この記事は、サントリーのビアボールを飲んだ感想を書いています。
ビールの原液のような商品です。氷と炭酸水でわって飲みます。アルコール度数を自由に調整できます。
発想はおもしろいのですが、ビール的な風味はうすく感じられました。発売された当時のアルコールフリーやプリン体カットのような風味です。また、氷をいれて冷やしています。すぐに飲まないと水っぽくなります。
自由な飲み方として、カクテルにビアボールを使うのがGOODです。ビールで作るカクテルの代用としては、バツグンの働きをしてくれました。
ビアボールの特徴
ビアボールのアルコール度数は、16%。そして、フタをあけてしまうと飲みきらないといけないスタイルです。フタをふたたび瓶にできません(おやじギャグではありませんよ)
そこで、フタをふたたびできるオマケ商品がセットで売られています。なんどかビアボールを飲む人は、フタをふたたびできるオマケ商品つきのセットを買いましょう。
グラスもついてくるお得なビアボールセットを買いました。8杯分できますが、ビールと比べるとウスク感じられます。濃く飲むためにはビアボールをたくさんいれる必要があります。濃いめに作ると、350mlビールでいうと、4缶ぐらいでしょうか。
ビアボールの作り方も書かれています。瓶だけだと絵が描かれていません。
オマケのグラスをつかいさっそくビアボールを味わってみましょう。
ビアボールを飲んだ感想
おすすめ
グラスに氷をいれ、おすすめラインまでビアボールを注ぎます。
くっきりと境目がみえますね。バースプーンなどでゆっくりと炭酸がぬけないように混ぜてあげてください。
シュワッとこまかい泡がたつんです、うっすらと1mmほどの。炭酸水の泡とはちがった、唇にくっつくビールの泡のようなものが発生しました。
ほんのりと、麦やホップの軽い香り。冷やされた液体を流しこむ、すこしだけ麦茶のような風味があるような、あっさりとした水のような、氷で冷やされているので余計に水っぽく感じられるのか、うまみと風味に乏しいように感じました。
こいめ
つぎは、こいめでビアボールを味わってみましょう。
ビアボールをそそぐときに、なるべく氷にあてないように注ぐと、ビアボールがグラスの下に沈みやすく、混ぜる必要がないほど、ビアボールと炭酸水がしっかりと混ざりあいます。濃いめに作ると泡のたちもいいですね。
あ、ビールを飲んでいると、納得できる風味と香りがあります。スーパードライやバドワイザーのように、さっぱりとしており、水のうえに麦汁をのせたような風味です。
クラフトビールやラガーのように濃い風味のビールを飲んでいる人には、おすすめできません。スーパードライやバドワイザーのようにサッパリとしたビールが好きな人にはおすすめです。
またビールを冷やし忘れていたとしても、さいあく冷凍庫に氷さえあれば冷えたビールのようなものは飲めます。夏にはビアボールを1本は備えておきたいものです。
ビアボールでカクテルをたのしむ
ビアボールはよくいえば、あっさりとドライ。わるくいえば、風味がないといえます。
風味をおぎなう手段があるのです。そう、ウォッカやジン、ジュースと混ぜればいいのです。
ビアボールはフタのできるビールのようなもの。ビールをつかったカクテルを作るたびにビールの缶をあける必要はありません。
ビアボールをカクテルに使うと、不思議なことにビールのような苦味もチクリと感じられるようになりました。
- カンパリビア
- シャンディーガフ
- ドッグズノーズ
- ビアスプリッツァー
- ビアモーニ
- レッドバード
カンパリビア
イタリアの陽気に赤く、かっきりと薬草と柑橘系の苦味が特徴のカンパリ。ビアボールと炭酸、カンパリをグラスに注いでつくるカンパリビア。
あまりおいしくないビールにカンパリを注ぐだけで、味がビッとしまり苦味ばしるビールになります。ビアボールにカンパリをいれるだけで、グッと味がしまり、ハッとおいしい味になるのです。
シャンディーガフ
炭酸水のかわりに、ジンジャーエールでわるシャンディーガフ。
炭酸水よりも、ジンジャーの辛味があり、ビールの色にちかづき、爽快感もましています。
カッと照りつける熱い太陽の光に負けない、カラッと爽やかな飲み物です。
ドッグズノーズ
ジンをたっぷりとグラスにいれ、冷えた炭酸水とビアボールを注ぎいれます。
キンキンと硬く、ツンツンとアルコールが効いているジンでわると、ジンのジュニパベリーやボタニカルの香りとアルコールのこくのおかげで、ビアボールだけで飲むよりも、香りと風味が奥深いものになります。
アルコール度数は高ければ、高いほど、ビールはおいしくなると思っています。つまり、ジンをいれたビアボールはうまい、です。
ビアスプリッツァー
お店で、このカクテルの名前を流暢に発音できるようになる必要がある『ピアスプリッツァー』
ドイツ語で弾けるという意味です。白ワインとビアボールと炭酸水をわって作るカクテルです。
白ワインのマスカットのような艶やかな風味、そこにチクリと苦味があり、苦味があるからこそ、マスカットの香りはあざやかな円となり舌のうえに現れます。
ビアモーニ
ビアボールと炭酸水、カンパリは紹介しました。そこに、さらにグレープフルーツジュースならぬ、グレープフルーツサワーの素をくわえアルコール度数を高めようという算段です。
グレープフルーツの酸味と甘さが、カンパリの苦さをゆるめつつ、サッパリと飲みやすいビアモーニ。
グレープフルーツとカンパリ、ビアボールのよいところがクッキリと表れているカクテルです。
レッドバード
トマトジュースとウォッカ、ビアボールと炭酸水でつくる『レッドバード』
ウォッカをぬけば『レッドアイ』です。
ぬるりとしたトマトジュースが、炭酸で軽くなります。そして、ウォッカの辛い風味とアルコールの風味が、きゅっとベルトをしめたようにトマトジュースの味をひきしめてくれています。
禁酒時代でもトマトジュースを飲んでるといいはり、アルコールを飲んでいたという歴史を感じつつ、トマトジュースを飲める健康的なカクテル。
レッドアイを飲めば、二日酔がかるくなると言われていますが。
ビアボールを飲んだ感想【 まとめ 】
氷をいれたグラスに炭酸水をいれ、ビアボールを注げばビールっぽい飲み物を作れる商品です。
ビアボールをたっぷりといれないと味わいはシャープというか、薄いビール風味の炭酸水になります。
クラフトビールやラガーが好きな人にはオススメできません。スーパードライやバドワイザー好きにはオススメです。
ビアボールは、フタができるオマケ商品があります。ビールをつかったカクテルを作るためにビール缶をあける必要がなくなります。また、ビアボールはカクテルにつかったほうが苦味を感じられました。
ビアボールをカクテルにつかうのは、とてもたのしいものでした。
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