この記事は、保温調理でつくる鶏の薬膳スープのレシピを書いています。
お好みの鶏肉と体によいといわれている食材(ネギやショウガ、ニンニクなどなど)を鍋にいれ保温するだけで作れます。
体の内から元気になる薬膳鍋をつくるのに、長時間コトコトとコンロにかける必要はありません。
保温しておけば、鶏肉はやわらかくなり、鶏の出汁がしみでて、そのたの食材からもさまざまなエキスがしみでた味わい深い薬膳鍋をつくれます。
保温調理はシャトルシェフをつかいました。
鍋を毛布などでくるむと保温調理できます。
鶏肉の薬膳スープの作り方
お好みの鶏肉を用意します。塩をふり、日本酒などをふりかけて下味をつけておきました。
下味はつけなくてもかまいません。
鍋に叩いたニンニクと青いネギ、うすく切ったショウガをいれ、水を2リットルほどいれました。
日本酒も少々くわえると風味がよくなります。紹興酒をくわえると本格中華な味わいに。
水の量をへらすと鶏出汁は厚く濃くなります。逆に水の量をふやすと鶏出汁をたくさんとれますが、味わいは薄くなります。
薬膳料理です。体に良さそうな食材をくわえましょう。お家にあるものでかまいません。
ナツメとトウチ、クコの実、キクラゲをくわえました。いろいろな具材をいれたほうが、味わいは豊かになります。
鶏肉をのぞいた食材と水をいれた鍋を火にかけます。沸騰するまで中火にかけましょう。
灰汁が浮いてきたらすくいます。沸騰したら火をとめます。そして、しずかに鶏肉を鍋にいれてください。
あとは、鍋のフタをしめ、保温するだけです。1時間から2時間ほど保温してください。
鶏肉のもっともぶ厚い部分をきり、なかまでしっかりと火が通っていればできあがりです。
鶏肉の薬膳スープを飲み食べる。
いろいろなエッセンスが溶けだし混ざりあったスープは、豊潤な香りと味わい。
鶏肉の脂はうっすらと浮いています。ベトつかずに、さらさらな口あたり。
ナツメは、穴をあけておくとよいでしょう。プカプカと浮かなくなります。
鶏肉を保温しているだけで、まるで、本格的な薬膳料理のようなスープをつくれました。
食材により健康効果がかわります。あなたの体調がもとめている食材を鍋にくわえ薬膳スープをつくり体の内から元気に。
ゆっくりと火をいれた鶏肉は、旨みが逃げていません。鶏肉のなかに、旨みがとどまり、噛むたびに、さまざまな旨みがしみでてきます。
鶏肉の脂もぷるぷる。コラーゲンたっぷり。
薬膳スープに麺をいれればラーメンになります。薬膳スープですので飲みほしてもらってもかまいません。
いつもの袋麺のスープのかわりに薬膳スープを。
袋麺を食べても健康的ライフ。
薬膳スープで米をたけば、体の芯から温かくなるだけでなく、体も元気になるかもしれないお粥をつくれます。
日本のお粥も好きですが、食欲のあるときは、中華風のお粥のほうが元気になりそうです。
冷ました薬膳スープを白米にかけまわせば、とりめし、もしくは鶏飯(けいはん)になります。
蒸しあつく、へにゃへにゃなときでもサラりと食べられます。
保温調理でつくる薬膳スープ【 まとめ 】
お好みの鶏肉に塩と日本酒をふりかけ、しばらく放置します。
鍋に水と日本酒、さらにニンニクやショウガ、ネギ、お好みの具材をいれ沸騰させます。
沸騰したら火をとめ、鶏肉を鍋にしずめ保温しましょう。
それだけで、さまざまなエッセンスが溶けだした色が濃く、さらに味わいが深いスープを作れます。
さまざまな食材からしみでた栄養にキクッ成分を吸収できます。体の内から元気に。
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