フードドライヤーでつくる干し大根 一年中、気温や湿度に左右されることなく干し大根をつくれる 干した大根からはいいベジタブルな出汁をとれる 干し大根使用レシピあり

料理

この記事は、フードドライヤーでつくる干し大根のレシピを書いています。

一年中、気温や湿度に左右されることなく干し大根を作れるのです。

干した大根を水につけておくだけで味わい深いベジタブルな精進出汁を抽出できます。

いつもの料理の味を濃く厚くしてくれる、干し大根から抽出された黄金の出汁。

干し大根をつかったレシピも紹介しています。

記事でつかったフードドライヤーの詳細は別記事に書いています。

フードドライヤーをつかった干し大根の作り方

大根をフードドライヤーにいれられる大きさに切ります。

フードドライヤーに大根を並べましょう。

そして、スイッチを押すだけです。

お好みの硬さになるまで乾燥させましょう。

雨や雪、風、害獣に邪魔されることなくお家のなかで干し大根を作れます。

しっかりと水分をぬけば、ぬくほど長期間保存できます。

たくさんの大根をもらったときは、フードドライヤーで干してやれば大根をダメにすることがありません。

干し大根をつかったレシピ

りんぷう炊き

干し大根でとった出汁でタケノコを煮てつくる精進料理です。

タケノコをお好みの大きさに切り、干し大根汁で煮ます。タケノコに竹串が抵抗なく突きさせる硬さになるまで煮ましょう。

味付けは白味噌に田舎味噌。田舎味噌がなければ信州味噌でもよいと思います。

味噌を溶きいれさらに30分ほど煮こんでください。

タケノコの内から新鮮な光をはっするような気品あるお味になります。

タケノコの苦味やえぐ味は、大根の風味と混ぜり溶けあい消え去るのです。

清らかで楚々とし、淡い味わい洗練された滋味。

干し大根とタケノコがあればつくれる典雅な一品。

タケノコだけでなく、もちろん大根も食べられます。

りんぷう炊きのアイディアは『 おせん 』から拝借しました。

そこそこぜいたく煮

たくあんを水につけ塩をぬき煮た料理をぜいたく煮といいます。

干した大根でつくった煮ものをそこそこぜいたく煮と命名しました。

干した大根を水につける、醤油とみりん、日本酒をいれ、お好みでジャコと唐辛子をいれコトコトと煮ればできあがりです。

干し旨みをたくわえた大根は、ジャコの旨みに負けない味わいがあります。大根だけでなく魚介類をくわえることで、味わいがふくよかなものなります。

ぜいたく、とまではいえませんが、そこそこぜいたくな気分を味わえる一品です。

たくあんとちがい塩をぬく必要がないのもうれしいです。

干し大根のおかか和え

干し大根を水につけ柔らかくしたのち、たっぷりのおかかと混ぜあわせます。

そして、お好みで唐辛子をくわえます。

コトコトと水分がなくなるまで弱火で煮てください。

水分がなくなってきたら、醤油と日本酒を鍋肌にかけまわし香りをつけます。

たくあんにおかかをまぶしたような煮ものができます。

ご飯にもお酒にもぴったりの煮ものです。

干し大根の炒め物

干し大根を水につけます。硬い食感がお好みのかたは、少量の水に漬けてください。

水につけた干し大根をゴマ油をしいたフライパンで炒めます。醤油と日本酒、みりんをちょっぴり鍋肌にまわしいれます。

水分を飛ばしたのちに、一味とゴマをふりかければできあがり。

和風でありながら中華のようにも感じられる炒め物です。

ラーメンやチャーハンとの相性もよきです。ポリッとした食感は、メンマのようにも感じられます。

そして、香りたかいゴマ油と日本人の郷愁を刺激するしなびた香りは絶妙にミートしています。

干し大根をつかったレシピ【 別記事 】

たくあん

干した大根をぬかなどに漬けこみ、真っ当なたくあんにしあげた記事。

いぶりがっこ

燻製液をつかった簡易いぶりがっこの作り方。

香りと食感は、いぶりがっこにかぎりなく近いです。

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