サントリーウォッカ・SUNTORY・VODKAを飲んだ感想を書いています。ややクセがあるお味でした。
低価格なサントリーウォッカは、カクテルに使うにはピッタリ。たっぷり大容量のサントリーウォッカで、おおくのカクテルを作ることができます。
サントリーウォッカは、大容量1800mlで、2,000円ほどでアマゾンで買えました。つぎに安いウォッカはウヰルキンソンが2,300円ほどです。2021年、アマゾンで買うことができる、大容量でお安いウォッカと言えるでしょう。
この記事は、サントリーウォッカをストレートやロック、カクテルにして飲んだ感想を書いています。
サントリーウォッカ・ストレート・ロック・アイスを飲んだ感想
ストレート
水のように透明なサントリーウォッカ。匂いのしないウォッカがおおいなか、サントリーウォッカはすこしザラついたスパイシーな香りを感じる。刺激的な香辛料の香り、または瞬間接着剤のような香りがする。
プルーフ80とは、アルコール度数40度のことのようだ。アルコール度数80度ではないのでご注意を。アルコール度数は平均的である。
無味無臭が特徴のウォカだが、サントリーウォッカはやや香辛料の香りがしており無臭ではない。キリっとした印象ではなく、輪郭がややボケた味になっている。ストレートで飲むには、キレが足りないと感じた。
ロック
でかいゴロンとした氷をグラスにいれ、氷の表面をなでるように、サントリーウォッカを注ぐ。
ストレートで飲んだときに感じた風味は、控えめになっており無臭に近い。
サントリーウォッカを氷で冷やすことで、トロりとしている。飲むと歯と歯茎、口内の上をキンキンと刺激してくれるキレがうまれている。
冷やすことでスパイスの香りも、爽快な香りになっている。サントリーウォッカは、冷やしたほうが絶対うまい。
大きい氷の作り方の記事はコチラ
アイス
サントリーウォッカを小さい器にいれ、冷凍庫に放りこんでおき、キンキンに冷やしておく。
キンキンに冷やされたサントリーウォッカは、冷凍すると、スパイシーな香りになった。
キリッとつるんとした流動体になっており、口のなかを冷却し、爽快感をあたえ、胃のなかに落ちると同時に発熱する。飲み終わった後味は、緑茶か、いやクロモジのような香りになっている。
クロモジがめちゃくちゃ効いてるジンも紹介しているよ。よかったら見ていってネ。
サントリーウォッカで作ったカクテル一覧
- ウォッカマティーニ
- ウォッカ+エナジードリンク
- ウォッカボム
- 神風
- コザック
- コスモポリタン
- ゴッドマザー
- シーブリーズ
- シルバーウィング
- スクリュードライバー
- スレッジハンマー
- ソルティドッグ
- ニコラシカ風
- バラライカ
- ブラッディーメアリー
- ブルーマンデー
- マドラス
- マリリンモンロー
サントリーウォッカで作ったカクテルを飲んだ感想
サントリーウォッカでカクテルを作ると、サントリーウォッカの味や香りはまったく感じることはなくなる。しかし、果物ジュースやカクテルにつかったお酒に深いコクと味に奥行をあたえてくれる。
サントリーウォッカは料理でいうところの、出汁といえるだろう。
サントリーウォッカの土台のうえに色々な味を重ねていくと、自宅でカクテルをお手軽に楽しむことができる。
ウォッカトニック
- ウォッカ:45ml
- トニックウォーター:適量
グラスに氷とウォッカをいれ、トニックウォーターをそそぎ軽くかき混ぜる。
トニックに含まれるキニーネの独特の香りがやや濃く感じるのは、ウォッカの効果だろうか。
ジンで作るよりも、トニックウォーターの香りと風味をくっきりと感じることができる。炭酸のシュワシュワも手伝って、飲みやすい。お好みでライムやレモンをしぼると、もっと飲みやすくなる。
ウォッカマティーニ
- ウォッカ:50ml
- ドライベルモット:5ml
- オリーブ:1個
ベルモットの薬草の香りがグラスの上を漂っている。ジンで作るより、シンプルにベルモットの香りを楽しむことができる。
眼が覚めるような、キリッとすっきりした爽快さ。口のなかで転がし、胃に流し込む。ゆっくりと軒先で干した薬草の香りがひろがって消える。
ウォッカの味や風味はないが、ベルモットの風味と香りを立体的に広がり、浮かび上がってくる。
ウォッカ+エナジードリンク
大きめのグラスにエネジードリンクをそそぎ、ショットグラスにウォッカをそそぐ。
ウォッカをいれたショットグラスを、エネジードリンクをそそいだグラスに、ドボンッと沈める。
シュワシュワとした泡が、ウォッカを撹拌してくれる。ツンと辛くエネジードリンクの味がしまっている。とても辛く濃いエナジードリンクになっている。
かなり酔いやすく、元気がでやすい飲み方だ。
神風
- ウォッカ:40ml
- ホワイトリキュール:15ml
- ライム:1/2個
ライムとコンアントローズの二重奏、柑橘類系のスッキリした香りになっている。
摩周湖のように白いモヤのかかった見た目、そこにドンと直立するロックアイス。
冷やされたお酒は、スッと口にはいってきて、つるつると食道を流れ落ちていく。ライムの緑苦い香りがしたのち、甘いオレンジの香りを楽しめる。使うホワイトリキュールで味はおおきく変わるだろう。
勇ましい名前とはうらはらに、非常に飲みやすいカクテル『神風』
コザック
- ウォッカ:30ml
- ブランデー:20ml
- ライム:1/2個
- シロップ:1~2滴
明るい黄色、すこし濃い色のレモンジュースといった色の『コザック』騎兵隊や踊りで有名なロシア語のカクテル。
ブランデーの何度も濾されたワインの重厚な香りに、ツンと苦み走ったライムの香りがアクセントになっている。
飲んでみるとブランデーのはんなりした甘さと、ウォッカのどっしりしたコクを感じる。飲み終わると、草原を走る風のような爽やかなライムの香りが口を疾走していく。
アルコール度数の高い、お洒落なカクテルに挑戦したい人にオススメしたい。
コスモポリタン
- ウォッカ:40ml
- ホワイトキュラソー:10ml
- クランベリーシロップ:10ml
- ライム:1/2
オレンジ色と赤色のちょうど真ん中の色をしている『コスモポリタン』
クランベリーシロップの野をスキップするような軽快な甘い香り、オレンジの木の下にいるような香り。
クランベリーシロップとホワイトキュラソー、二つの甘さを合わせたコスモポリタン。ベトっと甘いのかというと、サラッと嫌味のない甘く飲みやすい味になっている。ウォッカとライムが甘さを抑え込んでいる。
飲みやすいカクテルになっており、カクテルはじめて挑戦したい人にオススメしたい。
ゴッドマザー
- ウォッカ:45ml
- アマレット:15ml
大きい氷をゴロンといれ、ウォッカとアマレットを注ぎいれステアすると完成する『ゴッドマザー』
無骨なイメージだが、ゴッドマザーと名前は優しい。ウイスキーやブランデーで作るとカクテルの名前がかわるよ。
中華料理の杏仁豆腐の香りがむんむんと匂いたっている。杏仁豆腐のような優しい甘さ。冷やされたお酒はほどよくトロんでいるように感じる。口のなかで転がしていると、杏仁豆腐を食べている気になってくる。
ウォッカの味と風味はまったくしない。ウォッカをいれることによって、アマレットの甘味と風味の輪郭を感じることができる。
シーブリーズ
- ウォッカ:40ml
- グレープフルーツジュース:70ml
- クランベリーシロップ:10ml
夏の化粧水や日焼け止めのような名前の『シーブリーズ』
初夏の日差しのようなほんのりしたクランベリーの甘さ。急にふりだす夕立のような甘さを洗いながすグレープフルーツの酸味。
ウォッカを使ったカクテルの中で、5本の指にはいるおいしさダ。
シルバーウィング
- ウォッカ:45ml
- ホワイトキュラソー:15ml
- ドライベルモット:10ml
薄くかぎりなく透明にちかい白色の『シルバーウィング』銀色の翼にも見えるか。
ベルモットの薬草の香りと、オレンジのほっとする甘い香りがしている。
透明にちかい白色の液体は、冷やされトロンとしている。味もとろけているのかというと、ドライベルモットの薬草の風味がキリッと味をひきしめている。飲み終わると口のなかに、優しい甘味がひろがる。
はじめは清涼、後味はスウィート。
スクリュードライバー
- ウォッカ:50ml
- オレンジジュース:適量
見ためはそのままオレンジジュースな『スクリュードライバー』アルコール度数は高いのに飲みやすく『レディーキラー』などと呼ばれていたりする。
ウォッカをオレンジジュースにいれると、ドッシリと腰の座ったコクになり、オレンジの味がハッキリくっきりと分かる。
大変おいしいアルコール度数の高い、オレンジジュースになっている。
オレンジジュースが甘すぎるように感じるので、あまり好きなカクテルではない。
スレッジハンマー
- ウォッカ:45ml
- ライム:1/2個
- シロップ:1~2滴
ライムの果汁で白濁した透明なウォッカ。シルバーウィングに似ているが『スレッジハンマー』に甘さはなく無骨なカクテルだ。
ライムのツンとした苦味ばしった香りがしている。
冷やされたスレッジハンマーはツルン飲みやすく、ライムの風味が爽快感を与えてくれ飲みやすいカクテルといえる。が、アルコール度数はかなり高いカクテルとなっている。が、飲みすぎてしまうと、カクテルの名前どおり、ハンマーで殴られたときのように頭がクラクラしてくるだろう。
ソルティドッグ
- ウォッカ:50ml
- グレープフルーツジュース:適量
- 塩:適量
飲み口に雪化粧がほどこされ、グレープフルーツジュースの色をしている『ソルティードッグ』
口をつけると、塩のしょっぱさ、次にグレープフルーツの甘さがきたと思ったら、ほどよい酸味がある。スッキリとした味のカクテルで飲みやすい。
夏の熱い日の熱中症対策になりそうだが、ウォッカのアルコール度数を計算にいれとくれよ。
ニコラシカ風
キンキンに冷やしたウォッカをショットグラスにいれ、レモンの輪切りをのせ、砂糖をふっておく。レモンは国産の無農薬をチョイス。
砂糖がおちないように、ちょっとレモンを折り曲げてもち、がぶりっ。すっぱっ、ジャリとした砂糖の甘味がお口の中でグジュグジュしている。
そこへ、一気にショットグラスのウォッカを流しこむ。ウォッカが濁流のごとく、レモンの酸っぱい果実や皮、砂糖の甘味を押しながす。
口に残るのは、清涼感。ただそれだけ。
バラライカ
- ウォッカ:40ml
- ホワイトキュラソー:10ml
- レモンジュース:10ml
大理石の黒い模様をとりはらった色をしている『バラライカ』映画『風立ちぬ』でも使われたロシアの楽器と同じ名前のカクテル。
オレンジの香りにレモンのつんつんした酸っぱい香りが混じっている。
スッと口のなかに染みこむバラライカ。ほのかなオレンジの甘みに梱包されている、猛烈なレモンの酸味。レモンの酸味がやや強い。
レモンの酸味が苦手な人は、レモンジュースの量を減らすとよい。
ブラッディーメアリー
- ウォッカ:45ml
- トマトジュース:適量
『ブラッディーメアリー』の見た目はトマトジュース。香りもトマトジュース。濃厚と書かれているトマトジュース、かなりドロっと濃厚だった。もうちょいサラっとしたトマトジュースで作ったほうが好きだ。
ウォッカのアルコールのコクがあり、すこしだけトマトジュースをサッパリさせているが、やはり濃かったのでレモンをいれ、少しサッパリさせる。タバスコや黒胡椒をいれてもよい。
ブラッディーメアリーは、二日酔に効くと噂だが、真相は謎。
ブルーマンデー
- ウォッカ:40ml
- ホワイトキュラソー:10ml
- ブルーキュラソー:5ml
南国の島、白い砂浜、その向こうにひろがる海のような透明な青い色をしている『ブルーマンデー』
日本人も外国人も月曜日はブルーになるみたい。ブルーな気持ちをぶっ飛ばすために作られた、バカンスを連想させる青色のカクテル。
味は、ほどホワイトキュラソー。
マドラス
- ウォッカ:40ml
- オレンジジュース:20ml
- クランベリーシロップ:10ml
オレンジとクランベリーシロップがまざり、スイカの果肉のような色になっている『マドラス』
初夏の高原の風をおもわせるような、す~っとしたサッパリした清涼な香り。
クランベリーシロップをいれることで、ベチャとした甘さではなく、スキップしそうな軽やかな甘さになっている。オレンジジュースだけで作る『スクリュードライバー』と比べると、爽快感、味の優雅さ、飲みやすさはマドラスに軍配があがる。
マリリンモンロー
- ウォッカ:40ml
- カンパリ:15ml
- スイートベルモット:10ml
濃くも薄くもなく、しっとり柔らかい赤。見ているとスッとグラスにひきこまれそうになる。
ベルモットの陽光をたっぷり浴びたであろう薬草の匂いがしている。カクテルの名前のモデル『マリリンモンロー』のように豊満な香りになっている。
トロンたぷんとした赤色を口にふくむと、口のなかには甘味、酸味、苦味、薬味、さまざまな味が吹き荒れる。こいつは甘いカクテルじゃないゾ。
薬草をつかったイェーガーや養命酒のような味になっている。
複雑怪奇な味となっている、モデルになった女優の死因の謎のようだ。
サントリーウォッカを飲んだ感想【まとめ】
サントリーウォッカはストレートで飲むには、ややクセがありいまいちですが、冷やして飲むとキリッと味がひきしまり、おいしく飲めました。
サントリーウォッカは大容量で安いので、ご自宅でカクテルにするのに適しているウォッカです。
カクテルにすると味に深みと、奥行きをサントリーウォッカは与えてくれます。
自宅バーを愉しめるでしょう。
サントリージンの記事もあるよ。
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