この記事は、食べる海鮮麻辣醤(マーラージャン)を食べた感想を書いている記事です。

ベビーホタテがはいっている麻辣醤です。
ベビーホタテを噛んだ印象は、牛肉の柔らかいすじ肉をかじったかなと勘違いするほどに充実した味わいです。
ホタテの旨味が、まさに口のなかで帆をたてます。
白ご飯と麺にのっけた瞬間に、ご馳走ができます。それほどに豊かな味わいをふくんだ調味料です。
調味料と海鮮食品を混ぜあわせたような、とろりとした口あたり。いろいろな食材にのっけても、たれないくいです。
お菓子など、よっぽどとっぴな食材でないかぎり、あわせやすい味わいの食べる海鮮麻辣醤(マーラージャン)。
食べる海鮮麻辣醤(マーラージャン)の価格は、420gで2000円以下です。ちょっとお高いと思われたことでしょう。

けれども、一般的に売られている調味料の瓶との大きさをくらべると、LサイズとSサイズほどの違いがあります。
あとひとつ気をつけることがあります。賞味期間があまり長くない商品です。2週間ほどしかありません。
旨みどっぷり、辛みしっかり、容量はたっぷり。容量がおおくてうれしいです。けれども、調味料としては賞味期間が短い、それだけは覚えておいてください。

食べる海鮮麻辣醤(マーラージャン)実食レビュー

カプサイシンが軽やかに舞っている、そのような刺激的な香りはしません。
タマネギの水分を飛ばしに飛ばしたところに、ニンニンとオニオンをいれ、さらに五香紛をふりかけたような香りが漂っています。
五香紛というのは、いろいろな香辛料をさまざまな配合でまぜあわせたスパイスです。カレー粉のクミンなどをぬき、そこにスターアニス(八角)をくわえた香りのスパイスです。
ちょいと瀟洒な中華料理屋さんから漂うあの香り、その正体が五香紛。
それと豆板醤や甜麵醬など、さまざまなねっとりとした調味料。そして、豆を発酵させた調味料もくわえられています。発酵して黒くなったトウチをつかった調味料です。
その香りが、つよめです。納豆とはちがい、甘納豆のようにほんのりと甘い。けれども、漢方薬の店にはいったときのような薬効成分をふくんだぬっとりとした香りでクセはあります。
その香りは食べるとあまり気になりません。
食べる海鮮麻辣醤(マーラージャン)を食べると、はじめのうちは甘いと感じます。ソースや調味料をかさねあわせた豊かで広大、やさしく湿潤に飛んだ甘さです。
その甘さが、じわじわと辛みに変化します。ペペロンチーノにいれるために切ったような唐辛子の辛味が、じゅんじゅんと肌に浸透していきます。
突きささる辛さではなく、液体をこぼしたときのように、じわじわと浸透するタイプの辛さです。
頭のてっぺんに汗をかき、のどちんこがヒリヒリ振動するほどの辛さです。
麻辣醬は、花椒をいれることもあります。けれども、あまり酸味をふくんだシビれるような辛さはありません。
唐辛子の辛みがメインです。
辛みのつぎは、食べる海鮮麻辣醤です。歯で噛んでみましょう。
柔らかいソースの部分は噛むまでもなく消えます。そのソースが消えたのち浮かびあがるのは、旨味の宝庫である帆立。
いちど蒸したか、茹でた帆立は、しっとりとしながら、しっかりとした食感をのこしています。
帆立の繊維がひとつひとつほぐれ食感は、まるで圧力鍋よく煮た牛すじのようです。
帆立を噛むと、淡泊な旨みがほとばしります。実感できる潤沢な旨みが、しみじみとわきだします。
帆立の貝柱もいれられており、まるで牛のモツのように、いつまでも噛んでいたい魔力をもちます。
また小エビを乾燥させたような芳しい香りも感じました。
さらに、大きめのニンニクを薄くきり、ゆっくり炒め香りをひきだしたものもはいっています。
フレッシュなニンニクのおかげで、風味が豊かになり、ニンニク好きが、にっこりと微笑む味わいになっています。
海鮮好きからニンニク好き、辛い調味料が好きなひと、さまざまな人に対応している万能感のつよい調味料です。
食べる海鮮麻辣醤(マーラージャン)をお皿に盛りつけるだけで、一品になります。
ご飯を食べらえる、お酒をのめる総菜になるんです。冷蔵庫にいれておけば、ちょいと品数が少ないと感じられたときに大活躍します。
しかし、賞味期限は2週間ほどしかない、それは覚えておいてください。

ゆたかな味わいの食べる海鮮麻辣醤(マーラージャン)をいれると、それだけで味がしっかりとキマります。
ニンニクとネギ、豆腐、そして食べる海鮮麻辣醤(マーラージャン)があれば、麻婆豆腐の素を買う必要がなくなります。
食べる海鮮麻辣醤(マーラージャン)は、それだけでも十二分においしい。そして調味料としても十二分に活躍します。
けれども、ご飯や麺にのっける、かけた瞬間、炭水化物や野菜、食材の味わいがうっとりとするほどに豊かなものになります。
つづいて、食べる海鮮麻辣醤(マーラージャン)を使ったアレンジレシピをご紹介させてもらいます。
アレンジといっても、肩ひじのはったものではありません。のせる、かける、混ぜあわせるだけです。
それだけで、いつもの料理の味わいに、ホタテの食感、辛み、さまざまな調味料の旨みをくわえることができます。
食べる海鮮麻辣醤(マーラージャン)アレンジレシピ
米

ご飯。
白米もいいですが、私のおすすめはお粥。
食べる海鮮麻辣醤(マーラージャン)をいれるだけで、淡泊でありながら、バラエティーな味わいに飛んだ中華がゆになります。
ちょいと香りのよいゴマ油をたらしこむとさらに中華感があがります。

いつものように焼きめしをつくり、食べる海鮮麻辣醤をくわえました。
それだけで、ぴりッとした辛みが風味を爽やかにし、ホタテや醬がどっしりとした旨みを演出してくれます。
麺

いつもの焼きそばに、食べる海鮮麻辣醤をくわえます。
四川料理のように辛く、広東料理のように海の風味のある焼きそばを作れます。
おうちで本格的な焼きそばを作れました。

食べる海鮮麻辣醤は、幅広の麺から、細い麺、さまざな麺にしっかりとからみつきます。
ねっとりとしすぎているので、すこし麺に水分をふくますといい塩梅にのびます。
食べる海鮮麻辣醤をのっけるだけで、中華料理で提供されるような具材に見える写真を撮れました。麺の味わいはシンプル、けれども調味料の味わいはディープ。

いつもの袋ラーメンがご馳走になります、食べる海鮮麻辣醤があれば。
そなえつけのスープをつかう必要がないほどに、味わいが充実します。

ラーメンにいれた野菜炒めは、そのまま食べても十二分においしいです。

メンマと食べる海鮮麻辣醤を混ぜあわせるだけで、中華風のお惣菜になります。

パスタ。
食べる海鮮麻辣醤は、魚介類の缶詰との相性がよいです。
食べる海鮮麻辣醤と缶詰だけで、パスタソースを作れます。
ただし、パスタというよりも、中華料理っぽくはなります。

サバ缶に食べる海鮮麻辣醤をくわえ、あつあつに茹でたうどんをいれます。
そして、サバと醬をからめたうどんをかっくらうように食べてください。
サバ缶だけで食べてもかまいません。

また、そこに納豆をくわえると、東北地方で食べられる、ひっぱりうどん中華風になります。
サバと納豆、体によすぎる食品をおいしく食べられます。
野菜

なすびを炒め、食べる海鮮麻辣醤をくわえ水分を飛ばすように炒めます。
それだけで、麻婆茄子をつくれます。調味料など用意する必要はありません。
茄子の高貴なおしるの透明感。赤い調味料のこってり感の対比がおもしろい一品です。

ゆでたもやしとあえました。
それだけで、十二分においしい一品になります。
もやしの淡と食べる海鮮麻辣醤の濃の対比。しゃきッと爽快な食感、ホースをしぼったように勢いよく飛びでるもやしの淡麗な水分。そして、ゆったりとしたあまからさ。

これまた茹でたニラとあえました。
焼き肉屋さんで、提供される一品よりも、ちょいと味わいが豊かなニラになります。
ニラの滋味にあふれかえっている香りが、精悍になっているように感じます。

ゴマ油でいためたゴボウに食べる海鮮麻辣醤を混ぜあわせました。
そして、白ごまをふりかけました。
土の香りといったごぼうの俳味と、ホタテの味わいは、意外なことによくマッチします。ごぼうの雑味を食べる海鮮麻辣醤の旨味がつつみこみ、重層的な味わいになります。
おいしく食物繊維をたっぷりと食べることができます。

塩をふり水分をだしたきゅうりを、食べる海鮮麻辣醤と混ぜあわせただけのものです。
お好みでゴマ油や煎ったゴマをくわえるとさらに味わいがにぎやかになります。
栄養がないといわれいたきゅうりです。最近ではやせる酵素がみつかったとかなんとか。
おいしい、だけでなく、やせる可能性もあるおつまみです。つけくわえるなら、ものすごく簡単につくれるおつまみです。
さらに、コストコで売られている商品と混ぜあわせるだけで、味わいが進化します。

小魚とナッツの食感は、食べる海鮮麻辣醤になかった跳ねる、飛ぶ、ぽりッとした食感を追加してくれる愉しい食品です。

一口サイズのこんにゃく、田楽に味噌をぬるように、ねっとりと濃く辛くなります。

スープの素を買う必要がなく、食べる海鮮麻辣醤にお湯をそそぎいれるだけで中華風のスープを作れます、それもごっつい味わいのふかいスープを。
タコス

お肉を焼き、水と食べる海鮮麻辣醤をいれ水分を飛ばします。
お肉をつつむ皮やチーズ、野菜などを用意すれば、メキシコから太平洋を横断して中国にたどりついたような味わいのタコスになります。
ざっくりといえば、中華風のタコスです。ちょいと目先と味がかわって新しい味わいの発見できます。

さいごは、麺などをいれて、すっかり綺麗に食べきりました。

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