この記事は、コープヌードルの基本の3種類しょうゆとカレー、シーフードを食べた感想を書いています。
コープヌードルとカップヌードルの比較もしました。
コープヌードルのカップヌードルのちがいは4つ。
- コープヌードルのほうが安い
- コープヌードルはカロリーがひくい(カップヌードルよりもすこし量がすくない)
- コープヌードルの具はちいさい(例外もある)
- コープヌードルの麺はやわらかい
基本の3種類以外のコープヌードルを食べた感想を書いています。
コープヌードルは、生協の商品です。生協に加入さえすれば、お家まで運んできてくれます。
しょうゆ
コープヌードルの赤色のほうが濃いですね。深紅といった色です。横にならべると、二卵性双生児ほどよく似ていますね。赤色だけでなく、黄色というか黄土色も再現。
カップヌードルはシンプルな見ため、コープヌードルはすこし情報多め。
そして、食べくらべて思ったのですが、カップヌードルはしょうゆとは公言していないなと。
謎肉とエビ、卵、ネギ、ニンジンなどなど。トッピングもよく似た、というよりも、似すぎるぐらい似ているトッピング。
カップヌードルの具材。カップヌードルの麺は、コープヌードルに比べると下のほうに沈みこんでいるように見えます。
カップヌードルはエビの大きさが均一。エビの大きさと赤さは、ここまでちがうようです。食べていると気づきませんが、並べるとエビのちがいがよくわかりますね。
謎肉はおなじほどの大きさ。卵にかんしてはコープヌードルのほうが大きいように見えます。
お湯をそそぎいれました。コープヌードルは麺がブワッと浮いたように見えます。カップヌードルの麺はお湯をいれても沈んだままです。
3分後です。カップヌードルは、カップ一面に具材が咲き乱れております。それにくらべるとコープヌードルは寂しく感じられますね。
コープヌードルの麺です。カップヌードルにくらべると、ハリとコシが弱く柔らかいイメージです。すこしボヤケタ印象をうけました。
スープなのですが、しょうゆと鶏ダシをかけあわせたカップラーメンのあのスープの味と風味です。すこしだけ味が薄いように感じられました。
コープヌードルの汁を飲む、カップヌードルの汁を飲むことを3回ほどくり返した結果、カップヌードルのお汁は、どことなく風味が厚く濃いように感じられました。コープヌードルのほうがさらりとした印象です。
エビのプリッと感は見ためどおりです。謎肉と卵は、カップヌードルと遜色ありません。噛むとすこし塩辛さがある謎肉。ほわりと溶ける卵の甘味です。
麺とスープ、エビにやや違和感があるものの、カップヌードルとのちがいは微差だと思います。
こちらは、ご存知カップヌードル。
お湯の目安量は、ちょっとだけ違うんじゃよ。
コープヌードルは大きな字でアレルギー物質を書いています。
7gほどコープヌードルはすくなく、40kcalほど低いです。ただ、たんぱく質はカップヌードルがおおいですね。
カレー
カレーは、見ためからしてハッキリとちがいがありますね。
なんとなくですが、カップヌードルのほうが、いまにも踊りだしそうな明るい黄色。コープヌードルは洋風のようなイメージの濃い茶色。
謎肉とジャガイモ、ニンジン、粉末状になったカレー。まさに、カップヌードルとおなじ具材。
コープヌードルのジャガイモのおおきさは、カップヌードルのジャガイモの1/4ほどですね。
謎肉とニンジンはおなじです。ジャガイモが好きな人はコープヌードル、ジャガイモが好きな人はカップヌードルとすみ分けられます。
コープヌードルは浮きあがり、カレーの粉末が溶けていませんね。これはあとで混ぜるのがメンドクサイです。カップヌードルはしっかりとカレーの粉末と麺が沈んでいます、暗いカレーの底に。
混ぜかたに悪意はないはず、悪意はないとおもいたいのだが、コープヌードルのうえに具材がみえません。コープヌードルの粉末状のカレーも混ぜてやれば溶けました。
カレーとカレーの食べ比べ、風味のちがいはわかりません。目のまえに二つのカレーを並べるとドッチがドッチの香りなのかわからなくなりました。
飲んでみた印象としては、コープヌードルのお汁はピリリッとした清潔な辛味があるように思います。
そして、コープヌードルの麺はたよりないというか、ボッソリしている印象をうけました。カレーの香りに負けている印象です。
5gのちがいしかありませんが、おどろくべきはカロリーの差。
いや、カップヌードルのカロリーそんなに高いの、この記事を書いていて、そのことが一番ビックリしましたよ。
シーフード
蒼海色のコープヌードル。群青色のカップヌードル。好みの問題になるが、カップヌードルのほうがシブイと思いました。
中心が見える輪切りとそぎ切りしたようなタコの具。それと卵と緑色の野菜。しゃっきりとした食感の野菜ですが、正体はわかりません。キャベツのような食感に感じられますが。
カップヌードルのシーフードにはカニカマがはいっていますね。そうそう、カニカマがはいっていたのを思いだしました。
コープヌードルにもはいっていました。わかりますでしょうか。いちばん上の白いカニの細胞のヒトカケのような存在のやつがカニカマです。
カニカマというよりも、カニカマデスカ、と尋ねたくなるおおきさです。
タコにかんしては、コープヌードルのほうがでかい、はじめてコープヌードルの具材がおおきかった、歴史的快挙かもしれません。
カップヌードルはお湯をいれても浮かんできません。コープヌードルはお湯をいれるとフワッと浮き上がるように見えました。
タコの赤色はあれども、やはりカニカマの赤色が白いスープに映えますね。コープヌードルのカニカマは白いスープのなかで溺れています。
塩味のスープに野菜の甘味、魚介の貝系の旨味を感じられるあっさりとしたスープは、まさにカップヌードルのシーフードのお汁の味と香り。
あっさりとしたシーフードのお汁で麺を食べると、コープヌードルの麺の弱さをあまり感じませんね。あっさりとしたお汁とコープヌードルの麺はミートしています。
しゃっきりとした食感の野菜の音が心地よく。おおきめのタコのグニッとした噛みごたえやよし、ブ厚さは負けるが、なかなか噛みごたえあります。シーフードのお汁とタコの旨味が染みでてきました。
シーフードが、もっともカップヌードルのシーフードに肉薄しているように感じられました。
その味の差、香りの差は、タコのトッピングの厚さほどしかないでしょう。
しかし、カニカマにかんしては、天と地、月とスッポン。カップヌードルのシーフードを見ていなければ、カニカマの存在に気づきませんでしたよ。
たんぱく質のgが一緒ですね。コープヌードルのシーフードのほうがカロリーは低いです。
カロリーが低いとお嘆きのみなさまに、最高にご機嫌でハッピーなシーフードの食べ方をご紹介します。
カロリーが低ければ、カロリーを足せばいいじゃない。
マヨネーズをびゅるりとしぼりいれます。
こってりとした卵と油の旨味がひろがります。それだけでなく、マヨネーズの酸味も感じられるのです。
こってりとしながらも、酸味のおかげであっさりと食べられます。
みそ
トウモロコシよりもちいさい謎肉。キャベツ。
パサパサとした乾燥した印象のパウダー。ここから味噌になるのか不安はありました。
しっかりと味噌になりました。濃い味噌ではなく、信州味噌に野菜スープをたしたような味噌スープです。
あまり特徴といった特徴のない無難な味噌コープヌードル。
ちょっと細く感じられる麺。お味噌とあわせると、麺の細さがさらに強調されるように思いました。
味噌スープは濃い味噌スープではありません。信州味噌を野菜スープで溶いたようなノビノビとした甘めの風味をしっかりと感じられます。
味噌にコーンは、マストだなと思いました。いっそのこと謎肉をとっぱらってトウモロコシを増量するのもあり。シャキシャキとしたキャベツの食感もよき。みそには欠点という欠点はありません。それでいてコレといった特徴もない無難オブ無難なみそコープヌードルです。
白ごま担々麵
謎肉と青ネギ、白ごまが確認できます。
白ごま担々麵は、価格のわりによくできたカップラーメンだといった印象です。
白ごまペーストのスープは、白ごまの甘さをいかしつつ、豆乳か牛乳をいれたような優しい風味です。
舌を疲れさせるペチャッとした甘さではなく、じんわりと舌と胃に染みいる甘さ。ちょっと甘さに慣れた瞬間、ホアジャオをおもいおこさせるピリリとした辛味と苦味が舌をホワジャァと刺激してくれます。その刺激が、甘さをリセットし、食欲を蘇らせてくれます。
白ごまの香りと風味を利用した人を疲れさせない甘いスープ、そして、チクリと人を刺激する辛味。お値段以上によくできていると思いました。
酸辣湯サンラータン
酸辣湯サンラータンという料理を聞いたことのないかたも多いのではないでしょうか。
かんたんに言うのであれば、サンラータンは酸っぱさと辛さがあるスープです。
このコープヌードルもスッパサと辛さがあるヌードルです。
そして、コープヌードルの細い麺が、この酸っぱく辛いスープに精妙にミートしています。
キクラゲと卵、ネギが見えますね。
ツーンとした酸っぱさが鼻を刺激します。酸っぱさだけではなく、どこか豚のような旨味のうえに酸っぱさをのせた風味です。
そして、ジワジワと辛さがやってくる。舌の皮1枚ほど辛くなる辛さです。辛党にはたよりない辛さです。酸辣湯サンラータンの辛さは、酸っぱさをひきたてるための隠し味的な辛さに感じられました。
旨みはあるものの、やはり酸っぱさのソエモノです。スープはさっぱりとしており、こりっとしたキクラゲの食感もここちよく、爽快なスープです。
そして、酸っぱく爽快な麺に、細い麺とのバランスがよく、絶妙なハーモニーを奏でてくれます。酸と辛、爽を味わえるコープヌードル酸辣湯サンラータン。
トマト&チーズ味
トマト&チーズ味。トマトとチーズのイラストがひょっこりと描かれているパッケージ。
CO-OP麺は、サステナブル商品がおおいです。サステナブル商品とは材料から廃棄まで環境に配慮している商品だそうです。お安くてなおかつ環境に配慮しているCO-OP、さすが。
ペリッとめくりました。最初の印象は、すっぱい。お酢ほどではありませんが、ツンとした酸っぱいトマトの香りがしています。ここまで酸っぱい香りのトマトはお目にかかれない、それぐらい酸っぱい香りです。
ころりとジャガイモのように見える白い物体。お湯をいれると消えるんです。おそらくこの白い物体がチーズだと思われます。スープにトロみをつけず、スープに溶けこむような香りのチーズです。
お湯をいれました。すこし赤茶色のスープ。そして白い物体の形はまだ見えています。3分待ちましょう。
3分後。白い物体が溶けているのが分かるでしょうか。麺と混ぜると魔術のように跡かたもなく消えます。ペロッとうすい卵と謎肉がメインの具です。
余談になりますが、トマトをフライパンで焼き、卵と焼きあげるとおいしい中華料理になります。かんたんにできるわりに酸味と卵の風味がよい料理です。チーズがはいっていない、このカップ麺のようにトマトの酸味とグルコサミンの旨味があり料理になります。
お湯をいれても酸っぱい香りは健在。酸っぱさの奥に、チーズを焦がした力強い風味も感じられます。
麺はすこし細いように感じました。この細さやが、酸っぱい風味と、グルコサミンとチーズの力強い風味のあいだユラユラとつるつるとすすれます。
さっぱりとした香りで食べやすく、そして、グッとくる手ごたえのある風味のあるカップ麺です。
ここに、存在感のある卵があれば、画龍点睛の最後の眼になると思いました。出来はよいです、ただ、あと一歩、あと一歩、卵の風味と甘味があれば。
コープヌードルを食べた感想【 まとめ 】
コープヌードルは、世界一有名なカップヌードルのよく似ています、二卵性双生児のようにそっくりです。
すこしちいさめの具材ですが、ほぼおなじ具材がトッピングされています。スープの味もこれまたそっくりです。
麺はすこしボヤッとした印象です。なめらかさとコシが弱いように思いました。
コープヌードルの特徴は、やはりお値段がやすく、そしてカロリーがカップヌードルより低いことでしょう。
お値段の安いカップラーメンを食べたいというのであれば、十二分にの選択肢のひとつとなりうる満足感です。
コープヌードルは生協のオリジナル商品。登録すればお家まで配達してくれます。買い物に行くテマがなくなります。
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