天かす・揚げ玉をカンタンに作る方法を書いています。
天かすを作るのに大活躍するのが、マヨネーズを細く出す調理器具。
その調理器具の名称が謎なんですよね。小さい丸い穴が多数あいており、一気にマヨネーズを細くひねりだすことができるヤツです。マヨネーズフレンド、マヨプッシュ、ディスペンサーと名前がわかれています。記事ではマヨネーズフレンドで統一さしてもらいますね。
粉を水で溶かし、マヨネーズフレンドにいれ、油にいれ、揚げるだけで天かすを作れます。
檀流クッキングでは、茶筅をつかって天かすを作っています。茶筅を持っている人は、茶筅で天かす作りに挑戦するのも楽しいかもしれません。
天かすは冷凍保存すれば、一カ月は保存できます。料理に天かすをチョイ足すと、サックサクした食感とコクをプラスでき、とても重宝するんですよね。
白米やうどん、蕎麦、たこ焼き、お好み焼きにと、天かすは大活躍。
カロリー、体重。あぁぁ~~聞こえない、キコえない。
天かす・揚げ玉の材料
- 粉:100g
- 水:適量
粉は薄力粉と中力粉、強力粉があります。強力粉はいくら水で溶いても、マヨネーズフレンドの穴がつまるんです。
薄力粉か中力粉を、選ぶとよいでしょう。
薄力粉はマヨネーズフレンドの穴につまりにくいですが、天かすにしたとき、味のコクがあまりなく、サクサクとした食感も弱いです。
中力粉はマヨネーズフレンドの穴に少々つまりますが、天かすにしたときコクがあり、サクサクした軽い食感を楽しめるでしょう。
天かす・揚げ玉の作り方【写真あり】
中力粉(うどん粉)を用意。写真のうどん粉は、小麦の香りが心地よい、うどんを作ることができます。
中力粉をボウルに101gいれる。まぁ1gぐらいの誤差は平気だ、問題ない。
ボウルに水50gを注ぎいれる、団子状で天かすにはできない。
一気に水100gをボウルにいれる。ドロっとゆるい泥パック状になったが、まだマヨネーズフレンドの穴につまるだろう。
さらに水50gを流しこみ、菜箸で混ぜる。シャバシャバになり、菜箸の先に粉がからみつかない。
粉の重量のほぼ2倍の水と覚えておこう。
マヨネーズフレンドに生地を流しこむ。ボウルに残った粉がもったいないので、水をいれ粉を溶かしマヨネーズフレンドにいれておいた。
天かすを揚げる油はサラダ油やオリーブ油などなど、家にある油を使おう。
1度揚げ物に使った油を、オイルポットにいれておき、天かすを作るときに再利用している。出来上がる天かすは、以前作った揚げた食材の香りがプラスされ、かおりのよい天かすができる。
中華鍋に油をいれる。油の深さは約5cmほど。天かすを揚げだす温度は170度~180度。温度計があると温度がパッと見てわかるのでとても便利。
油の温度が170度~180度になれば、マヨネーズフレンドの透明な部分の中央を押すと、赤い穴からぶちゅ~と生地を油にいれる。油ハネにはご注意を。
じゅ~、パチパチと天かすがハネる。油の温度が160度以下にならないように温度調整をする。
穴につまるようであれば、水を追加し粉を溶く。
天かすが浮いてきたら、天かすを網ですくう。フライパンのフチでしばらく油をきる。
パットにキッチンペーパーを引き、天かすの油をきっておく。
何度か同じ作業を繰り返す。
天かすの保存方法は、キッチンペーパーをいれた密閉容器にいれ冷凍保存しておくと、一カ月ほど天かすをいつでも楽しめる。
そば粉天かす
そば粉でも天かすを作ることはできる。
そば粉を水で溶かし、ボトルにいれ、油で揚げる。調理作業はまったく一緒だ。
出来上がった天かすの色はやや濃くなっている。そばの香りがほのかにしている。
そばにトッピングするには、そば天かすのほうが相性がいいように感じた。
天かす・揚げ玉を使った料理
うどん
たっぷりと天かすマシマシうどんを、楽しむことができます。
パリパリとした食感、油のコク。う~ん、麺つゆいらないんじゃない、と思わず思ってしまう。旨味とコクのある天かすが、いい仕事してますね。
味噌汁
味噌汁に天かす??想像以上においしいんですよ。
天かすをドロッと溶かすと、味噌汁にコクが広がっていくでしょう。
ネギとワカメ、天かす。具は3つ。七味やショウガをふると体がホカホカになりますよ。
納豆
納豆に天かすをチョイ足し。
これがめっぽういける。ネチョっとした食感に、カリっとした食感が楽しく。油分が納豆の匂いを抑えてくれている。
天かす・揚げ玉を作って食べた感想【まとめ】
作った天かすは、サクサクと軽い食感。汁ものにいれても、食感が長時間のこっているんですよ。再利用した油を使っているので、こうばしい香りがしています。
ただ簡単に作れると書きましたが、ふつうに作るよりかは簡単に作れますが、料理に慣れてない人は、天かすを買ったほうが楽なんじゃないだろうか。
1ヶ月に1回作っていますが、時間がない人は、市販の天かすを買い冷凍保存をすることをオススメします。
自分で一度天かすを作ってみて、市販の天かすより、自分が作った天かすがうまいと感じた人は、自作天かす・揚げ玉ライフを思う存分に楽しみましょう。
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