この記事は、保温調理でつくる鶏のカルニタスの作り方・レシピを書いています。
鶏肉と調味料をビニール袋にいれる。そして、お湯につけ保温調理するだけで、本格的なメキシコ料理をつくれます。
豚肉よりもヘルシーです。

ゆっくりと鶏肉に火をいれる保温調理は、しっとりした肉質です。
やすくて、健康的な鶏胸肉をおいしく食べられるレシピでもあります。
もちろん、ほかの鶏の部位でつくってもらってもかまいません。
つかった保温調理具はこちらのものです。
保温調理・鶏カルニタスの作り方

保温調理の鍋のなかにいれられる大きさの鶏肉を用意します。
鶏肉をフォークなどで刺し、ちいさい穴をあけておくと味がしみやすく、火がとおりやすいです。
漬けこむ調味料は、コークとオレンジ、そしてビールです。食べた印象では、ビールはいらないと思いました。
コークとビール、オレンジの割合は、2:2:1です。鶏肉がしっかりと漬かる量を用意してください。

とても、おいしい料理ではあります、カルニタス。問題はのこったこれをどうするかです。

つぎに塩とクミン、オレガノもいれます。塩の量は、鶏肉の重さの1%。
クミンとオレガノは、小さじ1くわえました。お好みで量を調整してください。
クミンとオレガノはいれなくてもかまいませんが、いれないとメキシカンぽくなくなり、中華料理によくにた味わいになります。

ビニール袋に鶏肉と調味料をいれる、そしてできるだけ空気をぬきビニール袋をしばってください。
でかい泡がボコボコとたつ沸騰したお湯に鶏肉と調味料をいれた袋をしずめます。
ふたをしめ保温調理開始です。時が、鶏肉をおいしくしあげてくれます。
3時間保温しました。鶏肉のいちばん厚い部分を切り、なかまでしっかりと火が通っているかを確認してください。
鶏肉が桃色、赤い血がたれてくるようであれば、もういちど保温する、フライパンで焼く、電子レンジで調理し中までしっかりと火をとおしましょう。

鶏肉をこまかく裂けばできあがりです。
鶏肉と調味料をフライパンで煮つめると、保温調理でなく火で煮込んだような味わいにちかづきます。
保温調理・鶏カルニタス実食

クミンの爽やかな香り。ミートソースにはいっているあの奥ゆかしい緑の香り。
コークを焼いたときのかぐわしい香りに、オレンジのチャーミングな風味が混ざったもの。
香りは、にぎやかで華があります。
鶏肉は、ふわりと軽い口あたりなれども、歯で噛むとしっかりとした噛みごたえ。
ばさばさな食感とはちがい、繊維に水分、旨みが注入され、むっちりとした張りがあります。
鶏肉からは、さまざまな旨みがしみでてきます。コークの薬草の香り、オレンジの甘味、鶏肉の潤な脂の風味。
重層的で味わい深い、けれどもクミンのおかげで後味さっぱり。
ただ、やはり食べつづけているとこってり感があります。


炭水化物やトルティーヤとあわせる、サルサソースといっしょに食べるとバランスがよいです。
保温調理で作る鶏カルニタスを作った感想
鶏肉のチャーシューを作る工程とおなじです。
調味料がちがうだけです。コークとオレンジ、クミン、オレガノがあれば本格的なメキシコ料理になります。
保温調理した鶏肉は、しっとりした食感です。パサパサしておらず、活き活きとした口あたり。
メキシコ料理が食べたいとき、なんだかジャンクなものを味わいたいとき、すこし変わったレシピを堪能したいときに活躍するレシピです。
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