすい。
ウォッカで作るよりは、コクがない。あまりテキーラで作らなくてもいいかな。
ソルティブル
- テキーラ:45ml
- グレープフルーツジュース:適量
- 塩:適量
グラスの縁に、塩化粧をほどこす。グラスにシルバーテキーラをいれ、氷をゴロゴロいれ、グレープフルーツを注ぐ。シンプルなレシピの『ソルティブル』
口と歯にジャリっとした感触、口の中からツバがあふれる。そこへ、グレープフルーツとシルバーテキーラの爽やかな香りがするカクテルを流しいれる。
塩を感じたあと、まずは爽やかな甘さ感じ、その後グレープフルーツのほろ苦さを楽しめる。
シルバーテキーラは塩と柑橘類と相性がよいようだ。
チャロネロ
- テキーラ:40m
- レモンジュース:5ml
- コカコーラ:適量
ラムコークより『チャロネロ』のほうが、私は好きだ。気にいった。
テキーラをコーラーにいれると、切れ味するどいキリっとした飲み口になる。シュワシュワしたコーラーの炭酸に、酸味をプラスすることで刺激的になり、テキーラのアルコールのコクを喉であじわえる。
暑い日には、ビールよりさきにチャロネロを一杯やりたいナ。体重が気になるなら、ダイエットコーラーにかえようか。
テキーラサンライズ
- テキーラ:40ml
- オレンジジュース:80ml
- グレナデンシロップ:適量
- チェリー:1個
太陽がまさにライジングするような『テキーラサンライズ』
テキーラとオレンジの組み合わせは鉄板。ご飯とお漬物ぐらい鉄板。お好みで酸味や甘味をたせば、あなた好みのカクテルを作れるでしょう。
オレンジの甘い香りと風味に、テキーラが鮮烈な酸味と味の深みをあたえている。みつ豆の缶詰にはいってそうな赤いチェリーをかじると、さらにオレンジの風味をくっきりと感じることができる。
テキーラマンハッタン
- テキーラ:40ml
- スイートベルモット:10ml
- アンゴスチュラビターズ:1~2滴
- チェリー:1個
マンハッタンの街に、太陽が沈むイメージを沸かせてくれる『テキーラマンハッタン』
薄茶色の液体からは、あまいワインと果物の香りがし、ツンとした香りはテキーラ、苦味ばしった香りはアンゴスチュラビターズだろう。
しっとりとした材料を厳選して作った、上質なチョコレートを食べているような錯覚を覚えた。べっとりと甘くはなく、しかし高級な甘さ控えめのお菓子を食べたような満足感はたしかにある。
シルバーテキーラとアンゴスチュラビターズの酸味と苦味が、スイートベルモットの甘味を引き立てている。
テキーラモヒート
ライムとミントとグチュグチュと潰す。
潰す作業、気持ちいいんだよね。やっちゃダメなことをやっているような背徳感。
氷とテキーラ、炭酸水をいれ出来上がり。
シュワシュワとした飲み口。テキーラのツンとした酸味、ライムの苦味ばしった酸味。そこにミントの清涼感。ラムで作るより、さっぱりして甘くない。
ラムのちょっと甘い香りや風味が苦手な人は、テキーラでモヒートを作るとよき。
ブルーマルガリータ
- テキーラ:40ml
- ブルーキュラソー:20ml
- レモンジュース:10ml
- 塩:適量
メキシコの『カンクン』の海と青空を思い浮かべさせるような青い『ブルーマルガリータ』グラスの縁の塩は、砂浜を表してるようだ。
ホワイトキュラソーのかわりにブルーキュラソーで作る。これゾ、カクテルといった色。飲んでみると、つるんとした涼し気な液体、あっさりさっぱりしている。灼熱のビーチ。ビーチパラソルの影の下で、ブルーマルガリータを寝ころびながら飲みたい。
ブロードウェイサースト
- テキーラ:30ml
- オレンジジュース:15ml
- レモンジュース:10ml
- シュガーシロップ:お好みで1~2滴
ハッと目が覚めるような鮮烈な黄色をした『ブロードウェイサースト』
テキーラの酸味がかった香り、レモンのすっぱい香り、ほんのりオレンジの控えめな香りがしている。
飲んでみると、テキーラにレモンの酸味、オレンジの甘味が追加されたカクテルだ。
テキーラのカクテルのなかでは、あまり個性がなく、ふつう。とくに書くこともないッス。
マタドール
- テキーラー:40ml
- パイナップルジュース:30ml
- ライム:1/2個
すべての材料をシェイクし、ロックアイスをいれたグラスに注ぐ。作るのが非常にめんどくさい『マタドール』
闘牛士の名前を冠したカクテル。
パイナップルの熟れに熟れまくった甘さを、ライムの苦い酸味が甘味をキリっとひきしめ、トロピカルな香りが、グラスのうえにふわふわと揮発している。テキーラーのすっぱさはなくなり、甘い香辛料のような味になり、カクテルに甘味の奥行を与えている。
パイナップルに果物を目いっぱい詰めた、フルーツバスケットのようなカクテルだ。作るのがめんどくさくなければ、毎日でも飲みたい。
でかい氷の作り方はコチラ
マルガリータ
- テキーラ:25ml
- ホワイトキュラソー:10ml
- レモンジュース:10ml
- 塩:適量
テキーラで作るカクテルの中では、一番有名であろう『マルガリータ』
甘い柑橘類の香りがぷわぁんと匂い、ツンとしたテキーラーの匂いがポチョンと香り、マルガリータの香りに奥行をあたえている。
ザラガリッとした塩。甘さ控えめなオレンジジャムのような甘さと酸味。そこへ、テキラーの酸味がくわわると、まるで1年ほど醸造されたような深い味になる。
テキーラの香りは控えめになり、甘みと酸味のバランスがよくとれている。
メキシカン
- テキーラ:40ml
- パイナップルジュース:20ml
- グレナデンシロップ:1~2滴
薄桃色のお菓子のような色をしている『メキシカン』
メキシコ感はあまりないな。
パイナップルの南国風味のほとばしる甘い香り。それにパイナップルのほのかな酸味とテキーラのすっぱい香りがしている。テキーラのすっぱい匂いは、パイナップルの香りにおされている。
パイナップルを、一口噛んだときに溢れだすような甘さと酸味が口にひろがる。テキーラーの香りがパイナップルの甘さをピリっとひきしめ、どしんとしたコクを与えている。飲んだあとに、パイナップルとグレナデンシロップの甘い香りの余韻が楽しい。
パイナップルの甘酸っぱい味が好きな人に、飲みやすくオススメできる。
モッキンバード
- テキーラ:40ml
- グリーンミントリキュール:20ml
- ライム:1/2個
鮮やかな緑色なカクテルになるはずの『モッキンバード』
作ってみると、緑茶にしか見えない。
すっきりした香りがしており、一口モッキンバードを飲んでみると、フラミンゴのように一本足でスッとたっているような、すっきりした味がする。
スッとするハッカの爽快感、ライムの苦味、テキーラの香辛料の香り。スッキリした味を楽しめる。
オススメしたいカクテルだけど、グリーンミントリキュールの使い道があまりないのでオススメしにくい。
【カークランド】シルバーテキーラ 1750ml を飲んだ感想【まとめ】
テキーラのカクテルを数おおく試し、ストレートでも飲みましたが、まだコレだけ残っています。大容量なのでテキーラを存分に楽しめました。
シルバーテキーラはストレートやロックで飲むには、クセが強かったです。しかし、ライムやレモン、塩、砂糖と一緒にストレートで飲んだときの爽快感は最高でした。
シルバーテキーラをカクテルにするときは、柑橘類(オレンジ、レモン、ライム)や、パイナップルで割るとおいしいカクテルができるでしょう。
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