フードドライヤーで梅干しを干した様子を書いている記事です。
フードドライヤーと天日干し、どちらの干し方も試しました。梅干しの出来上がりの比較も書いています。
フードドライヤーで梅干しを干すと、ぽってりと柔らかい肉質の梅干しを作ることができました。
フードドライヤーで梅干しを干せば、雨にふられダメになる心配もなくなります。
梅干しを干すのに使ったフードドライヤーはこちら。フードドライヤーの使い方、性能を詳しく書いた記事です。
フードドライヤーで梅干しを干した様子【 写真あり 】
生の青梅を塩漬けにし、1ヶ月ほど漬け込みました。赤シソはくわえていません。
梅酢から梅干しを引きあげます。梅干しを干す場所になるコンテナを用意します。
梅干しをコンテナにのせるまえに、ウォッカや焼酎をボトルにいれ、コンテナにふきかけ消毒しました。焼酎は独特の香りがつきますが、ウオッカはクセがありません。またウオッカは、アルコール度数が高いので消毒効果が高いです。
梅干しをフードドライヤーのなかにいれ、35度~40度で梅干しを干します。
干し時間は1日のうち8時から18時。フードドライヤーで梅干しを干しました。日光にあてた梅干しと比較するために、干す時間をおなじにしました。
梅干しの干した様子を比べる必要がなければ、フードドライヤーは24時間干すことができます。一日中フードドライヤーを稼働させれば1日~2日で梅干しを干し終わるでしょう。
干し終わり1日目の様子。左がフードドライヤー、右が天日干しです。
色が天日干しのほうが濃いですね。触ってみると、天日干しのほうが皮が硬いような気がします。
2日目、3日目も同じ条件で梅干しを干しました。
三日間干し終わった梅干し。右が天日、左がフードドライヤーです。
見た目が全然ちがいますね。天日干しは水分がぬけ、皮がカチカチに硬くなっています。色も赤色が鮮やかです。
フードドライヤーで干した梅干しは、赤ちゃんのほっぺのように柔らかく、触るとぷにぷにです。
天日干しの梅干しを食べます。
カチッとした皮の食感、梅干しを噛みちぎるように皮を食べると、しおSIO塩。うすく伸ばされた梅干しの果肉の食感が残っていました。梅干しの果肉は種にみっちりと密着していますが、果肉の種ばなれはよかったです。
フードドライヤーで干した梅干しも食べます。
柔らかく、フワっとした皮。同じ塩分で漬けたのですが、天日干しに比べると塩分をあまり感じません。梅そのものの、ふわっとした甘さがあります。
皮と種のまわりには、梅ジャムのような果肉が残っていました。
どちらのほうが好きかと言われると、天日干しのほうが好きです。しっかりと硬い梅干しってなかなか売ってないんですよね。
ただときたま、無性に柔らかいポッテリした梅干しを食べたくなるときもあるので、甲乙つけがたし、デス。
フードドライヤーで干した梅干しを天日にあてると、めっちゃ塩をふきます。真っ白けになりました。
天気が崩れそうなときは、フードドライヤーで乾燥し、仕上げに天日で干すと、3日間ほど天日に干した梅干しの食感にちかいものができます。
フードドライヤーで梅干しを干した感想【 まとめ 】
フードドライヤーで梅干しを干すと、ぽってりと柔らかく梅干しになりました。塩分をあまり感じない梅ジャムのような果肉です。
フードドライヤーを24時間稼働させると、おそらく2~3日で梅干しを干し終わります。
室内で干すので雨の心配もありません。気象が荒れやすい昨今、雨の心配をしなくてよいのは嬉しいものです。
天気が崩れそうな日はフードドライヤー、天気が崩れない日は天日干し、と使いわけようと思います。
フードドライヤーを使えば雨の心配がなく、やわらかい食感の梅干しを作れました。
紀州梅干しの老舗 中田食品
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