この生地は、『 檀流クッキング 』で紹介されている筑紫のケイランを作り、食べた感想を書いています。
檀流クッキングでは、白玉粉と片栗粉を水で混ぜ生地をつくる、その生地でアンコをつつみ蒸しあげて作ります。
白玉粉と片栗粉を混ぜあわせた生地は、割れやすいく生地が破けてしまいアンコをまけませんでした。
生地を先に蒸しあげてから、アンコをつつみ作りました。
『 檀流クッキング 』とは、無頼派とよばれた文豪であり料理好きでもあった檀一雄が書きしるした料理エッセイ本です。
男性作家が書いた料理エッセイの金字塔でありパイオニアともいえる一冊。それが『 檀流クッキング 』
おおよその目分量、経験で調理する実践的レシピが網羅されています。
筑紫のケイラン調理風景【 写真あり 】
白玉粉200gと片栗粉100gをボウルにいれます。
水をくわえながら耳たぶほどの硬さになるまで練りあげましょう。
この出来上がった生地は、ひび割れしやすいです。
水をおおめにいれると、次は生地がくっつきやすくなります。
濡れ布巾の上で、ハガキ大ぐらいの大きさに、のばしひろげよう。
引用元:檀流クッキング
くっつきにくいシートを利用したり、それこそ濡れ布巾のうえでのばしたりと色々とためました。
ためした結果、耐熱性のある紙のうえに生地をひろげ、生地を蒸します。
生地の表面が柔らかくなれば紙からはがしやすくなり、さらに生地が破れにくいです。
いい塩梅になった生地にアンコをのせます。
そして、くるりと生地をくるめば筑紫のケイランの出来上がりです。
くっつきやすいから、皿の上に布巾を敷いたり、葉蘭(はらん)の葉を敷いたり、片栗粉をまぶしつけたり、いろいろ工夫したら面白いだろう。
引用元:檀流クッキング
口あたりは、ほぼ雪見だいふくの白いところと同じです。ふわりとし、ちょっぴりビヨーンとのびます。
雪見だいふくも白い粉がかかっています。あの粉のおかげで生地がくっつかないのでしょう。
筑紫のケイランは、冷めてもおいしい、というよりも、冷めたほうがおいしいです。
作るのはメンドウですが、生の和菓子をお家でたのしめます。
『 檀流クッキング 』のレシピはこちらの記事にまとめています。
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